古道具屋をやっています。当然ながらお店では何百という古い物にかこまれているわけだけど、どれも人様が使ってそして生き延びて来たものたち。ところがこの内藤ルネのニャンコは唯一、私といっしょに年を経て来たもの。なんと50年!!当時、伊勢佐木町の入り口に「いわ乃」という雑貨屋さんがあってそこで買ったのだ。何回も引っ越しをして、その都度大量の物を手放して来たのに、なぜこれはいまだに手元にあるのか。手にとってみるとしみじみと物との出会いの不思議を感じるのです。
欠けてしまっているのに捨てられない。多分この先もキッチンにぶら下げられて、やがて我が家の家宝になっていくのか?(まさか!)
この子はヤマト骨董市で最近手に入れた。
OMAKE