NON-FICTION

今年もどうぞよろしくお願いいたします☆
皆様にとってよい年となりますように…

本日の工事

2007-05-31 22:16:48 | 工事報告
先週の土曜の葛城哲哉ライヴの感想をアップしました。
あれも書きたいこれも書きたいっていうネタ(?)はいっぱいあったのに、出来上がったのは、相当へなちょこな代物です。
興味のある方はこちらからどうぞ。

螺鈿の小箱

2007-05-31 20:44:08 | BOOKS
(C)東京創元社
篠田真由美著

表紙の画像からリンクしているページの内容紹介には”ミステリ集成”と書いてあるけれども、MAYにとってこの一冊は”ホラー”だったなぁ…
それも、時代や場所の雰囲気とは別に、ゴシックっていう言葉を思い起こさせる空気が行間から漂ってくるような。

ホラーは、積極的に読む分野ではないですね。
これはお気に入りの作家さんの作品、ということで。
近刊の桜井京介シリーズ、楽しみにしてるよ~♪

陽気な幽霊 伊集院大介の観光案内

2007-05-31 19:11:54 | BOOKS
(C)講談社
栗本薫著

われらが大介さん、今回はクソ暑い祇園祭の京都へお出かけです。
どうやら伊庭くんの”口車”に乗せられて担ぎ出されたもよう(笑)
アトムくんが23歳ですって云ってたんだから大介さんも相当なお歳のはずなんだけれども、こういうところは相変わらずぼや~っとしているみたい。
ま、それもまた彼の魅力なんでしょうが。

さて、サブタイトルに騙されませんように。
大介さんが清水寺だの京都御所だのといった観光名所を案内してくれる一冊、ではありませんから。
京都を舞台としたミステリツアーのゲストが大介さんなんですが、”推理を披露する”というよりは、彼の”探偵哲学を披瀝する”といったエンディングでしたね。

木精占い

2007-05-30 21:45:31 | バトン&質問&自己判断など
木精(もくせい)占いというのを見つけて、やってみました。

スピリチュアルな世界は、あんまり興味、ないんだけどね。

誕生日を入力して、ポチっとな!
SQ Life 木精占い
MAYの守護樹は”神秘の木”モミだそうです。
…あんまり当たってないなぁ。
”甘えと傲慢”という言葉にはアイタタ、でしたが(苦笑)

で、例によって、あの3人組も、ポチっとな!
ウツは”情熱の樹”クルミ("Lucky~天使、都へ行く"で速水さんが握っていたのって胡桃じゃありませんでしたっけ?コインでしたっけ?)
木根さんは”非凡の樹”ハシバミ、哲っちゃんは”野心の樹”トネリコだそうです。
このお三方は、なんとなく当たってる、かな?

ひとめぼれ(笑)

2007-05-30 20:06:49 | 日記・つぶやき
昨日書いた”レオナルド・ダヴィンチ~天才の実像”が開催されている東京国立博物館のサイトを漂っているうちに、ミュージアムショップのページにたどり着きました。
ミュージアムショップ、好きなんですよね♪
そこでMAYの視線が釘付けになったのが、この2点。
  
左が”ハニワマスコット”、右が”はにわぬいぐるみ”です。
マスコットのポーズなんて、ピンクレディの”UFO”(古い?)じゃ~ん!と思ったらめちゃ笑えた。
残念ながら、ぬいぐるみのうち、”踊る人々”と”馬”は品切れだそうですが、こういう脱力系のキャラクタって好きだぁ~っ!
マスコット、買ってしまいそうだ…

さ~て、いつ行こうかな~♪
目的が、”受胎告知”を観るため、から、”ハニワマスコット”を買いに、へと変わってしまったような、そんな気がしてきた(笑)


ポルトガル朝、昼、晩。

2007-05-30 19:32:14 | BOOKS
(C)メディアファクトリー
なかがわみどり ムラマツエリコ著

なかがわみどり&ムラマツエリコ、この二人で"k.m.p"なるユニット。
金もうけプロジェクト、っていうネーミングもさることながら、表紙も飾っているイラストも、脱力系の味わい。
通勤時に読むにはいいかも。
朝の、まだ覚醒しきっていない頭。
夕方の、疲れて綿が詰まったような頭。

この本、実は再読です。
昨日、久しぶりに図書館へ行き、MAYの読みたいと思っている本がことごとく棚になくて(貸し出し中じゃなくて所蔵していないってのがまた腹立たしい!)手ぶらで帰るのもシャクだったので、お気に入りのエリアの紀行文をあさってこれを発見。
彼女たちの紀行文は、ポルトガル編のほか、エジプト編ベトナム編があります。
どれも、”貧乏旅行系”。こういう旅行って、若いうちしかできないよなぁ、と思いながら、楽しく読みました。
で、”紀行文”と書きましたが、このポルトガル編はむしろ”滞在記”に近い。スペインとの国境にほど近い小さな町に十日間”暮らした”二人が見たもの、感じたことがこの中に詰まっています。

MAYはポルトガルには3泊しかしたことがありませんが(それもリスボンにね)そうそう!と頷きながら読んだところも少なくなかったですね。
南ヨーロッパにありながら、ポルトガルの人たちって、地味というかおとなしいというか、そんな印象はありましたね。
テーマがスペインではなくてポルトガルだったので、旅心に火が点くのは免れましたが、こんな風にして旅の記録を残せるのっていいなぁ、と思いつつ読みました。

サイン会はいかが? (成風堂書店事件メモ)

2007-05-29 21:20:25 | BOOKS
(C)東京創元社
大崎梢著

駅ビルに店舗をかまえる書店”成風堂”を舞台としたミステリの第三弾。
これもWEBで購入した本なのですが、中に”成風堂通信”がはさまった状態で手元に届いたのが嬉しかったな。

活字中毒なのと。
かつては本に関わる職場に籍をおいていたことと。
そんなこんなで、本が出てくるミステリ、っていうのはけっこう好き。
ま、ミステリに限ったことでもないけどね。”図書館戦争”のシリーズなんてのも本好きの方にはお勧めしたいところだし☆

書店員の視点から描かれているので、元図書館職員としては”視点の違い”がなかなかに新鮮。
雑誌の付録は、図書館では貸し出しの対象にならないことが多い(別冊付録は別ですけど)ので、女性雑誌に大量についてくる付録に頭を悩まされる、っていうことは少なくともMAYの元職場ではなかったことですし。

”売る”と”貸す”、サーヴィスの違いこそあれ、本が好き!という愛着とか愛情はひしひしと伝わってくる。
だからって、作品の中に”悪人がいない”ってわけではないんだけれどもね。
でも、杏子ちゃんをはじめとした成風堂のスタッフのキャラクタに救われている部分は大きいよね。

書店も図書館も、”好きな本が読めていいわね”なんて誤解を受けがちですが。
めっちゃ”体力勝負”の職場なんだぞ~っ!

そろそろ繁忙期か?☆小ネタでGO!

2007-05-29 20:50:52 | 日記・つぶやき
今朝、出勤してロッカールームで顔を合わせたこまちさんに、
「ウは宇都宮のウ!」
と云われました。
わははは~!
傍目には”なんのこっちゃ!?”でしょうね(爆)
MAYたち、餃子好きだと思われたり?

こんなへなちょこブログ、読んでくださってありがとうございます>こまちさん

☆☆☆   ☆☆☆


仕事帰りに、久しぶりに職場のあるエリアの図書館に寄ってみた。
MAYがかつて籍をおいていた館ではないので知り合いがいるなんて期待はしていなかったけれど、委託化が進んでいるのは寂しいなぁ…
あらかじめサイトで検索してから出かけたんだけれど、MAYの読みたい本ってことごとく所蔵してないんだよね。
貸し出し中、じゃなくて、購入してない。
これって、この館がMAYのセンスと合わないってこと?
だったら”おとりよせ”するまでよっ!
今のフロアへ異動になってから、職場近くの図書館とは疎遠になっていたけれど、また足しげく通うからねっ!
というわけで、WEBでがしがし予約入れましたとさ。

元職員ほどタチの悪い(?)職員はいないよなぁ、わははは~!<こらこら

☆☆☆   ☆☆☆


e-plusからメールが届きました。
”ささやき色のあの日たち”のプレオーダに外れ、涙した皆様に朗報ですっ!
6月3日まで、追加プレオーダを受け付けています。
チケット諦めきれない、そこのあなた!さぁ、ぽちっとな!!

☆☆☆   ☆☆☆


Yahoo!ニュースでこんな記事を発見。
ファーストガンダム世代のMAY、心の中で”おぉっ!”と声を上げました。
でもって、当然、川崎市民ミュージアムの公式サイトにアクセスしたのは云うまでもありません。
”勇者ライディーン”の原画が展示されるのかぁ…
見たいなぁ…
MAYん家からは決して遠くはないだけに、かなり心が動いています。
サイン会への参加申し込みをするほど、ではないんだけどね。
ってか、サインは、もっと好きな方に持っていてほしいな。
上映会も”ヴィナス戦記”以外の3本はリアルタイムで観てるし、いっかぁ、って感じですが。
会期(6月16日(土)~8月19日(日))は頭の隅っこにメモしておこうっと。
夏休みが始まると、混雑するよなぁ… 
来月のウィークデイに行くのがベストかな?

それよか、上野の国立博物館での”レオナルド・ダ・ヴィンチ~天才の実像”、来月の17日で終わっちゃうよ~っ(焦)
これまた平日に朝駆けしないと、”受胎告知”なんて混雑して見られないだろうしなぁ…
いったい、いつお休みをとったらいいんだっ!?

☆☆☆   ☆☆☆


そうかと思えば、こういうニュースにも反応したり。
日本でのライヴのスケジュールは、いつ発表になるのかな~っと♪

☆☆☆   ☆☆☆


仕事はそろそろ繁忙期に突入しようとしていますが、それでも目の前にニンジンが揺れていてほしいな~♪

本日の工事

2007-05-28 21:52:25 | 工事報告
”前夜祭”で観てきた”パイレーツ・オブ・カリビアン ワールズ・エンド”の感想をアップしました。
つい先日公開されたばかりですので、ネタバレになるかと思いますが、興味のある方はこちらからどうぞ。
例によって、ケータイからアクセスしてくださっている方はリンクしませんので、あしからずご了承ください。

土曜日の葛城さんのライヴの感想は、もうしばらくお待ちください。

”ね”はネギのネ!

2007-05-28 20:53:51 | 日記・つぶやき
係の担当業務の関係で、”電話でナンバープレートを確認する”というシーンに頻繁に遭遇します。
数字の前に、ひらがなが一文字、入ってますよね?
間違いを防ぐためにも”あさひのあ、ですね?”といった具合に確かめます。

このアルファベットヴァージョン、旅行関係のお仕事をしてらっしゃる方ならご存知ですよね?
一覧表を見つけたのでリンクしてみます。
旅行代理店に就職した友達がこれを覚えるのに付き合わされたこともあるMAYですが、一緒に覚えたはずのアルファベットのAからZまで、今ではすっかり忘れてしまいました。

で、ひらがなヴァージョンは、こちら
この五十音表も、よくよく見れば”何を基準に選んだのっ!?”ってな気がしなくもないのですが…
”鶴亀のツ”、ですかっ!?
なんて、ね。いや、おめでたくていいんですけども…
お互いに通じるのであれば、”名古屋のな”じゃなくて”浪速のな”であってもいいですし、TPOさえ許すのなら”上野のう”じゃなくて”宇都宮隆のう”であっても全然OKぎゅー!なんですが(そうか?)

今日も電話に出ていた先輩(♂)、独自の五十音表で確認してらっしゃいまして。
それが妙にツボに入ってしまったんですね。
「ネギのネ!」
MAYの頭の中には、片手に長ネギを持った阿部薫氏の姿が浮かんだのは云うまでもありません。
もちろん”ネギがきらいっ♪”と歌ってらっしゃいます。
一日、そんなヴィジョンが脳裏に…

さて、あなたにとって、”ネ”は、どんな”ネ”ですか?

福家警部補の挨拶

2007-05-28 20:06:44 | BOOKS
(C)東京創元社
大倉崇裕著

「刑事コロンボ」シリーズに代表される倒叙ミステリ。
っつーか、昨今の例をあげるなら、”古畑”?
辞書で”倒叙”というコトバをひくと、「現在から過去へ、時間を逆にさかのぼって叙述すること」という意味が載っているのだけれど、ミステリで”倒叙”というと、犯人がどうやって犯罪を遂行したのか、というシーンが描かれたのちに、探偵役がそこに近づいてゆく、という展開をみせるのがそれ。

この一冊に収録されている短編4作における探偵役というのは、タイトルにもなっている福家警部補。
小柄でメガネをかけていて、肩より少し上あたりで髪を切りそろえている女性。
いつも”事件捜査の責任者”には見られなくて、現場に入ろうとすると止められたり、事情聴取をしようとすると”婦警さん”呼ばわりされたり。
”おっちょこちょい”というキャラクタではないのだけれども、いつも警察バッヂを捜している福家警部補。
ファーストネームがどこにも書かれていない、ある意味”謎のキャラクタ”なんですが、もうちょっとルックスに関する描写があってもいいかな、と思ったり。

経営が傾いている図書館の館長。
復顔術の権威。
オーディションの結果に再起を賭ける女優。
乗っ取られかかっている酒蔵の社長。

そんな”犯人”たちとの、警部補の駆け引きは決して”派手”ではないのですが、ひさしぶりにこういうミステリを読んだなぁ、と思いました。
これ、まだ続くんですよね?
楽しみにしています。

あやつられ文楽鑑賞

2007-05-27 20:43:15 | BOOKS
(C)ポプラ社
三浦しをん著

ポプラ社のWEBマガジン”ポプラビーチに連載されたエッセイをまとめた一冊。

MAYが小学生の頃、ポプラ社といえば児童書の出版社だった。
ってか、まだ大人が読む本に手が出せなかった(いくら”おませさん”だったとはいえ、目の前にある面白い本で”いっぱいいっぱい”だったんだな)ものだから、そう思い込んでいただけかもしれない。
ポプラ社といえば、怪盗ルパンシリーズだねっ!
”あれはミステリじゃない!”と云われようと、アルセーヌ・ルパンが好きなのだった。ポプラ社のシリーズを読みふけっていた当時、大人になったら絶対フランスに行くんだっ!って思ってたもん。でもって、ホームズ(じゃなくて、ヘルロック・ショルメス、だったりするんだが)がルパン夫人を誤ってとはいえ撃ったときには、本気で殺意覚えましたもん。
そんなMAYですんで、基本的にMAYの辞書では”ルパン”というと、おじいちゃんの方、ってか、”孫”はそれなりに楽しいけど、でもやっぱり”べつもの”なんだな。

と、ひとしきりポプラ社の思い出(にしちゃ偏ってんな・笑)を語ってしまったけれども。

われらがしをん嬢、文楽にはまってらっしゃるのである。
文楽を観るためだけに関西に行っちゃったりするあたり、まさに”おっかけ”ではないですかっ!
それって、かのバンドと同じレヴェル!?
いやいや、比べちゃいかんでしょう、とは思うものの、相当なはまりっぷり。
そんな彼女が、各地でいろんな作品に触れ、ときに楽屋におじゃまし、関連の落語や歌舞伎まで鑑賞し、という記録を…なんて書いたら堅苦しく感じるかもしれないけれども、当然(?)そんなことはない。

現代っ子(って、死語?)のしをん嬢のことだから、室町時代から江戸時代にかけて書かれた物語は、それこそ”つっこみどころ満載”なんである。
唐突なストーリー展開しかり、登場人物の価値観や行動しかり。
あちこちでしっかりつっこんでくれるのも面白い。
なによりも、ご当人が気楽に文楽を楽しんで見ているのがいい。

伝統芸能というと、とかく、というか、なぜか肩に力が入りがち。
歌舞伎観に行くんだ~なんてことになったら、何着て行ったらいいんだろうっ!?ってすっごくプレッシャになったりしてね。
そういうことも”楽しめる”のであれば、それはそれでいいんだけれども、”お気楽に触れてみる”ってことが大事だよね。

積極的に観るほどではないですが、能とか歌舞伎とか、果ては声明とか。
自分が多少なりともわかる題材ならば、思っているほどにはとっつきにくくはないと思うなぁ。
ちょーっと大人になってからそういう世界に興味を持ったので、もっと中学生とか高校生の時分に古典をまともに勉強しておけばよかった(文系のくせにっ!)と後悔しておりまする(しくしく)

感想にもなっちゃいないな。
文楽、これまたいつか観たいな、とは思っている。
”いつか”なんて云っていないで、興味のある演目が近くで公演されるのであれば時間の許す限り足を運びたいもんだ、と。

その前に、国営放送での劇場中継あたりから始めたらいいのかな?とも思うけれど、エンタテインメントの類は、劇場の空気を味わうのも”楽しみ”の一つだってこと。それくらいはライヴでよーくわかっているんである。DVDはまた”別物”だもん。

あ、そうそう、MAYはテレビでしか観る機会がなかったけれども。
桂枝雀さんの落語は、歯切れがよくってテンポがあって、すごいよ。楽しかったよ。

The D.D. is Here<葛城哲哉ライヴ>☆☆☆☆

2007-05-26 18:00:00 | LIVE(ETC)

行って参りました、葛城哲哉ワンマンライヴ。

ウツファンとしては、”サポートギタリスト”葛城哲哉がデフォルトだったりするんですが、SPIN OFFのステージで”俺のライヴにも来いよな!”と言ってらしたこともあって(実際、チケットとったのはSPIN OFFが始まってから、だ・笑)今回が2度目の葛城哲哉ワンマンライヴへの参戦となりました。

先週の初めあたりには週末の天気予報は雨だったので、葛城さんまで雨男の資質を身につけてしまわれたのか、おいたわしい…(笑)と思ったのですが、その後予報は変わって本日晴天。
おかげさまで身軽に会場へお出かけできました。

感想は近いうちにアップする予定です。
ただし、曲のタイトルはよくわからないペラいことこの上ないオーディエンスですので、そこら辺の期待はなさいませぬように…

あ、今日はカメラが入ってました。
SPIN OFFのドキュメントDVDに(ほんのちょっと)収録されるらしいです。
そんなわけで、”仕込み”もあったりして、楽しい2時間あまりのステージでした♪

へなちょこな感想はこちらから。
例によって、ケータイからアクセスしてくださっている方はリンクしませんので、あしからずご了承ください。

犬は本よりも電信柱が好き

2007-05-25 21:26:40 | BOOKS
(C)本の雑誌社
吉野朔実著

本やタウンで初めて買い物をしてみた。
一昨日オーダーした本、在庫があったので、今日お店に入荷しますというメールが。
なもんで、仕事帰りの足取りも軽く、いそいそと寄り道しましたよ。

本の雑誌社から出ている”吉野朔実劇場”の4冊め。
”お母さんは「赤毛のアン」が大好き””お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き””弟の家には本棚がない”までは、前の職場(図書館です)で読んだんだけど、これはノーチェックでした。異動前に出版されてるのになぁ…

本好き、読書好きには二通りある、と思う。
周囲がどんな本を読んでいようと、どんな本を奨められようと、”わが道を行く”とばかりに、自分の趣味路線に邁進するタイプと。
間口広く、フットワーク軽く、奨められるままにいろんな本を読むタイプ。
多分、後者はよそさまの本棚をのぞくのが好きだったり、書評が気になったりするんだろうね。

なんて分類をしてみたものの。
読書傾向としては前者なんですが、好奇心の点では後者のMAYです。

元”ぶ~け”の読者としては彼女の繊細な画風にも馴染みがあります。
ストーリーは、というと、エキセントリックな部分もあって、ときどきついていけないなぁ、と思うこともありましたが。

本の雑誌に連載された読書エッセイ、になるのかな?
見事にMAYの読書傾向とは別の路線ですね、きっぱり!
ふだん手にとらない本ばかりだけに、それはそれで興味深かったです。
読んでみたい!という本との出会いはなくとも、楽しめた1冊でした。
吉野さんちのコーギー(バッグの中のお財布に入っていたカードまでダメにしてしまったツワモノ・笑)がかわいいっ!