山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

画像はなしよ

2009-12-09 20:55:32 | Weblog
今年も残るは、半月ばかりとなろうとしている。
今年を振り返ってみても、ほんの数回しか叩いていないことに気づく。
鍛冶をするにあたって、重要なのは炉だ。
数回しか稼働させていないわけであるが、掃除をしていなかった。
またメンテナンスも……。
乗っているコークスを全て掻き揚げ、リンゴ木箱の中に放り込み、
炉の清掃を行ったところ、ロストルから両側に配置したスラグまみれの
割れたレンガがごっそり外れてしまった。
 貼付けることもできないので、ロストルをならべ、粘土と焼け砂を混ぜたもの
(焼け砂の方が多い)でもって固定し、外れたレンガの替わりにそれを塗り付けて
みた。
 この方法でやっても、数回しか保たないのは火を見るよりも明か。
 全て解体し、もう一度組み直す必要があるかもしれない。