山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

30kgの米袋を抱えたら……

2012-07-20 06:49:20 | Weblog
 連休中のことである。
 実家に戻って、鍛冶作業スペースに設置した錆びだらけの金敷の天面をば朝日虎の金剛砥石(石工用)でもって擦り磨いてみた。
 真ん中が凹んでいる。製造時の鋳造巣穴(ガス抜けが悪くそこだけ空洞)とか、しくじってタガネが当たってついた傷とか打ち損ねてついたハンマーの跡とか、いろいろと露わになった。
 SK材のタガネを材料にセンでも作ろうか、と思っていたがやらずじまい。

 精米へ行くことになって玄関先に置かれた米袋30kgを腰悶える確率が非常に高かったが用心して抱え、軽トラの荷台へ乗せて行き、コイン精米に行き、そして帰る。
 その時はまだよかった。
 翌日、悶えた。
 座るも立つもしんどいのだ。痛みで。
 そのまま鍛冶作業やらんでよかった、と思いつつ油汗流しつつ岡山に帰ったけど、道中も痛みでとてもかなわん。
 連休明けに職場に断りを入れて、近くの整形外科で受診。
 ヘルニア再発。前回はとげ状のものが飛び出て神経をつついていたが、今回はカスタードクリームがはみ出たように中央寄りに出ているらしい。
 やはり座るも立つもおえん。
 その次の日はお休みいただいて、病院。痛み止めの注射を2発打たれた。痛みは治まるけど、座れば悶える。
 結局、昨日(7/19)の診断で1年経たぬうちに検査入院することになってしまった。
 灼熱と怒涛の刺激が来る神経ブロック注射である。
 それでいよいよ、手におえん、てことになればずっぱりと切るということである。
 みなさんご用心。重量物抱える時は特に。