2019年 10月
今回は Seattle Pipe Club - Wild Man
一番新しい Joe Lankford さんのブレンドになりますが
2007年に スモールバッチで発売されて 今回の発売になるそうです。
ブレンドタイプは English ということで
葉組が Latakia, Oriental/Turkish, Virginia
そして何より 私の大好きな クランブルケーキ となっています。
何やら Wild Man の名前の由来が書いてあるようですが
この缶に印刷されている絵を見て連想したのは
ハリーポッターとアズカバンの囚人 の中に出てくる 狼男 ですね。
ファンタジーな世界を思い描きます・・・。
ふたを開けると
この様に 5mm位にカットされた クランブルケーキが 8本位入っていますが
このタイプは Ouellette さんの ベンガルスライス などと同じような形で
そちらよりは幾分柔目ですが シアトルにしては 硬い方かと思います。
これをパキパキとちぎって キューブカットのようにするのですが
さらにこれを 潰してもう少し細かくほぐします
お好みで さらに良くほぐしたりもするのですが
この私の感じでは あまりほぐしすぎないほうが良いと思いました。
このタバコ English タイプに分類されていますが
この私の感想では Balkan と言った方が良いと思います
それほど オリエントが前面に出てくるタバコだと思いました。
また TRGC の評価を見ると まだ新しいので 6人しかレビューがありませんが
評価は極めて低いです (2.5/4)
何が原因かは後ほど述べますが これはかなり不等な評価であると私は考えます
何故評価が低い人がいるのかは だいたい想像がつきますが
詳しい事は後で述べるとして
このブレンドには あの Yenidje が入っているそうです
確かに最初 その様な味わいも感じて 包み込むような甘い香りと バブリーなシュワーっとする軽快な爽やかなものを感じるのですが
どうやらこのブレンドには さらに複数の ターキッシュ・オリエントが入っていると
思われ そちらとの味のバランスが 好みに合わないのだと思うのですね
その辺を含めて考えてみたいと思います。
感想
低い評価とは裏腹に この私はこのブレンド 美味しいと思いました。
しかし冷静に味わってみると 少し気になる部分があります・・・。
点火と同時に Yenidje の 柔らかで包み込むような心地の良い甘味が来ます
はっきりそれと分かる訳ではありませんが やはりあの クサンチ辺りの オリエントを
想像します。
ラタキアも 程よく出過ぎるわけではありません
バージニアは いつもの Lankford さんのブレンドのように グラスも ヘイも
ほとんど感じなく やはりあのダークフルーツを連想させるようなしっとりと深い甘味が
来ます。
コッテリとして 洋菓子のような甘みが強く感じられます
ここまでは 申し分ない味わいなのですが
ここから 別の味わいがやって来ます これが問題となります
この時 クランブルケーキのほぐし方で その味わいが違ってくるようです。
Yenidje とは全く異なるおもむきの ターキッシュ・オリエント がやって来るのですが
少しエキゾチックで 少しスパイシーでフローラル そして少し泥臭いその味わいは
Yenidje が青とするならば 少し黄色い色を連想させます
中盤以降は この香りが強く出てきて 少しホットな味わいを感じます
この辺りの味わいを バランスが悪いと 評価の辛い方々は言うのだと思いますが
確かにすっきりしない 味の分裂したところは少々あるものの
全体としては 味も甘みも濃く ラタキアのバランスも良く オリエントもさほど出過ぎるわけでもなく いいバランスのバルカンかと思うのですね・・・美味いですよこれは・・・
ただ 後から出てくる味わいが無くても良いのかな・・・とは思います。
そこで この 味わいの原因を考えてみました
確証は何もないのですが 気楽に読んでいただきたい・・・。
複数のオリエント として 考えたのは
① Izmir と Katerini が入っているのではないかと思うということ
ギリシャ北部 マケドニアの西の高地で採れる この Katerini はかなり特徴があって
クミンのような すこしカレーのあじがして 少しホットな味わいがあります
エキゾチックで 少しフローラルな このオリエントは C&D の Old Onesシリーズでも
最近はよく使われています。
それよりも控えめな感じなのですが そういった少しホットな味わいを感じます・・・。
ケーキを細かくほぐすと 一層その味わいが起つようです。
② Izmir 辺りとともに スパイシーはハーヴが使われている可能性を感じます
こちらの可能性は 低いと思うのですが・・・
さほど強いわけではありませんが やはりこれもカレーによく使われる
ターメリック(ウコン)が入っているのではないかという仮説です
クミンほどではないですが 似たような味わいで少し泥臭い味わいになります
沢庵漬けにも使われるのが このウコンです。
あくまでこれは 想像と妄想ですが そういった味わいを感じます。
こういった味わいが 不満の原因になるのかと思いました・・・。
Yenidje が入っているのは既定の事実の様ですが
せっかくの Yenidje を こういったスパイシーな オリエントであるとか
ハーヴで ぶち壊さないでくれ といったところでしょうか。
しかし 逆に言えば そういったブレンドであるのだから このタバコのような
少しエキゾチックで 強い甘さのブレンドになった とも言えるのではないのでしょうか。
何度も言いますが このタバコは 美味いです けっしてこのような低い評価のタバコでは
ないと思いますね この私は。
それが証拠に もうほとんど残っていません・・・ついつい喫ってしまいますね。
この私 Katerini に対しては あまり良い印象を持っていませんでした
スパイシーで ホットな感じが 気に入らなかったのですね
なんでこんなものを入れるのかとね・・・。
でもそれが 使用量にもよると思いますが Yenidje などと合わさると 甘味も増幅してなかなかよろしいです
考察は全く的外れかもしれませんが
このブレンドは とても美味いと思います。
そんな 感想でした
それでは また
今回は Seattle Pipe Club - Wild Man
一番新しい Joe Lankford さんのブレンドになりますが
2007年に スモールバッチで発売されて 今回の発売になるそうです。
ブレンドタイプは English ということで
葉組が Latakia, Oriental/Turkish, Virginia
そして何より 私の大好きな クランブルケーキ となっています。
何やら Wild Man の名前の由来が書いてあるようですが
この缶に印刷されている絵を見て連想したのは
ハリーポッターとアズカバンの囚人 の中に出てくる 狼男 ですね。
ファンタジーな世界を思い描きます・・・。
ふたを開けると
この様に 5mm位にカットされた クランブルケーキが 8本位入っていますが
このタイプは Ouellette さんの ベンガルスライス などと同じような形で
そちらよりは幾分柔目ですが シアトルにしては 硬い方かと思います。
これをパキパキとちぎって キューブカットのようにするのですが
さらにこれを 潰してもう少し細かくほぐします
お好みで さらに良くほぐしたりもするのですが
この私の感じでは あまりほぐしすぎないほうが良いと思いました。
このタバコ English タイプに分類されていますが
この私の感想では Balkan と言った方が良いと思います
それほど オリエントが前面に出てくるタバコだと思いました。
また TRGC の評価を見ると まだ新しいので 6人しかレビューがありませんが
評価は極めて低いです (2.5/4)
何が原因かは後ほど述べますが これはかなり不等な評価であると私は考えます
何故評価が低い人がいるのかは だいたい想像がつきますが
詳しい事は後で述べるとして
このブレンドには あの Yenidje が入っているそうです
確かに最初 その様な味わいも感じて 包み込むような甘い香りと バブリーなシュワーっとする軽快な爽やかなものを感じるのですが
どうやらこのブレンドには さらに複数の ターキッシュ・オリエントが入っていると
思われ そちらとの味のバランスが 好みに合わないのだと思うのですね
その辺を含めて考えてみたいと思います。
感想
低い評価とは裏腹に この私はこのブレンド 美味しいと思いました。
しかし冷静に味わってみると 少し気になる部分があります・・・。
点火と同時に Yenidje の 柔らかで包み込むような心地の良い甘味が来ます
はっきりそれと分かる訳ではありませんが やはりあの クサンチ辺りの オリエントを
想像します。
ラタキアも 程よく出過ぎるわけではありません
バージニアは いつもの Lankford さんのブレンドのように グラスも ヘイも
ほとんど感じなく やはりあのダークフルーツを連想させるようなしっとりと深い甘味が
来ます。
コッテリとして 洋菓子のような甘みが強く感じられます
ここまでは 申し分ない味わいなのですが
ここから 別の味わいがやって来ます これが問題となります
この時 クランブルケーキのほぐし方で その味わいが違ってくるようです。
Yenidje とは全く異なるおもむきの ターキッシュ・オリエント がやって来るのですが
少しエキゾチックで 少しスパイシーでフローラル そして少し泥臭いその味わいは
Yenidje が青とするならば 少し黄色い色を連想させます
中盤以降は この香りが強く出てきて 少しホットな味わいを感じます
この辺りの味わいを バランスが悪いと 評価の辛い方々は言うのだと思いますが
確かにすっきりしない 味の分裂したところは少々あるものの
全体としては 味も甘みも濃く ラタキアのバランスも良く オリエントもさほど出過ぎるわけでもなく いいバランスのバルカンかと思うのですね・・・美味いですよこれは・・・
ただ 後から出てくる味わいが無くても良いのかな・・・とは思います。
そこで この 味わいの原因を考えてみました
確証は何もないのですが 気楽に読んでいただきたい・・・。
複数のオリエント として 考えたのは
① Izmir と Katerini が入っているのではないかと思うということ
ギリシャ北部 マケドニアの西の高地で採れる この Katerini はかなり特徴があって
クミンのような すこしカレーのあじがして 少しホットな味わいがあります
エキゾチックで 少しフローラルな このオリエントは C&D の Old Onesシリーズでも
最近はよく使われています。
それよりも控えめな感じなのですが そういった少しホットな味わいを感じます・・・。
ケーキを細かくほぐすと 一層その味わいが起つようです。
② Izmir 辺りとともに スパイシーはハーヴが使われている可能性を感じます
こちらの可能性は 低いと思うのですが・・・
さほど強いわけではありませんが やはりこれもカレーによく使われる
ターメリック(ウコン)が入っているのではないかという仮説です
クミンほどではないですが 似たような味わいで少し泥臭い味わいになります
沢庵漬けにも使われるのが このウコンです。
あくまでこれは 想像と妄想ですが そういった味わいを感じます。
こういった味わいが 不満の原因になるのかと思いました・・・。
Yenidje が入っているのは既定の事実の様ですが
せっかくの Yenidje を こういったスパイシーな オリエントであるとか
ハーヴで ぶち壊さないでくれ といったところでしょうか。
しかし 逆に言えば そういったブレンドであるのだから このタバコのような
少しエキゾチックで 強い甘さのブレンドになった とも言えるのではないのでしょうか。
何度も言いますが このタバコは 美味いです けっしてこのような低い評価のタバコでは
ないと思いますね この私は。
それが証拠に もうほとんど残っていません・・・ついつい喫ってしまいますね。
この私 Katerini に対しては あまり良い印象を持っていませんでした
スパイシーで ホットな感じが 気に入らなかったのですね
なんでこんなものを入れるのかとね・・・。
でもそれが 使用量にもよると思いますが Yenidje などと合わさると 甘味も増幅してなかなかよろしいです
考察は全く的外れかもしれませんが
このブレンドは とても美味いと思います。
そんな 感想でした
それでは また
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