2018年 10月
G. L. Pease - Stonehenge Flake その2 となります
前回は このブレンドの 葉組とか 成り立ちなどを軽く説明したものですが
付け加えるならば
その葉組としては Brown Flake U/S
がベースになっているのではないかと思います
それに ペリクが加えられ ココアのトッピングがなされたのちに
スチームによる ホットプレスの熟成がなされたのが この Stonehenge かと思うのですが
それは定かではありません。
同じく Bright CR Flake に使われているバージニアは同じバージニアで これが基本
それに マラウィのバーレィと Dark Malawi leaf を加えたのが Brown Flake U/S
ということになります。
この マラウィのバーレィと Dark Malawi leaf は全体の 16.5% にのぼります。
さらに Louisiana Flake は ペリクとココアが入っているのですが、此方にはバーレィは
入ってはおらず ペリクもおとなしく いたって特徴のないブレンドになっています。
喫ってみた感想では このブレンド
同じく GH のタバコでは 葉組のベースでは Brown Flake U/S が基本かと思ったったのですが、こちらは バーレィというかケンタッキーの部分がもっとストロングで
その味わいは 同じく GH の Dark Flake に近いものを感じます。
このブレンドに入っている インディアンリーフ のような 強い味がするように思えます。
何処にも書いてないですが 案外あるかもしれません・・・。
というか バーレイの比率とか ホットプレスによる影響がどのようなのか?
ということでしょうか。
ただ このタバコ ほぼ無乾燥でOK なのですが 口径の広いパイプで喫った方が
味はマイルドになり ペリクの酸味とバーレィの強さがおさえられ その分
ココアとバージニアの少し酸味のある甘みが起っていいと思いました。

名前の ストーンヘンジ です



真ん中上の葉の部分 白い粉がふいてます 砂糖かな?
さてそんな考察はさておき
しっかり味わってみますね
感想
困ったものです 喫うたびに少しずつ感想が変わって来ます・・・が
まずペリクの清涼感と ともに バージニアのほんのりとした甘味が来ます。
それと同時に あの懐かしい味と香りも来ます
そうです あの GH 特有のケンダル臭 です
この私なんぞは 今ではこのケンダル臭 懐かしさとともに 哀愁すら覚えるほど
好きになってしまいましたが。
ここでも それは健在です やはり GH のタバコということですね
でも さほど強烈ではなく かすかに というところでしょうかね。
この甘みはかろうじてココアの味わいの感じられるほどの かすかなあまみです
それよりも やはり ペリクがここでも目立ちます。
しかし このペリクは このところの GLP ブレンドのペリクよりももっと控えめです
イチジクよりも レイズン 更にその延長のココア という感じです。でも ルイジアナフレイク よりはずっとペリクを感じます。
それと同時に バーレィのがっしりとした やや厚みのあるナッティーなフレーバーが
時折そして段々と頭角をあらわしますね。
中盤に差しかかる頃から ペリクの印象は減退して行き 代わりに バージニアの熟成した
甘みと バーレィの骨太の香ばしさが顕著になります。
この時に 何度も喫っているうちに あることに気がつきます
そのまま普通に喫っていると そのバーレィの存在が他を押さえこみ かなりがっしりとした
香ばしさがあるが ややストロングな タバコっぽさを前面に押し出すのですが
(この辺りで 例のインディアンリーフのような強いたばこ感を感じる訳ですが)
少し弱めに 喫ってやると 逆にバージニアの熟成感のある深い甘味が続いてきます
これは素晴らしい甘味です 美味いですね。
広くちのパイプで喫ってやると甘みが起つのは こういう事かと思います
燃焼の温度で かなり味わいが変わりそうです このタバコ。
そのまま最後まで行くのですが 最後はバーレィの香と バージニアの甘味が
強く立ち上がっての 終煙 となります。
インディアンリーフなど 入っていないと思いますが ややもすると そう思えるほどの
強烈な強さを感じさせるタバコです、でも その甘みは ペリクの相乗効果もあるのでしょうが、実に深みのある甘みです。
ただ 中々吸い方の難しいタバコかとは思います。
GLP と GH が手を組むと こういうタバコになるのも納得です。
スチームによる ホットプレス の効果はこういうことなのかもしれません
GH で ペリク入りは ルイジアナフレイクだけの様ですが?
このタバコは それ以上であり GH のタバコに 本気でペリクを入れると
こんな美味いタバコが出来る という 良い見本であると思います。
GLP の Sixpence はペリク全開のもっとわかりやすいたばこです
GH の Brown Flake U/S も バーレィ風味のもっと甘みのわかりやすいたばこです
しかし このタバコはもっとずっと複雑で 味わいの難しいタバコ、でもその味はもっと深い
ということです。
相当美味いのですが なかなか難しい・・・。
一つ言えるのは 常喫には 難しすぎるかもしれないという事
でも また喫いたくなるタバコと言えるのではないでしょうか。
そんな感想でした
次回は 同じく GLP の VaPerKey の Jack Knife Plug を予定しています
それでは また

パイプランキング
G. L. Pease - Stonehenge Flake その2 となります
前回は このブレンドの 葉組とか 成り立ちなどを軽く説明したものですが
付け加えるならば
その葉組としては Brown Flake U/S
がベースになっているのではないかと思います
それに ペリクが加えられ ココアのトッピングがなされたのちに
スチームによる ホットプレスの熟成がなされたのが この Stonehenge かと思うのですが
それは定かではありません。
同じく Bright CR Flake に使われているバージニアは同じバージニアで これが基本
それに マラウィのバーレィと Dark Malawi leaf を加えたのが Brown Flake U/S
ということになります。
この マラウィのバーレィと Dark Malawi leaf は全体の 16.5% にのぼります。
さらに Louisiana Flake は ペリクとココアが入っているのですが、此方にはバーレィは
入ってはおらず ペリクもおとなしく いたって特徴のないブレンドになっています。
喫ってみた感想では このブレンド
同じく GH のタバコでは 葉組のベースでは Brown Flake U/S が基本かと思ったったのですが、こちらは バーレィというかケンタッキーの部分がもっとストロングで
その味わいは 同じく GH の Dark Flake に近いものを感じます。
このブレンドに入っている インディアンリーフ のような 強い味がするように思えます。
何処にも書いてないですが 案外あるかもしれません・・・。
というか バーレイの比率とか ホットプレスによる影響がどのようなのか?
ということでしょうか。
ただ このタバコ ほぼ無乾燥でOK なのですが 口径の広いパイプで喫った方が
味はマイルドになり ペリクの酸味とバーレィの強さがおさえられ その分
ココアとバージニアの少し酸味のある甘みが起っていいと思いました。

名前の ストーンヘンジ です



真ん中上の葉の部分 白い粉がふいてます 砂糖かな?
さてそんな考察はさておき
しっかり味わってみますね
感想
困ったものです 喫うたびに少しずつ感想が変わって来ます・・・が
まずペリクの清涼感と ともに バージニアのほんのりとした甘味が来ます。
それと同時に あの懐かしい味と香りも来ます
そうです あの GH 特有のケンダル臭 です
この私なんぞは 今ではこのケンダル臭 懐かしさとともに 哀愁すら覚えるほど
好きになってしまいましたが。
ここでも それは健在です やはり GH のタバコということですね
でも さほど強烈ではなく かすかに というところでしょうかね。
この甘みはかろうじてココアの味わいの感じられるほどの かすかなあまみです
それよりも やはり ペリクがここでも目立ちます。
しかし このペリクは このところの GLP ブレンドのペリクよりももっと控えめです
イチジクよりも レイズン 更にその延長のココア という感じです。でも ルイジアナフレイク よりはずっとペリクを感じます。
それと同時に バーレィのがっしりとした やや厚みのあるナッティーなフレーバーが
時折そして段々と頭角をあらわしますね。
中盤に差しかかる頃から ペリクの印象は減退して行き 代わりに バージニアの熟成した
甘みと バーレィの骨太の香ばしさが顕著になります。
この時に 何度も喫っているうちに あることに気がつきます
そのまま普通に喫っていると そのバーレィの存在が他を押さえこみ かなりがっしりとした
香ばしさがあるが ややストロングな タバコっぽさを前面に押し出すのですが
(この辺りで 例のインディアンリーフのような強いたばこ感を感じる訳ですが)
少し弱めに 喫ってやると 逆にバージニアの熟成感のある深い甘味が続いてきます
これは素晴らしい甘味です 美味いですね。
広くちのパイプで喫ってやると甘みが起つのは こういう事かと思います
燃焼の温度で かなり味わいが変わりそうです このタバコ。
そのまま最後まで行くのですが 最後はバーレィの香と バージニアの甘味が
強く立ち上がっての 終煙 となります。
インディアンリーフなど 入っていないと思いますが ややもすると そう思えるほどの
強烈な強さを感じさせるタバコです、でも その甘みは ペリクの相乗効果もあるのでしょうが、実に深みのある甘みです。
ただ 中々吸い方の難しいタバコかとは思います。
GLP と GH が手を組むと こういうタバコになるのも納得です。
スチームによる ホットプレス の効果はこういうことなのかもしれません
GH で ペリク入りは ルイジアナフレイクだけの様ですが?
このタバコは それ以上であり GH のタバコに 本気でペリクを入れると
こんな美味いタバコが出来る という 良い見本であると思います。
GLP の Sixpence はペリク全開のもっとわかりやすいたばこです
GH の Brown Flake U/S も バーレィ風味のもっと甘みのわかりやすいたばこです
しかし このタバコはもっとずっと複雑で 味わいの難しいタバコ、でもその味はもっと深い
ということです。
相当美味いのですが なかなか難しい・・・。
一つ言えるのは 常喫には 難しすぎるかもしれないという事
でも また喫いたくなるタバコと言えるのではないでしょうか。
そんな感想でした
次回は 同じく GLP の VaPerKey の Jack Knife Plug を予定しています
それでは また

パイプランキング
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます