2022年 11月
今回は Cornell & Diehl - Burley Flake #3
C&D のこのバーレィフレイクシリーズは全部で5ブレンドがシリーズ化されておりますが
2009年と2010年に4ブレンドが発売され 2018年に最後の#5が発売されております
OJK やHBS などの陰に隠れて一般的にはあまり認知されていないようですが
実はこのシリーズ C&D の隠れた名品と言えるのではないでしょうか
フレイクにしてあるところがミソで リボンカットやコースカットの物とは味のきめ細かさが違います
燃え過ぎないのもよく バーレィでありながらじつにクリーミィでクールな喫煙が楽しめます
同じバーレィブレンドと言えば マクバレンの HH シリーズが有名ですが
もともとC&D のバーレィは素朴な風味が売りでケーシングもナチュラルですから
あれとは全く方向性が違い この私の好むところとなります
今回まずは 1~3までの3ブレンドを進行中で喫っているのですが
その美味さと質の高さに驚きを隠せません……
いずれもニコチンは強めということになっているのですが
喫っていてそう感じさせない造りになっているようです
ですから どんどん手が伸びる実にうまいブレンドとなっています
前回も書きましたがこのブレンドの一番大きな特徴は
柔らかなフレイクであるということになります
この柔らかなフレイクを 軽く潰しただけのあまり解さない状態で緩~く詰めて喫うのが
このシリーズのポテンシャルを存分に引き出すコツになります
そうしますと OJK やHBS では味わえなかったすこぶる上質の喫煙経験が得られると思いました
このシリーズ あまり詳しいことは書かれていないのですが
使用されているバーレィは ダークとホワイトの2本立てが考えられその他にも種々のバーレィが使用されているのかと思われますが いずれもすこぶる丁寧に作られていると感じます
同様にバージニアに関してもオールドベルトのレッドがメインになるかと思われますが
ブライトも使用されているかもしれません
そしてケンタッキーとペリクが使用されているのですが
ブレンドにより強さはマチマチです
そこら辺の配合でブレンドの味の違いを出しているのですが
ポリシーはすべて同じで
C&D ではお馴染みの気さくなポップで明るいアメリカンというバーレィブレンドの範疇から
もっと洗練された奥行きのある深いバーレィの味わいをバージニア ペリクとともに追求した
もっとも本格的で意欲的なブレンドを目指しているようです
その為のフレイクスタイル ということを感じます
その辺りのことは
Cornell & Diehl - Burley Flake #1
こちらを参照ください
さて今回は#3になるのですが
あまり詳しいことは書かれていませんが
ペリクが当ブレンドに入るようになったのは最初からではなさそうです
ケンタッキーも入っているのですが バーレィには違いを感じます(1と比べて)
蓋を開けると同じような
フレイクが出てきますが こちらの方が少ししっかりとしたフレイクになっております
しかしやはり硬く弾力性があるわけではなく
やはり同じようにすこぶる大雑把にほぐして軽く詰めるのがいいです
こちらの方が色が濃いのですが
前回の#1のほうは
こちらになります
こちらの方が色が明るく見えますが
ケンタッキーが入っているのでそのせいかもしれません
この私 #1と比べて 当ブレンドの方がかなり美味いと思いましたが
その大きな違いは #1がダークバーレィしか使用していないのに対し
当ブレンドにおいては ケンタッキーとダークバーレィ+ホワイトバーレィが使用されているからかと
思いました そのバーレィの味の違いがブレンドの大きな味の違いになっているようです
またペリクにも違いがあって 当ブレンドのペリクはかなり存在感があって
特にイチジクのフルーティな香りを強く感じることになります
OJK 以上の美味さを感じるこのブレンドになりますからとてもお勧めなのですが
ニコチンは強めで常喫には向いてないとあのJimInks さんは書かれております
しかしこの私はそうは思わなく けっして強いブレンドとは思いませんし
よく手が伸びるブレンドでレビューを書く前になくなってしまいましたね…
フレイクのほぐし方と詰め方で印象がかなり変わるブレンドかと思います
感想
このシリーズのフレイクは大雑把にほぐしてゆるく詰めるのが約束事になります
そうしますと雑味のない味の濃い素晴らしい喫煙経験が得られるようです
点火とともに
まずやって来るのはハッとするようなペリクの香りになります
当ブレンドのペリクは#1よりもOJK よりも強く感じられます
単に酸味が強いというのではなく フルーティな香りを伴い
この私は プラムよりもイチジクの香りと甘さを強く感じます
そこが 上記のブレンドとは大きく違うところになります
レッドバージニアの酸味も甘さも感じるのですが
当ブレンドの場合は その甘さの中にモラセスの軽い甘さを感じるようです
一般的にはバーレィにケーシングされたものですが #1には感じなかった甘さになるでしょうか
その事は #1とのバーレィの違いを感じることになるのですが
当ブレンドにおいては ダークバーレィだけではなくキューブカットにされたモラセスでケーシングされたバーレィの存在も感じることになります
前作のバーレィで感じたのはダークバーレィによる
ダークな土を連想させる強い酸味を伴うアーシーさになりますが
当ブレンドにおいてはそういったものはほとんど感じず もっと明るいバーレィの風味になります
ここで登場するのがケンタッキーになりますが さして強いものではありません
しかしやはりバーレィにはないウッディな風味とスモーキーさがありますね
ケンタッキーの酸味もフローラルな香りも軽く感じるのですが
より強く感じるのはナッティな香ばしさになるでしょうか
この香りと明るいバーレィの酸味渋みが合わさったドライな風味がこのブレンドの特徴になります
どちらかと言えば #1に比べてずっと明るくとっつきやすい風味になりますので
#1よりもずっと喫いやすさを感じます
#1に関しては ダークバーレィのアーシーな風味と レッドバージニアのタンジィな酸味と甘さが
より強く感じられそれがまた良かったのですが
当ブレンドでは もっと明るい香ばしさを感じるようです
バージニア自体の甘さはさほどではありませんが
モラセスの甘さがそれを補完する形になり相対的には甘さは強いです
またペリクも強く感じられますので
味にメリハリが効いているのが当ブレンドと言えそうです
ニコチンは強いことになっていますが ケンタッキーは強いものではなく
かすかにペリクがそのニコチンの強さの元になっている感じですが
普通のVaPer と何ら変わりがあるわけではありませんので
普通に喫えるとても喫いやすいブレンドになっています
フレイクという丁寧なつくりになっていますので雑味もなく
ワンランク上のバーレィブレンドとなっています
この私は このブレンドはとても美味いと思います
OJK よりも洗練された美味いブレンドだと思いました
もっと軽いブレンドの方が喫いやすいのかもしれませんが
このブレンドには格別のうまさがあります
煙もクリーミィでフレイクのせいか常にヒンヤリ感を感じますね
さほど甘いわけではなくケーシングもほとんどないですが
素朴で酸味もしっかりあって香ばしく素晴らしいブレンドかと思います
このシリーズではお勧めのブレンドとなります
それでは また
今回は Cornell & Diehl - Burley Flake #3
C&D のこのバーレィフレイクシリーズは全部で5ブレンドがシリーズ化されておりますが
2009年と2010年に4ブレンドが発売され 2018年に最後の#5が発売されております
OJK やHBS などの陰に隠れて一般的にはあまり認知されていないようですが
実はこのシリーズ C&D の隠れた名品と言えるのではないでしょうか
フレイクにしてあるところがミソで リボンカットやコースカットの物とは味のきめ細かさが違います
燃え過ぎないのもよく バーレィでありながらじつにクリーミィでクールな喫煙が楽しめます
同じバーレィブレンドと言えば マクバレンの HH シリーズが有名ですが
もともとC&D のバーレィは素朴な風味が売りでケーシングもナチュラルですから
あれとは全く方向性が違い この私の好むところとなります
今回まずは 1~3までの3ブレンドを進行中で喫っているのですが
その美味さと質の高さに驚きを隠せません……
いずれもニコチンは強めということになっているのですが
喫っていてそう感じさせない造りになっているようです
ですから どんどん手が伸びる実にうまいブレンドとなっています
前回も書きましたがこのブレンドの一番大きな特徴は
柔らかなフレイクであるということになります
この柔らかなフレイクを 軽く潰しただけのあまり解さない状態で緩~く詰めて喫うのが
このシリーズのポテンシャルを存分に引き出すコツになります
そうしますと OJK やHBS では味わえなかったすこぶる上質の喫煙経験が得られると思いました
このシリーズ あまり詳しいことは書かれていないのですが
使用されているバーレィは ダークとホワイトの2本立てが考えられその他にも種々のバーレィが使用されているのかと思われますが いずれもすこぶる丁寧に作られていると感じます
同様にバージニアに関してもオールドベルトのレッドがメインになるかと思われますが
ブライトも使用されているかもしれません
そしてケンタッキーとペリクが使用されているのですが
ブレンドにより強さはマチマチです
そこら辺の配合でブレンドの味の違いを出しているのですが
ポリシーはすべて同じで
C&D ではお馴染みの気さくなポップで明るいアメリカンというバーレィブレンドの範疇から
もっと洗練された奥行きのある深いバーレィの味わいをバージニア ペリクとともに追求した
もっとも本格的で意欲的なブレンドを目指しているようです
その為のフレイクスタイル ということを感じます
その辺りのことは
Cornell & Diehl - Burley Flake #1
こちらを参照ください
さて今回は#3になるのですが
あまり詳しいことは書かれていませんが
ペリクが当ブレンドに入るようになったのは最初からではなさそうです
ケンタッキーも入っているのですが バーレィには違いを感じます(1と比べて)
蓋を開けると同じような
フレイクが出てきますが こちらの方が少ししっかりとしたフレイクになっております
しかしやはり硬く弾力性があるわけではなく
やはり同じようにすこぶる大雑把にほぐして軽く詰めるのがいいです
こちらの方が色が濃いのですが
前回の#1のほうは
こちらになります
こちらの方が色が明るく見えますが
ケンタッキーが入っているのでそのせいかもしれません
この私 #1と比べて 当ブレンドの方がかなり美味いと思いましたが
その大きな違いは #1がダークバーレィしか使用していないのに対し
当ブレンドにおいては ケンタッキーとダークバーレィ+ホワイトバーレィが使用されているからかと
思いました そのバーレィの味の違いがブレンドの大きな味の違いになっているようです
またペリクにも違いがあって 当ブレンドのペリクはかなり存在感があって
特にイチジクのフルーティな香りを強く感じることになります
OJK 以上の美味さを感じるこのブレンドになりますからとてもお勧めなのですが
ニコチンは強めで常喫には向いてないとあのJimInks さんは書かれております
しかしこの私はそうは思わなく けっして強いブレンドとは思いませんし
よく手が伸びるブレンドでレビューを書く前になくなってしまいましたね…
フレイクのほぐし方と詰め方で印象がかなり変わるブレンドかと思います
感想
このシリーズのフレイクは大雑把にほぐしてゆるく詰めるのが約束事になります
そうしますと雑味のない味の濃い素晴らしい喫煙経験が得られるようです
点火とともに
まずやって来るのはハッとするようなペリクの香りになります
当ブレンドのペリクは#1よりもOJK よりも強く感じられます
単に酸味が強いというのではなく フルーティな香りを伴い
この私は プラムよりもイチジクの香りと甘さを強く感じます
そこが 上記のブレンドとは大きく違うところになります
レッドバージニアの酸味も甘さも感じるのですが
当ブレンドの場合は その甘さの中にモラセスの軽い甘さを感じるようです
一般的にはバーレィにケーシングされたものですが #1には感じなかった甘さになるでしょうか
その事は #1とのバーレィの違いを感じることになるのですが
当ブレンドにおいては ダークバーレィだけではなくキューブカットにされたモラセスでケーシングされたバーレィの存在も感じることになります
前作のバーレィで感じたのはダークバーレィによる
ダークな土を連想させる強い酸味を伴うアーシーさになりますが
当ブレンドにおいてはそういったものはほとんど感じず もっと明るいバーレィの風味になります
ここで登場するのがケンタッキーになりますが さして強いものではありません
しかしやはりバーレィにはないウッディな風味とスモーキーさがありますね
ケンタッキーの酸味もフローラルな香りも軽く感じるのですが
より強く感じるのはナッティな香ばしさになるでしょうか
この香りと明るいバーレィの酸味渋みが合わさったドライな風味がこのブレンドの特徴になります
どちらかと言えば #1に比べてずっと明るくとっつきやすい風味になりますので
#1よりもずっと喫いやすさを感じます
#1に関しては ダークバーレィのアーシーな風味と レッドバージニアのタンジィな酸味と甘さが
より強く感じられそれがまた良かったのですが
当ブレンドでは もっと明るい香ばしさを感じるようです
バージニア自体の甘さはさほどではありませんが
モラセスの甘さがそれを補完する形になり相対的には甘さは強いです
またペリクも強く感じられますので
味にメリハリが効いているのが当ブレンドと言えそうです
ニコチンは強いことになっていますが ケンタッキーは強いものではなく
かすかにペリクがそのニコチンの強さの元になっている感じですが
普通のVaPer と何ら変わりがあるわけではありませんので
普通に喫えるとても喫いやすいブレンドになっています
フレイクという丁寧なつくりになっていますので雑味もなく
ワンランク上のバーレィブレンドとなっています
この私は このブレンドはとても美味いと思います
OJK よりも洗練された美味いブレンドだと思いました
もっと軽いブレンドの方が喫いやすいのかもしれませんが
このブレンドには格別のうまさがあります
煙もクリーミィでフレイクのせいか常にヒンヤリ感を感じますね
さほど甘いわけではなくケーシングもほとんどないですが
素朴で酸味もしっかりあって香ばしく素晴らしいブレンドかと思います
このシリーズではお勧めのブレンドとなります
それでは また
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