「レモンは絞るけどみかんは絞ったことありませ~ん」という人、多いでしょ。私、絞っているんです。大量に。ご近所の方から庭になったみかんをたくさんいただいたので、普段は贅沢なしぼりたてのみかんジュースをいただいているというわけ。重宝に使っているのが母から譲り受けたこの戦前の日本製みかん絞り。
器の中央の突起物に、半分に切った柑橘類を当てて絞るという現在のみかん絞り器(レモン絞り器?)に近い形のものは18世紀前期にトルコで使われていたという記録があるらしい。オレンジやグレープフルーツがたくさん取れるアメリカではみかん絞り器は19世紀末までにとてもポピュラーな家庭用品になっていったのでしょう。この写真はアルミ製で1930年代。19世紀には鉄製のものに漆を塗って仕上げたものもあったらしいけど、鉄では重たいしサビてしまうわね。
アメリカのアンティークショップでよく目にしたのがガラス製だ。人によってはジューサーではなくてリーマー(reamer)と言っていた。1930年代の色の付いたガラスーディプレッシングラスーの流行とともにガラス製のみかん絞りが家庭に浸透していったことでしょう。
*"KITCHEN GLASSWARE of the Depression Years"より*
*OMAKE*
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