2019年 8月
今回は Seattle Pipe Club - Potlatch
今回のこの Joe Lankford さんのブレンドの取り敢えずの最後を飾るのがこのブレンドと
なります。
TobaccoReviews.com の評価は 3.4 と高いのですが 果たして・・・。
ということになります。
何と読むのかよく分からないこのブレンドの名前ですが
ポトラッチ(Potlatch) と読むそうで
北西部太平洋岸に住む部族の間で行われた儀式。成人式、死者の弔い、主導権の継承など一生に一度のような重要な機会に、何年もの準備期間の後数日間かけて行われる祭で、祝宴、踊り、劇、贈答品の分配などが行われる。ほぼ全財産を他人に分け与える習慣があり、その見返りに主催者は社会的地位が確認される。財産に関する概念がヨーロッパ文化とは異なるため、1884年に連邦政府によって禁止されたが、1951年に解禁された。今日では、以前のような財産の分配は伴わないが、重要な伝統行事となっている。
(広瀬孝文)
その様子を描いた絵がありますが
財産を分配して居る様子です
その時には 会場の前に
部族で彫り上げた トーテムポールを立てるそうです。
やはり シアトルのあるワシントン州にちなんだ 先住民族でもある北西部インディアンに
ちなんだ名前がついているのがこのタバコであり
シアトルパイプクラブからの 私たちへの贈り物 ということのようです。
葉組を見ると
Black Cavendish, Burley, Latakia, Oriental/Turkish, Perique, Virginia
なんでも入りのタバコで
ブレンドタイプは Oriental となってますね
しかし 喫ってみた感じでは これは American-English ですね。
リボンカットなのが気に入りませんが・・・
Rainier Levant よりもずっと明るい色で
長めのリボンが バージニアでしょうか・・・?
あまりカッキリとはしていないので ボウルに詰めると 硬く締まりませんね・・・。
そこが気に入らない所になります。
最初 少し乾燥しすぎているように思えたので
何度か喫ったのちに 少し湿気を与えることになりました・・・。
さて肝心の お味の 感想 となります
最初開缶した時に感じたのは少し乾燥気味であるということです
然しそのまま詰めて点火してみました
ペラペラのリボンが入っているので 火付きも燃焼もすこぶる良いです
適度なラタキアと オリエントの清涼感と伴に まず一番に感じたのは
バーレィのドライ感とナッティーな香ばしさと少しの甘さでしょうか
それがいい塩梅にラタキアとオリエントと合わさって 少しポップなアメリカンな
テイストを作って行くのですが その後に続くべき バージニアの甘さが来ません・・・
ブラックキャベンディッシュもペリクも バージニアと同じようにその存在を微かに
感じるだけの喫味となります
どして・・・?
何度か試してみたのですが バーレィだけが幅を利かせる喫い味となります・・・。
もちろんラタキアもオリエントも効いてはいるのですがいたって穏やかで
甘みが乏しい為か ともするとやや辛みを感じる始末・・・
そこで 少し湿気を与えることにしました
味がなじむまで2~3日位かかったでしょうか。
そこからの再度の感想となります
思惑通り 湿気を与えると落ち着きが出たようです
やや出すぎた感のあったバーレィもおとなしくなって
その代わりに バージニアとブラックキャベンディッシュの甘味が出て来ましたね
そうなると ぐっと味が引き締まって 美味しくなりました。
レッドバージニアの甘さとブラックキャベンディッシュのまろやかさに
ペリクのコクのある甘みが合わさり 甘さの幅がぐっと出て来ます
もう少し酸味が欲しいところですが 随分変わるものです・・・。
しかしやはりこのブレンドで一番のメインは バーレィ という気がします
このバーレィは なかなか上質のバーレィで あまり棘がありません
これがバージニアの甘さと合わさり 爽快なハードボイルド感を演出しますね
まさに American-English という感じで 気軽なアメリカン という感じですね
甘さも薄っぺらくはなく いい深みを出していて 部分的に考えると
かなり美味しいのですが ひとつ 満足感が足りない様ですね・・・。
その原因を考えるに
いろんな味が混じり合っていて複雑なのですが
味がフラットだということでしょうか。
中盤あたりから 甘みが少し薄くなり少し退屈になってくるようです
この辺がこのブレンドの課題かと・・・
もっと味にメリハリが欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・。
確かにバーレィは 程よく効いているのですが
甘味という点で あるいは オリエントの特徴という点で・・・
どこか足りない気がするのですね
もう少し核になる味が欲しいところです
なので 正直言って 少し飽きが来るような気がします このブレンドは
その一因として カットのせいもあるのかもしれません・・・
このペラペラのリボンがね・・・。
もしこれが クランブルケーキであったならば
もっと味にメリハリが出ると思うのですが。
気軽に喫えて 上手に喫えば上質の甘さが出て美味しいのですが
どこか特徴にかけるのかな・・・という気がします
お気に入りの方もたくさんおられて申し訳ないのですが
この私には 少し物足りないブレンドかもしれませんね
そんな感想でした
それでは また
今回は Seattle Pipe Club - Potlatch
今回のこの Joe Lankford さんのブレンドの取り敢えずの最後を飾るのがこのブレンドと
なります。
TobaccoReviews.com の評価は 3.4 と高いのですが 果たして・・・。
ということになります。
何と読むのかよく分からないこのブレンドの名前ですが
ポトラッチ(Potlatch) と読むそうで
北西部太平洋岸に住む部族の間で行われた儀式。成人式、死者の弔い、主導権の継承など一生に一度のような重要な機会に、何年もの準備期間の後数日間かけて行われる祭で、祝宴、踊り、劇、贈答品の分配などが行われる。ほぼ全財産を他人に分け与える習慣があり、その見返りに主催者は社会的地位が確認される。財産に関する概念がヨーロッパ文化とは異なるため、1884年に連邦政府によって禁止されたが、1951年に解禁された。今日では、以前のような財産の分配は伴わないが、重要な伝統行事となっている。
(広瀬孝文)
その様子を描いた絵がありますが
財産を分配して居る様子です
その時には 会場の前に
部族で彫り上げた トーテムポールを立てるそうです。
やはり シアトルのあるワシントン州にちなんだ 先住民族でもある北西部インディアンに
ちなんだ名前がついているのがこのタバコであり
シアトルパイプクラブからの 私たちへの贈り物 ということのようです。
葉組を見ると
Black Cavendish, Burley, Latakia, Oriental/Turkish, Perique, Virginia
なんでも入りのタバコで
ブレンドタイプは Oriental となってますね
しかし 喫ってみた感じでは これは American-English ですね。
リボンカットなのが気に入りませんが・・・
Rainier Levant よりもずっと明るい色で
長めのリボンが バージニアでしょうか・・・?
あまりカッキリとはしていないので ボウルに詰めると 硬く締まりませんね・・・。
そこが気に入らない所になります。
最初 少し乾燥しすぎているように思えたので
何度か喫ったのちに 少し湿気を与えることになりました・・・。
さて肝心の お味の 感想 となります
最初開缶した時に感じたのは少し乾燥気味であるということです
然しそのまま詰めて点火してみました
ペラペラのリボンが入っているので 火付きも燃焼もすこぶる良いです
適度なラタキアと オリエントの清涼感と伴に まず一番に感じたのは
バーレィのドライ感とナッティーな香ばしさと少しの甘さでしょうか
それがいい塩梅にラタキアとオリエントと合わさって 少しポップなアメリカンな
テイストを作って行くのですが その後に続くべき バージニアの甘さが来ません・・・
ブラックキャベンディッシュもペリクも バージニアと同じようにその存在を微かに
感じるだけの喫味となります
どして・・・?
何度か試してみたのですが バーレィだけが幅を利かせる喫い味となります・・・。
もちろんラタキアもオリエントも効いてはいるのですがいたって穏やかで
甘みが乏しい為か ともするとやや辛みを感じる始末・・・
そこで 少し湿気を与えることにしました
味がなじむまで2~3日位かかったでしょうか。
そこからの再度の感想となります
思惑通り 湿気を与えると落ち着きが出たようです
やや出すぎた感のあったバーレィもおとなしくなって
その代わりに バージニアとブラックキャベンディッシュの甘味が出て来ましたね
そうなると ぐっと味が引き締まって 美味しくなりました。
レッドバージニアの甘さとブラックキャベンディッシュのまろやかさに
ペリクのコクのある甘みが合わさり 甘さの幅がぐっと出て来ます
もう少し酸味が欲しいところですが 随分変わるものです・・・。
しかしやはりこのブレンドで一番のメインは バーレィ という気がします
このバーレィは なかなか上質のバーレィで あまり棘がありません
これがバージニアの甘さと合わさり 爽快なハードボイルド感を演出しますね
まさに American-English という感じで 気軽なアメリカン という感じですね
甘さも薄っぺらくはなく いい深みを出していて 部分的に考えると
かなり美味しいのですが ひとつ 満足感が足りない様ですね・・・。
その原因を考えるに
いろんな味が混じり合っていて複雑なのですが
味がフラットだということでしょうか。
中盤あたりから 甘みが少し薄くなり少し退屈になってくるようです
この辺がこのブレンドの課題かと・・・
もっと味にメリハリが欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・。
確かにバーレィは 程よく効いているのですが
甘味という点で あるいは オリエントの特徴という点で・・・
どこか足りない気がするのですね
もう少し核になる味が欲しいところです
なので 正直言って 少し飽きが来るような気がします このブレンドは
その一因として カットのせいもあるのかもしれません・・・
このペラペラのリボンがね・・・。
もしこれが クランブルケーキであったならば
もっと味にメリハリが出ると思うのですが。
気軽に喫えて 上手に喫えば上質の甘さが出て美味しいのですが
どこか特徴にかけるのかな・・・という気がします
お気に入りの方もたくさんおられて申し訳ないのですが
この私には 少し物足りないブレンドかもしれませんね
そんな感想でした
それでは また
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