そして、おそらく本当に彼らが伝えたいと思っていること、とMAYが推測すること。
という、実にまわりくどく長いサブタイトルがつくエントリだったりします。
昨日武道館で開催されたイヴェントのレポをアップした。
それだけだったら、ライヴが好きで、書くことが好きであれば、MAY以外にだってできること。
あのイヴェントにおける”事実”を、覚えている限り伝えることは、ある程度できるけれども。
ステージから彼らが伝えようとしている”真実”を、MAYはいったいどれだけ汲み取ることができただろう。そして、伝えることができるんだろう。そんなことをふと考えた。
The VarietyはルーマニアへHIVワクチンを届けるためのチャリティイヴェントにして、HIV啓蒙活動の一環でもある。前者はチケット代とグッズの売り上げでワクチンを購入するのだからオーディエンスの人数と”ほぼイコール”であるはず。後者は、となると、出演者から受け取ったメッセージをさらに伝えてゆくことがオーディエンスの務め、なんだよなぁ、なんて今更当たり前のことを考えて。
世界エイズデーというのはHIVについてそれぞれ考えてみようという趣旨のもとに制定されたもののはず。それにのっとって、普段はあんまり話し合ったり考えたりはしないだろうけど、ほんのちょっとでも目を向けてみる、他人事じゃなく考えて見る、そういうことをしようよ、っていうこと、だよね?たとえば、お友達ののりさんが
ご自身のブログのエントリ(特にここの後半部分ね)で書いてらっしゃるようなことを、ね。うまく云えないけれども。
で、
こんなレポでいいのかな、と疑問に思った。
浮かれてはしゃいであ~楽しかった、このイヴェントは、それだけじゃいけない、よね?
ふだん参戦しているライヴのレポとは、一線を画するべきものなんじゃないか、って。
今日を休暇にしてあったので、朝はワイドショーのチェックができたはずなのに、出遅れた。
というか、普段そういうものを見ないせいで、すっかり失念していた、というのが事実(苦笑)
お友達のアヤコさんの話によると(
LIVE BATONのコメント参照)”伝えたいよきみが好きだよ”を歌っているシーンがオンエアされたとか。
まぁ、あの曲は武道館でのイヴェントのテーマソングなわけだから、それでもまだよしとすべき、なのかな?
そりゃ確かにお気に入りのアーティストが電波に乗れば嬉しいけれど、これに関してはちょっと違うかも。今年のステージで云うなら、岸谷&寺脇コンビと福山雅治がルーマニアレポをしているシーンとか、アグネス・チャンがタイへ行ったときの話をしているシーン(こっちだったら、相槌打ってるウツがフレームに入るよな)とか、映像としての花はないけれども、そういうものを放送してほしかったな。
こういう啓蒙活動は、主催者とそれに賛同して出演するアーティスト、そしてそのアーティストのファンだけでどうにかなる、っていうものじゃないと思う。
そりゃ確かに、云い出しっぺである岸谷&寺脇コンビは頑張っているし、アミューズという事務所のバックアップ体制もしっかりしていると思う。彼らの人徳とかキャラクタのおかげで、毎年さまざまなアーティストが武道館のステージに立ってパフォーマンスを展開してくれるのも素晴らしいこと、だと思うし、それを13回も続けてきた彼らには拍手を惜しまない。
で、それをサポートするのがマスコミなんじゃないのかなぁ、って。
一昨年、哲っちゃんが夫人と(なんて書き方をするあたり、まだ根に持ってるんだな・苦笑)出演したときは、スポーツ紙は”TMN再結成”なんていうわけのわからない見出しで記事を書いてくれた。TMNというユニット名にも、再結成という”状態”にもひっかかりを覚えたけれども、それ以上になんなんだよ一体!?と云いたかったのは、その見出しはイヴェントの趣旨にそぐわないでしょっ!?ってことだった。しょせんはスポーツ紙ってこんなもんなのね、なんて落胆した。
で、今年もあんまり期待しないでWEB上で検索してみた。MAYのスキルでヒットしたのは2件。
あややに8000人総立ち
上記の見出しの記事を
デイリースポーツに発見。
…あの~MAYは座ってましたけど?なんてツッコミもいれたくなるってもんだ(苦笑)
記事のヴォリュームこそかなりあるものの、肝心の内容となるとその5分の1程度だとMAYは読んだ。あややの衣装とか、京本政樹があややと写メを撮ったっていうエピソードはこの際”どうでもいいこと”に限りなく近いと思うもの。
岸谷五朗、エイズ啓発活動にちなんだチャリティーイベント
こういう見出しの記事を
サンスポに発見。記事そのものは短いけれど、こちらの方が趣旨は伝わると思う。
アリーナ席とステージの間に陣取ったカメラマンの動きを2階席から見ていても、活動的だったのは福山雅治が登場したときが一番、その次が松浦亜弥だったんだから、今年も”やっぱりね”になるのかもしれない。
確かに”客を呼べる”アーティストの出演は効果があるかもしれない。けれど、それゆえにマスコミの報道の仕方は変わってくるのも否めない。
毎年、継続してチャリティに参加してくれているアーティストの”思い”は、いったいどうなるのかな、なんて。
そりゃまぁ、新聞だってテレビだって、売れてナンボ、商売だっていうのはわからなくはないけどね。
もうちょっとは真摯な態度を見せてくれてもいいんじゃないのかな?
HIVに対して暢気すぎるんじゃないの?って云われてもしようがないぞ。
なんて、生意気云ってみたりして。
チケットを買った一人のオーディエンスができることは微々たるものかもしれない。
でも、何ができるんだろう、って考えて。
それを行動に移してゆくことで事態は変わると思う。
未来を少しでも明るく変えてゆくことだって、できると思う。
ないアタマ使うと、わけわからん文章になるな(汗)
結局、何が云いたいんだかわからない代物に成り果てた感が(涙)
このエントリに多少手を加えて、AAAレポとは別のページにアップし、レポのページからリンクしようと思っています。
☆付記☆
これを書いていてふっと思ったのは。
今回、出演者の何人もが年齢を意識した発言をしていたんですが。
皆さん素敵な年齢の重ね方をしているので、MAYは個人的には良いなと思うのですけども。
啓蒙活動の主たる対象は、10代から20代なんじゃないかと思います。
この世代を確実武道館へ呼べるような、そんなイヴェントを作ってゆくのが岸谷&寺脇御両人への課題かなぁ、なんてね。
でも、来年も(その先も!)ウツ&木根コンビには出演してほしいですよっ、是非にっ!