
この会場は2、3階の客席がU字になっていて、今回チケットをとったら、そのUの下手側の端、ステージを見下ろすような席でした。アーティストの顔が見たいわけじゃないので(こらこら)そういう席もたまにはいいかな、と。
ところで、荘村清志というギタリストの名前はご存知でも、ビルバオという地名には”???”な方が多いのでは?と思ったMAY、スペインの地図を貼り付けてみました。スペイン北部、フランスとの国境に近いところにビルバオはあります。”007 WORLD IS NOT ENOUGH”の冒頭シーンにビルバオの銀行が登場して、”なぜにスペイン?それもビルバオ?”と首をかしげた記憶があります。

武満徹:夢の縁(へり)へ
ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲
ファリャ:バレエ「三角帽子」第2組曲
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ラヴェル:ボレロ
お目当てはもちろん”アランフェス”なんですが、ボレロも大好きな曲なので、聴けてラッキー!といったところ。
武満はMAYには前衛といった印象が強くて、難解でしたが、それ以外の曲はとても楽しめました。指揮者のフアンホ・メナは全身を使って指揮をするタイプ。一畳あるかないかの台からはみ出すほど動き回り、ときにはぴょんと飛び上がったりする指揮者って、初めて見たかも。最後のボレロでは譜面台がなかったのにはびっくりでした。

アランフェス聴いてて、泣けてきたよ。またちょっと里心(?)ついちゃった…
ボレロの高揚感、いいなぁ… パーカッションの方、お疲れ様でした、という一曲ですね。
休憩中のアナウンスで、CDやパンフレットを買った方を対象に終演後サイン会があることを知りまして。会場に着いたときにCD売り場で告知を見たので、CD購入者だけが対象だとばかり思っていたんですよね。
パンフレットを買っていたMAY、ロビーに並んで荘村さんにサイン(読めんがな…)していただきました。握手もしてもらっちゃったよ♪ 気さくな感じの方、でした。