鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Sutliff Tobacco Company - Crumble Kake Red Virginia 続きです

2019年01月10日 | パイプタバコ
2019年 1月

Sutliff Tobacco Company - Crumble Kake Red Virginia の続きとなります

前回書き忘れたことがあります それは

この写真のように 中身を GLP の空き缶に移しているのですが
これにはわけがあります。
それは このダンヒルタイプの平の丸缶 とか SG などの四角い平缶は 実に気密性が悪い
ということです。 丸いのはまだいいのですが 四角いのは最悪です 1缶喫いきるまでに
乾燥が進んで フレイクなどもパキパキと折れてしまうほどになってしまいます・・・。
すぐに喫いきってしまえばいいのでしょうが そうも行かない時もあります。
そこで かなり気密性の高い タッパー型の缶に移し替える訳です
こうしておけば 一安心 というわけです。

まあ そんなことが少し気になるのですが
さて 問題の味の方ですね


感想


この揉み解した葉っぱを見ていただくとよく分かりますが
ブライトバージニアの影は見えません
よく熟成した レッド オレンジ辺りのバージニアと ストーヴされたバージニアが混じっているように見えます。
ほぐす前は真っ黒く見えるのですが ほぐすとこの様にバージニアの存在がわかります
しかし かなり色が濃いです。
マクレの様な ケチャップのような匂いはしませんが わずかに酸味を含んだ匂いがしますね。

点火すると まず ホロずっぱいような香ばしい少し酸味と苦みをを含んだ
大人の味がするのですが そのあとからたっぷり旨みを含んだ 所謂レッドバージニアの
甘さが押し寄せて来ます。
その甘さがこのタバコの持ち味なのでしょうが、それが素晴らしい!

マクレの 5100 などは トースティな甘さという表現ですが このレッドバージニアは
違う様です。

例えるならば 熟成したフルーツの甘さとでもいうのでしょうか 熟れ熟れのフルーツの
果肉を食べている時のような甘さと その皮の濃い甘さを感じてしまいます。
甘さの質が濃くて深いですね・・・トースティではなく フルーティ な甘さでしょうか。
ストーブドバージニアもその味に関わっているのかもしれません。

シトラスな甘さは感じませんし グラスもヘイも全く感じませんね
純粋にレッドバージニアの甘さを追求するとこんな感じの甘さになると思わせるような
甘みがあります。
少し刺激のある 砂糖のような甘さ 柑橘系の明るい甘さではなく
もっとやさしい 熟成した柔らかな甘みです う~ん いいですねこの甘さは!

ニコチンも強くなく レッドのアーシーさと ストーヴドバージニアの若干のスパイシーさが
ありますが 実に落ち着いた心地よい時間が流れて行きます
ボウルの 3/4 を過ぎた辺りで 味が少しざわつきますが それまでが素晴らしい
まさに This is Red virginia というところでしょうか。

これほどまでの 美味いレッドバージニアは マクレ以外では経験がありません・・・。
FVF はグラスもヘイもあるし 少し違いますね
これ程の 果肉のような甘味を味わえるタバコは 他に知りません
これだけでも 値段にふさわしいタバコであるかと思いました。

似ているタバコでは C&D’s Carolina Red Flake があるようですが
残念ながら もう買えないようです。

マクレのレッドバージニアが好きだった人には 面白いタバコであると思います
値段もいいのですが 喫って損のないタバコだと思います。


Sutliff やるじゃないか! 
そんな声が聞こえて来そうです 次のが楽しみになりました。

それでは また




パイプランキング
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