2018年 9月
今回は G. L. Pease - Sixpence (Old London Series)
GLP としては バージニアのジャンルの中の 3種類目となります
バルカン、イングリッシュがメインの GLPブレンドの中で バージニア系も
他とは少し違い 面白いものがあります。
一口に バージニア系 といっても そう簡単な分類にはならないようです
大きく分けて
① ストレートバージニア系
② バージニア・ペリク系
③ バージニア・バーレィ(ケンタッキー)系
の3つになるかと思うのですが
② に関しては 更に バーレィ(ケンタッキー)の入っている物も含まれます。
① に関しては マクレ SG が有名で バージニア本来の美味さを存分に引き出していると
思います。
③ に関しては GH などが得意分野でしょう
しかるに この Greg Pease さんは ② の VaPer に特化した商品が得意のようです
何故なら GLP の人気商品のリストをみると ほとんどが ペリク入りなんですね
その中にはもちろん バーレィの入っている物も沢山あります。
ストレートバージニアなどは 私の知る限りでは Union Square しか知りません・・・。
おそらく Greg Pease さんは このペリクに 相当思い入れがあるように感じます
強烈な個性を持つものとして ラタキアがなんといっても一番ですが
このペリクも 相当なものです、なので このペリク入りのタバコはもうバージニアのなかの
一つのカテではなく ペリクブレンドとして 考えられているのではないかと思うフシが
あります。
GLP のなかでは
1.ラタキアブレンド
2.オリエンタルブレンド
3.ペリクブレンド
4.その他のバージニアブレンド
こんな風に 分類されるのかもしれません(私の考えですが・・・)
もちろんすべて バージニアはその中で大きな役目をしているのですがね。
そんな風におもいあたったのも このブレンドを喫ってからのことです
それでは 今回の Sixpence
なんか 真田の六文銭 をイメージしますね
缶をあけると
お馴染みのブロウクンフレイクですが 茶が濃いです
そのままほぐして すぐに喫えます
ペリクと ケンタッキー と レッドバージニアが入っているようです
プレスするときに アルコール(焼酎)そかけて熟成するらしいです
あまりシツコクほぐさない方が 美味いと思いました。
さて 肝心の感想です
第一印象
1.レッドバージニアの甘さは控えめだな、濃い甘味はありません。
2.ペリクが凄い。レーズンより やはりこれもイチジクが強烈で酸っぱい・・・。
Haddo's Delight のようなえげつない甘酸っぱさはないが、イチジクが香る。
3.ウッジーな清涼感が半端ない これはペリクから来ているのだろうか?
それとも ケンタッキー?
4.ケンタッキーのオイリィでナッティーな感じはありますが、これも控えめ
5.ラタキアのようにペリク主導で味が流れて行きますが 驚くほどクールで 嫌みがないです
グリーンガムのような清涼感がありますが、後口はさっぱりで全く嫌みがないです。
この様に最初は感じました
Telegraph Hill の時はペリクのスパイシーさが半端なかったのですが
このブレンドは ペリクの酸味と 清涼感が凄いと思いました。
しかし 何度か喫っているうち 印象が全く変わりました
それは 次のように
①.このたばこ ラタキアのように 妙に癖になります。
じつにうまいんですね 漬物のように 少し酸味があるんですが 醗酵して 酸っぱくなる
直前のような 旨みがあるんですね、それでいて口当たりもいいし 疲れないんですね。
①.バージニアの甘さは強くはないがありますし ヘイのような感じはその分弱めで
ケンタッキーの甘さを抑えた香ばしさが このブレンドを下支えします。
例えるなら 日清シスコのバターココナツ の砂糖を取り除いた感じでしょうか あるいは
A字フライのお菓子のような感じの 穀物チックな甘さかな。
③.ペリクは レーズンより イチジクの感じですが 思ったより酸っぱくないしヘンな甘さも
ないです。それより わずかにスパイシーである中に ガンガン押し寄せる清涼感は
なんだろうか?
積丹ブルー というのがありますが あのエメラルドグリーンのような 深くて爽やかな
感じでいて少し甘みを含んだあの味は 素晴らしいです
まるでラタキアの 低音でジンジン来る あのバブリーな途切れない感じと相通ずるものが
ありますね。ペリクの方は高音域に来るのですが 非常に心地好い。
④.ラタキア好きには チェンジオブペース という事を考えると 単なるバージニアブレンド
よりもずっとしっくりくる感じがします。
これ位 ペリクの主張するブレンドは もう バージニアブレンドと呼ぶには違うな。
ペリクブレンドと言った方がふさわしい気がします。
例えば SG の St.James Flake などは ペリクもたくさん入っているのですが
やはり基本はバージニア という感じがします。
あくまで バージニアブレンドだと思うのですが、このブレンドは Telegraph Hillも
そう思ったのですが、もはやその域を超えているように思います。
ペリクブレンドと言った方がしっくりくるように思うのです。
イングリッシュ バルカン のくくりの他に オリエンタル バージニア というジャンルが
ありますが バージニアのくくりが ラタキア物とは大きく異なります
しかし ペリクに関しても その特徴を単なる調味料としての役目から 大きく主体性を持った非常に魅力あるくくりにかえようとしているのが この GLP なのではないでしょうか。
なので GLP のブレンドには VaPer がほとんどです。
おそらく ラタキア好きの Greg Pease さんが ラタキアと同じくらいに個性の強い
ペリクにおいて ラタキア好きの好む ペリクブレンドを思い描いているのかもしれません。
いかにも GLP らしいと思うのであります
バージニア単体では マクレに敵いませんが ペリクおよびバーレィ を使ったブレンドに
関しては この GLP の挑戦する姿勢には頭が下がります。
今後は この事を踏まえて GLP のブレンドを味わって行きたいです。
ああ このブレンドですが それほどの複雑さはありません いたって分かりやすいのですが
そこも肝心なところで 分かりやすいからこそやみ付きになりそうなんですね。
このたばこ 美味いですね 飽きないです
恐るべし GLP というところでしょうか。
それでは また
パイプランキング
今回は G. L. Pease - Sixpence (Old London Series)
GLP としては バージニアのジャンルの中の 3種類目となります
バルカン、イングリッシュがメインの GLPブレンドの中で バージニア系も
他とは少し違い 面白いものがあります。
一口に バージニア系 といっても そう簡単な分類にはならないようです
大きく分けて
① ストレートバージニア系
② バージニア・ペリク系
③ バージニア・バーレィ(ケンタッキー)系
の3つになるかと思うのですが
② に関しては 更に バーレィ(ケンタッキー)の入っている物も含まれます。
① に関しては マクレ SG が有名で バージニア本来の美味さを存分に引き出していると
思います。
③ に関しては GH などが得意分野でしょう
しかるに この Greg Pease さんは ② の VaPer に特化した商品が得意のようです
何故なら GLP の人気商品のリストをみると ほとんどが ペリク入りなんですね
その中にはもちろん バーレィの入っている物も沢山あります。
ストレートバージニアなどは 私の知る限りでは Union Square しか知りません・・・。
おそらく Greg Pease さんは このペリクに 相当思い入れがあるように感じます
強烈な個性を持つものとして ラタキアがなんといっても一番ですが
このペリクも 相当なものです、なので このペリク入りのタバコはもうバージニアのなかの
一つのカテではなく ペリクブレンドとして 考えられているのではないかと思うフシが
あります。
GLP のなかでは
1.ラタキアブレンド
2.オリエンタルブレンド
3.ペリクブレンド
4.その他のバージニアブレンド
こんな風に 分類されるのかもしれません(私の考えですが・・・)
もちろんすべて バージニアはその中で大きな役目をしているのですがね。
そんな風におもいあたったのも このブレンドを喫ってからのことです
それでは 今回の Sixpence
なんか 真田の六文銭 をイメージしますね
缶をあけると
お馴染みのブロウクンフレイクですが 茶が濃いです
そのままほぐして すぐに喫えます
ペリクと ケンタッキー と レッドバージニアが入っているようです
プレスするときに アルコール(焼酎)そかけて熟成するらしいです
あまりシツコクほぐさない方が 美味いと思いました。
さて 肝心の感想です
第一印象
1.レッドバージニアの甘さは控えめだな、濃い甘味はありません。
2.ペリクが凄い。レーズンより やはりこれもイチジクが強烈で酸っぱい・・・。
Haddo's Delight のようなえげつない甘酸っぱさはないが、イチジクが香る。
3.ウッジーな清涼感が半端ない これはペリクから来ているのだろうか?
それとも ケンタッキー?
4.ケンタッキーのオイリィでナッティーな感じはありますが、これも控えめ
5.ラタキアのようにペリク主導で味が流れて行きますが 驚くほどクールで 嫌みがないです
グリーンガムのような清涼感がありますが、後口はさっぱりで全く嫌みがないです。
この様に最初は感じました
Telegraph Hill の時はペリクのスパイシーさが半端なかったのですが
このブレンドは ペリクの酸味と 清涼感が凄いと思いました。
しかし 何度か喫っているうち 印象が全く変わりました
それは 次のように
①.このたばこ ラタキアのように 妙に癖になります。
じつにうまいんですね 漬物のように 少し酸味があるんですが 醗酵して 酸っぱくなる
直前のような 旨みがあるんですね、それでいて口当たりもいいし 疲れないんですね。
①.バージニアの甘さは強くはないがありますし ヘイのような感じはその分弱めで
ケンタッキーの甘さを抑えた香ばしさが このブレンドを下支えします。
例えるなら 日清シスコのバターココナツ の砂糖を取り除いた感じでしょうか あるいは
A字フライのお菓子のような感じの 穀物チックな甘さかな。
③.ペリクは レーズンより イチジクの感じですが 思ったより酸っぱくないしヘンな甘さも
ないです。それより わずかにスパイシーである中に ガンガン押し寄せる清涼感は
なんだろうか?
積丹ブルー というのがありますが あのエメラルドグリーンのような 深くて爽やかな
感じでいて少し甘みを含んだあの味は 素晴らしいです
まるでラタキアの 低音でジンジン来る あのバブリーな途切れない感じと相通ずるものが
ありますね。ペリクの方は高音域に来るのですが 非常に心地好い。
④.ラタキア好きには チェンジオブペース という事を考えると 単なるバージニアブレンド
よりもずっとしっくりくる感じがします。
これ位 ペリクの主張するブレンドは もう バージニアブレンドと呼ぶには違うな。
ペリクブレンドと言った方がふさわしい気がします。
例えば SG の St.James Flake などは ペリクもたくさん入っているのですが
やはり基本はバージニア という感じがします。
あくまで バージニアブレンドだと思うのですが、このブレンドは Telegraph Hillも
そう思ったのですが、もはやその域を超えているように思います。
ペリクブレンドと言った方がしっくりくるように思うのです。
イングリッシュ バルカン のくくりの他に オリエンタル バージニア というジャンルが
ありますが バージニアのくくりが ラタキア物とは大きく異なります
しかし ペリクに関しても その特徴を単なる調味料としての役目から 大きく主体性を持った非常に魅力あるくくりにかえようとしているのが この GLP なのではないでしょうか。
なので GLP のブレンドには VaPer がほとんどです。
おそらく ラタキア好きの Greg Pease さんが ラタキアと同じくらいに個性の強い
ペリクにおいて ラタキア好きの好む ペリクブレンドを思い描いているのかもしれません。
いかにも GLP らしいと思うのであります
バージニア単体では マクレに敵いませんが ペリクおよびバーレィ を使ったブレンドに
関しては この GLP の挑戦する姿勢には頭が下がります。
今後は この事を踏まえて GLP のブレンドを味わって行きたいです。
ああ このブレンドですが それほどの複雑さはありません いたって分かりやすいのですが
そこも肝心なところで 分かりやすいからこそやみ付きになりそうなんですね。
このたばこ 美味いですね 飽きないです
恐るべし GLP というところでしょうか。
それでは また
パイプランキング
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