鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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モエレのオジロワシ 5/20 富江と3羽の幼鳥 こいつらは誰だ?

2018年05月21日 | オジロワシ
2018/5/20 日曜日 晴れ

この日 モエレでオジロワシを観たのですが その詳しい報告をします
野鳥のカテでは 合計3羽のオジロワシ という事になっていたのですが
詳しく写真を見ると 実は 合計4羽のオジロワシが来ていたようです
富江の他に 3羽の幼鳥が一緒に来ていたようです

それでは 最初からどうぞ
まずは いつもの A-中州から始まります

A-中州の右端に オジロワシが1羽いますね


これは







言わずと知れた 富江ですね 嘴が大きく まゆの辺りが少し白いのが特徴ですね


この富江 時々啼きながら 上空を見ています


すると 西の上空に オジロワシが現れました!
少し写真が暗くなってしまったのですがご勘弁を・・・




この2枚の写真から分かることは
尾羽に黒い縁があります しっかりと
くちばしが かなり大きく 黄色であるということですね
富江も嘴が大きいのですが この幼鳥も黄色くてかなり大きく見えますね!


さらに







顔の彫りが深いですね 目の周りに影が出来てますね・・・
白いラインはわずかに残っていますが微かです
脇の部分に入る白いまだらも 少しあるだけです
胴体のまだらも ほとんどなし 
成鳥になるにつれ 胸の部分は白っぽくなるのですが この鳥は白くないですね色が濃いです
三列風切の部分ですが 左の所に2枚羽根が透けて見えますね 右はわずかに白っぽいです
これは大きな特徴でしょうか。
あと 右の翼角のところに2本のずれた線の様な白いまだらがあります これも特徴ですね
翼に傷は無いのですが しいてあげれば 左の中程に小さな割れが一つあるようです。










旋回してまた戻って来ます
くちばしは黄色くて大きいですね オオワシみたいですね









ここで この年長の幼鳥は 後ろの松林の中に消えてしまいました。



それを じっと見ているのが

中洲の上の 富江ですね


さて この幼鳥ですが 年長組で 頭が白くないのは
あまり知りません・・・
候補としては 孝太郎 新太郎(ミキ?) 音松 四郎 三郎辺りになるのですが
四郎 三郎はラインがもっと白くてまだらも多いです なのでハズレ
新太郎 ミキ についても 嘴が違いますしラインも違いますね・・・なのでハズレ
いちばんラインとまだらの雰囲気が似ているのが孝太郎ですが 顔が全然違いますね・・・

そこで 思いあたったのが 4/12 に富江と一緒にこの中州に来ていた
鉄五郎 なんですね
参考:オジロワシプロファイル⑤


彼の翼の拡げた写真はありませんが 尾羽の縁があるのは分かりますし
なによりも 大きな黄色のくちばしと 彫りの深い顔が この幼鳥を印象付けます
そして 富江と行動を伴にしている所が もう一つの理由です。

確定ではなく想像ですが この1番目の幼鳥は 鉄五郎ではないかと思うのであります。



さてお次は
後ろの松林の中から 少し経って またオジロワシが出て来ました
しかし そのオジロワシは先ほどの鉄五郎ではありませんでした・・・。








このオジロワシも 尾羽に黒い縁取りがあります 成鳥ではありません
しかし 翼下の白いラインはほとんど見えなく 嘴も黄色
そして何より 頭が白く 胸もグレーになっていますね もうほとんど成鳥に見えますね
特徴は 左右の次列風切中程に 小さな割れがあるようです
あと右の初列風切の中程に極小さく穴が見えることでしょうか・・・。

さらにもう一つ 大きな特徴があるのですが・・・









この一連の写真は 足の所が気になったので拡大して見ました
胴体左下の脇の所に白いものが見えるのですが・・・
あと 尾羽の真ん中にこんもりとした隆起があるように見えるのですが・・・

何か獲物を掴んでいるのか? と思ってみましたが
どうやら




違う様ですね 何も掴んでいませんね・・・。
という事は胴体の左下のは 何かがついていたのでしょうかね それとも羽根の痛みでしょうか

そして 尾羽の真ん中のこんもりは・・・
どうやら この鳥の特徴のようです。
そのことは こちらを見て頂ければよく分かります
 モエレのオジロワシ 4/1 その3 最後の氷の上で シーズンの終焉かな

この中に出てくるその時に 桃太郎 と思った幼鳥も
これと同じ尾羽をしていました。
真ん中が薄茶色になった尾羽が・・・。

ということで この成鳥みたいな幼鳥は 桃太郎であると思います。




ここで

じっと見ていた富江が
飛び上がって飛んで行きます
その様子を












  










  






向こう岸に向かって振り返りもせず一直線に飛んで行き
土手を駆け上がって






右に曲がったかと思ったらすぐに消えてしまいましたね・・・。



さて このあと 中の橋の辺りで もう1羽の幼鳥が飛んできます
最後になりますが その様子です
  


上空に現れた幼鳥は 旋回してこちらの方へ向かってきます
この段階で 嘴の先が黒いのが分かりますね 先ほどの幼鳥とは全然違いますね












尾羽の縁は有りますね 太くはないですが
胴体下部のまだらは やや茶色ですね
頸の下部に白いまだらが大きくあります これは 下に降りた時 首の下に見えるまだらですね
翼下の白いラインは まっすぐでしょうか
その下と上に細いラインがあるようです。
黒つぶれ気味で あまりラインがはっきり見えないのですが

この段階で 最近よくみかけた 大二郎 三冬 が外れます
更に 華 ムツオ も外れます 三郎 四郎 ケンシロウは論外か
十兵衛もこの様なラインをしているのですが 尾羽と胴体のまだらの感じから外れ
五郎はラインの特徴 大五郎は論外かな キンクロ五郎も論外 となるのですが

一番可能性の高いのが ムツ五郎 と 九郎でしょうか・・・。

ああ 忘れてました 七郎 進次郎もラインが違う様ですね 翼の傷と。







 















 


首の下に大きめの白いまだらが左右にいくつか見えますね
決め手になるのは 指紋の様な 翼下のラインですが
ゴールデンウィークに 九郎と考えた鳥とは 少しラインの具合が違う様に見えますね 
それよりも 3月の末に富江や大二郎 三冬と一緒に現れた ムツ五郎の方が同じに見えます
首下のまだらもそうでしょうか。
なので この幼鳥は ムツ五郎であると考えました。


こうして 取り敢えず特定して見たものですが
実際は違っているのかもしれませんし 別なそれ以外の鳥なのかもしれません
間違いに気づけば都度修正してゆくつもりですが 
そうしてあれこれ考えるのが面白いところではあります。

それでは また


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