ステイホーム週間

いよいよ今週からゴールデンウィークに突入します。
キラキラと輝く春の光を浴びて日本中が一番活気づく季節となるはずなのに、今年の大型連休は「ステイホームウィーク」にしようと政府もメディアも呼びかけています。
新型コロナウィルスによる感染者は国内で1万4千人に迫り、死者は360人に達してしまいました。
緊急事態宣言発令後の対策も、その効果は薄く、小池東京都知事がこの連休を「家に居よう週間」にしようと呼びかけているのです。





その上、集中外出を抑えるため、高速道路の休日割引も棚上げすると言うのです。
ガソリン価格が値下がりし、遠出を予定していた人を落胆させる施策です。





私達が初めて経験する地球規模の細菌禍、この程度の規制で収束へ向かうとはとても思えません。

感染が止まらない

その後、緊急事態宣言は全都道府県に拡大し、政府は外出自粛と店舗等の営業制限を出しました。
それでも、ウィルスの猛威は収まらず、今日現在の国内感染者は13000人を超え、337人が犠牲となっています。
3月29日にタレントの志村けん氏が亡くなり、日本中が衝撃を受けたばかりなのに、昨日は俳優の岡江久美子さんが亡くなったそうです。



東京都での死者は100人に迫り、もはや銀座も渋谷も新宿も死の街と化しています。
新幹線は無乗客で走ったという前代未聞の話題まで飛び込んできました。





山梨県は、今日現在51人の感染者が確認されています。
院内や医療従事者の感染も多く、医療崩壊の危機が迫っていると新聞は報じています。
4月に新社屋に移転した筆者の職場は一度も使われず、明後日からは交代で自宅待機となり、感染の収まるのを待つばかりです。
カンタービレ練習の再開の目途も立たず、フィットネスも休業、不要不急の外出禁止のため東京の孫に会いにも行けません。

緊急事態宣言

安倍首相は4月7日、新型コロナウィルスの感染拡大に備えて、東京はじめ7都府県に「緊急事態」を宣言しました。
期間は5月6日までとし、急速に拡大する感染の歯止めを目指すとのことです。
山梨県は対象地域に入っていないものの、県内の今後の動きにも大きく影響することは間違いありません。







会見で首相は、人との接触を8割減らせば、2週間後には感染者の増加をピークアウトできると専門家を同席させて力説していましたが、根拠が判りません。
国内の感染者は5千人を超え、114人が亡くなったそうです。
県内でもこの1週間で感染者は16人増え、22人に達しました。





甲府市内の夜は閑散とし、駅前の飲食街の人影はまばらです。