Sutliff Tobacco Company - Blend No.5 (Sutliff Private Stock)

2019年　2月

今回は　Sutliff Tobacco Company - Blend No.5 (Sutliff Private Stock)

以前　Sutliff　の　クランブルケーキシリーズを買ったときに　一緒に勝って
あるのを忘れていたのがこのタバコになります。

1.5㌉なのに　GLP　のよりも大きい缶に入ってます　何で･･･





ふたを開けると

ラタキアがかなり多そうな　タバコが出て来ます


コースカットなので　大きなカットの葉っぱも混じっているので
良く揉んだ方がいいようです。


葉組を見ると
Burley, Latakia, Virginia

となっています　ダンヒルの　MM965　が好きな人にはお勧め　と書いてありますが
似ているのでしょうか？


ティンノート　は　頗るいい匂いがします
まるでラムレーズンの様な香りかな･･･。


皿で　揉んでいるうちに丁度良い感じの乾燥具合になります

少し大きめの　パイプに詰めた方がいいようです


感想

このタバコ　評価が分かれるタバコのようです
原因はズバリ　ラタキアでしょうか。
以下にその事を　

このたばこ　随分とラタキアが主張します。　かといって　強すぎる　というわけでは
ないのですが　あのラタキア含有率　75％の　Pirate Kake　よりもラタキアを強く
感じてしまいますね。
オリエントも入っていないのに　オリエントが入っているかのような　風味を感じたのですが
どうもそれは　このタバコにたぶん　添加されている　ウイスキーなのか　バーボンなのか
あるいは　ラム酒　のような洋酒のフレイバーだと思います。

着香はなしと　なっているのですが　
ティンノートの感じも　喫った感じも　そういった香りを感じてしまいます･･･。

バーレィはすぐに感じます　強くはないのですが　少しナッティーで　ドライな甘さというか
味を感じます。　しかしその後に続くのが　バージニアの甘さとなります。
この甘さも　結構コッテリと甘くて　次第にこの甘さが全体を包み込み　ラタキアの角を
とります。
そうすると　良い感じで　全体が調和されて　なかなか美味しいタバコに感じます。

ラタキアの存在感が強い事を気にしなければ　甘みも強く　バーレィも　うまく味を
整えていて　ラタキア好きには　かなり美味く感じますね
評価　2.8　のタバコではありませんね。　

ラタキアは強めですが　意外とあっさりしていて　疲れません
1.5㌉　7.6㌦　のタバコですが　それ以上の価値があると思います。

ダンヒルの　MM965　とは　全く似ていないですね
あちらは　もっと味がはっきりしないですから･･･。
むしろこちらは
　　B&B　Tabacconists, -Beck’ｓ　Ol'Limey Bastard
バルクですが　このタバコに似た感じかと思います


レビューの中で　何人かが似ているとおっしゃっているのが
　マクレの　フロッグモートンの　Cellar　なのですが
私はやったことがないのですが　このタバコはウイスキーが含まれているそうです。

確かに　当タバコにも　洋酒の香と味がするので　リッチな甘みはその部分から
来るのかと思われます。
そこのところの感じが似ているのかと思われます。　
そこは納得です。


特別美味しくて　次から次へと　喫ってしまいそうなタバコではありませんが
知らぬ間に嫌みなく　ついつい喫ってしまうそんなタバコかと思います。

ラタキア好きには　以外に美味いタバコだと思います。
Pirate　Kake　の方がもっと美味いけどね。

それでは　また




パイプランキング