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将棋名人戦がプレーオフ どうなるのかな・・・

2018年03月14日 | 将棋あれこれ
2018年 3月14日

後で知ったことですが 去年初めてプロ棋士になったばかりの
藤井聡汰四段が 将棋の順位戦C2組で 10戦全勝で 来期はC1組に駆け上がることになりました
簡単に言いますが これは相当大変なことで プロ棋士初年度で ここを突破した棋士はほとんど見たことが
ありません。
来期に期待が高まりますが 最低でも名人挑戦には 4年かかることになります
それは こちらを

で 問題の A級順位戦ですが 今 前代未聞の 6名によるプレーオフの真っ最中
3/12 の対局で トーナメント表最下位の 豊島将之八段が 同3位の 広瀬章人八段に勝ち
3/18 に 羽生善治竜王との対局となります これに勝てば 最終局で 稲葉陽八段との対局となり
勝つと 佐藤天彦名人への挑戦が決まるという事になるのですが・・・

もしそうなれば 実に5人抜きにての 名人挑戦 ということになり 凄いことになるのですが・・・
どうなりますやら。

将棋界の一番長い日 が A級順位戦の最終局の一斉対局となる 3/3日
この順位戦と言うのが 棋士にとっての格付けを決めるところになります
特に A級は 怖ろしいところです 真剣勝負の場ですね・・・
最初5連勝でトップを走っていた豊島八段ですが 最終局を残しまさかの 6勝3敗に・・・
久保利明八段も同じ 6勝3敗 順位が上の久保八段が勝てば久保の挑戦 久保が負け豊島が勝てば
豊島の挑戦となるところでしたが 結果は両者負けて 6勝4敗で 6者が並び
前代未聞の 6人によるトーナメントになりました
でも この順位戦 番付の上位の者が優位で 1位の者は一回勝てば挑戦権を獲得
2位の者は 二回勝たないとダメ そして最下位の者は 5回勝たないと挑戦権をとれない仕組みと
なっています。 それが順位戦なんですね 順位がものをいう仕組みなんですね

ですから 順位が最下位だった豊島八段には とても厳しいトーナメントなんですね
今 3人抜いたから 今度が4人目の羽生さんとの対局になります。


おっさんくらいの年齢の物には やはり まだ 羽生さんに頑張ってもらいたい所ですが
豊島-佐藤 による名人戦も見てみたい所であります

この豊島八段 四段になりたての頃は 羽生さんの後を継ぐもの として期待されたものですが
なかなか 伸びきれず 順位戦もようやく今季 A級に登ったばかりなんですね
この2~3年 特に充実してきて 最近は目覚ましい活躍をしていますが 一皮むけたのでしょうかね
今名人の佐藤天彦さんも そんなところがありますね

何にしても楽しみなところであります。



最近まで知らなかったのですが 森内俊之十八世名人が 去年から事実上の引退ともいえる
順位戦フリークラスに移ったそうです
何のことやと言われそうですが もう名人戦には挑戦しません ということになります。
棋士として順位戦に籍を置かないのは 引退と同じ ということらしいです。
いまは  将棋連盟の理事をしているそうです

森内さんといえば 羽生さんの同期で同い年 小学生のころから切磋琢磨を繰り返し
数々の死闘を羽生さんと繰り返してきた間柄
よきライバルであり 親友でもあったようです。
まだ羽生さんは頑張っているようですが 先に森内さんが・・・ということみたいです
とても淋しい気がします・・・長い事将棋を観戦してきたものとしては・・・

あと 渡辺明さんが 今期のA級で 下位3名になってしまい A級陥落となりました
来期は B級1組 からの再出発となるようです
彼にとってはいい機会として 自分を見つめなおすチャンスであると思ったほうがいいですね
一度はそういう経験をしたほうがよい気がします

藤井聡汰中学生棋士の登場で 今将棋界には 大きなムーブメントが来ているように思えます
ここ何年かの コンピューターとの戦いを経て いま 人間の知的戦いである将棋の本質と
その本来の魅力に 脚光が浴びつつあります。
スポーツと同じ感覚で楽しめばいいんですよ そんな気もします


次回は書きかけのものがあるので その続きを・・・
それでは また
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