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言霊をさがして

mattamanの一刀両談

奈良県剣道新人大会 個人戦

2006年11月11日 19時50分14秒 | 日記

う~ん、「こんなものか」と言ってしまえば、それで終わってしまうけれど、

個人戦は、やはり難しい。男子二人、女子二人。

それぞれに良いところはあったと思うけれど、

やはり、まだ実力が出し切れていないような気がする。

6~7割出せていれば良い方だろうか?

Nくんは、試合内容では完全に押していただけに

一発の飛び込み胴に敗れ去った。

相手としては、あれしか方法がなかったのかと

思うが、それにも対処できるようになるには

まだまだ、成長を待ってやらないといけないか…

Uくんは、やはりというか

気合いが空回りしてしまった。

気負いすぎて緊張し、かたくなりすぎた。

けれど、これが今で良かったと思う。

今、伸び盛りであることは確かなので

これを教訓として、また明日からがんばることが大切。

Sさんは、ほんと惜しかった。もう少しで勝てるかと思う。

実力がついてきた証拠である。

これを自信にしてこの調子でがんばろう。

Hさんも最後は悪いところがでてしまったが、

逆に考えればそこしか悪いところがなかったということ。

以前のように、あこもここも直さなければならなかった時期とは、

格段の成長である。

それぞれに納得のいかないところはあるだろうし、

これからの努力は続けないといけないが、

どの選手も県でベスト8以上の力があることは、確実。

うちには、同等の力がある選手がいっぱいいるので、

この中でこれからがんばっていけば、

絶対に強くなれる。

自分を信じ、チームを信じてがんばろう。

明日は、赤穂の大会。来週は、団体戦である。

しっかりがんばろう。

 

今日は、試合前に剣道連盟よりU先生に来ていただいて、

審判講習をおこなった。

そのせいか、審判の動きは良かったし

いつもに比べたら見逃しも少なかったかな

と思う。

しかし、審判の数がもうそろわなくなってきている。

みんなで協力してがんばっていかないといけないと

思うのだが、

「しんどい」とか「いらんから」とか

子供のような理由で、審判するのを拒否されるのでは

やってられない…。

自分は、「やるしかしょうがない」と思って

専門委員長もやってきたのだが…。

 

あまりに子供じみていて、

ばからしい…。


自殺は犬死に??

2006年11月10日 20時54分06秒 | 日記

自殺が相次いでいて、

「死んではダメ」

「死んでしまってはしょうがない」って

言われているけれど

ほんとにそうだろうか?

誰かが死んだら変わるものは案外ある。

一番変わるもの…それは組織である。

かつて、同僚が自らの命を絶ったが、

やはり、組織や組織の者の意識は大きく変わった。

死は、案外ムダではないのである。

学校という組織は、「保守」ではなく

「超保守」である。

教職員組合などは「進歩的」などと称して、

革新的イメージがあるが

それは、自分たちの権利や自分に直接関係ないものにだけであって

自分の生活を大きく変化させる事に関しては

「超保守」である。

だから、よほどの事が無い限りなにも変わらない。

大きな変化もなし崩し的に元に戻してしまう。

大きく変えるには、誰かが命を投げ出すしかない。


価値観は学校によって違う

2006年11月09日 22時37分34秒 | 日記

学校によって、(当たり前だが)

子育ての価値観は大きく違う。

親が思うすべて

子供が必要とするすべて

社会が必要とするすべてのことを

学校が子供達に伝え、育てていくことが理想ではあるけれど、

地域の考え方やその学校の立場、伝統などによって

ポイントが絞られる。

その絞られ方が、時には

「子育ての方向性が正反対」

と思われるほどに違う。

たとえば、

「規則を守る子供を育てる」ということと

「他人の立場に立って考えられる子供を育てる」ということは

時として、相反する。

そのときそのときの人の気持ちを優先しながら考え行動すれば、

時として「超法規的措置」とまではいかないが、

「情が規則を超える」場合もあるからである。

中学生のような成長期に

一番何が必要かは、今の時代

「ケースバイケース」としか

言いようがないが、本人の資質や目指すもの、親の考え方などと

学校の方針が全くあっていない場合には、

学校、保護者、子供のそれぞれが互いに

正しいことを言っているのだが、

そこに悲劇が生まれる事は、

悲しいことである…。


男子がダメ…

2006年11月08日 18時43分41秒 | 日記

別に今に始まったことではないけれど

最近は、(と言っても10年以上)男子が全くと言っていいほど

しっかりしたのがいない。

剣道部の話ではない

中学生全体としての話である。

とにかく「幼い」

何においても受け身だし、

自分のことを自分でできない

母親のことを「ママ」なんて呼ぶのは当たり前

「おかあさん」と呼んでいても

「おかぁ~さぁん」とちいちゃい子が呼ぶのと変わらない。

とにかく何をするにも甘えてる。

学校の生活においても肝心なところは女子に甘えて

かっこだけは一人前。

でも、女子にちょっと言われるとすぐへこむ。

 

よく言われるのは、

「男の子は、お母さんのペットになっている」

ということだが、いろいろな親子関係を見ていると

その通り。

三者懇談中、息子が汗をかいてたら、ハンカチを出して

汗を拭いてあげるお母さんを見ても

最近は、何とも思わなくなってきたもんなぁ

まったく、この国は、亡国の一途をたどっているのである。

 


対戦相手も決まって

2006年11月07日 02時41分24秒 | 日記

新人大会の抽選が終わり、

対戦相手が決まった。

さぁ、いよいよ夏への第一歩の始まりである。

「終わりよければすべて良し」という言葉があるが

最初にこけてしまうとわずか10ケ月ほどの間のことである

ペースや自信を取り戻すのに手こずってしまう。

試合まであと2週間、

学校はたくさんの行事でバタバタしているけれど

しっかりと集中してやろう。


練習試合

2006年11月05日 19時04分32秒 | 日記

うちに3校来ていただいて練習試合

男子は、負けこそ無かったけれど内容が悪すぎる

怖がったり、下がったり打つべきところで止まったり

自分から打たれに行ったり下がったり、

特にレギュラー組はガタガタである。

やるべき事が全くできていない。

いったい普段の稽古は何をしているのかと疑ってしまう…

怒られるから萎縮してしまっているのもあるだろうが

自分たちが何を目指しているのかもう一度確かめてみよう

そんなに低い山を目指しているのでは無いはずである

こんなところでつまずいていてはいけない。

もっと、自分で乗り越えていく気持ちがほしい。

「先生に怒られるから…」

「負けるのが嫌だから…」

のレベルでやっている間はダメである

もっと先を、もっと上を見てやってほしい。

 

その点女子は以前とは大違い

格段に強くなっている

もちろん、まだまだやるべき事が多いので

試合の結果は、負けもあるが着実に進歩しているのが

頼もしい。

Nさんは、以前は何でもかんでもいってしまって

打たれにいく場面が多かったが今日は

その見極めが確実にできていた。

以前と同じ場面で打たれることが皆無だった。

Mさんは、出だしのつまずきはあったが、目にでての面、小手面が

要所要所で出せていたし、つばぜりから無用にさがるということが無くなった。下がって打たれたところはほとんど無かったのでは無いだろうか。

Sさんも日頃稽古でやっていることが遺憾なく発揮できていたと思う。

稽古の中でやっていることはすべて出せていたのでは無いだろうか。

責任感が強いので自分で納得できていなかったようだけれど、

今まで悔しい思いをしながらも、努力して一つ一つクリアしてきているので、

今日見つかった課題をしっかりと克服していこう。

Yさんは、打たれた場面も多かったが、面技のさえが以前とは

格段に良くなっている。経験が少ないので最後のつめをまだできないことが多いけれど、

試合をやればやるほど強くなっているので、

それを自分で実感できる瞬間に出会えば、

きっと自信がついてすごい選手になると思う。

Hさんは、派手さこそ無いけれど、

自分のやるべき事をしっかりやれるようになってきた。

以前なら日に何回か「大将がそれでは…」という

精神的なもろさが見える場面があったけれど、

今日は、困った顔も一度もしなかったし、

打たれあとに先生を捜してキョロキョロも一度もなかった

精神的な成長と大将としての自覚が出てきた証拠だと思う

Kさんも自分の自信のある技をガンガン出せるようになってきた

以前は、ただ打っていっていただけだったが

ねらって打つ、チャンスで打つということがつかめた来たようだ。

試合が終わってからの反省の時の目つきも格段によくなった。

この調子でがんばろう。

女の子は、それぞれ向上心お互いの中のライバル心が良い方に向いてきている。

まだまだ乗り越えないといけない課題は多いが、

一度に多くを解決しようとせず、

一つ一つの課題を欲張らず克服していこう

よくいわれる言葉だけれど

努力はうらぎらない


全日本剣道選手権大会

2006年11月04日 07時27分21秒 | 日記

全日本選手権を見たが、

と言ってもほとんど早送りで見たけれど

(NHKさん、あの番組構成のテンポの悪さはいつになったら改善されるのでしょうか?)

内村選手だけが、みょーに光ってて、最初の方の見ただけで

これは「内村選手の優勝やな」って感じがしたし、

特になにか「すごい」とか「おもしろい」なんて思うことはなかったなぁ。

たしかに剣道は地味なスポーツやから

ああいう淡々としたことをやる人がほんとは強いのだけれど

見る側としては、おもしろみに欠けたかな?

ただ、引き技が多用されまたそれが決まるようになったのは

内村選手の世代頃から、中高生がひき技で勝負が決まるようになってきて、

引き技の技術が格段に上がった事の影響が、

全日本にも出てきたかなって感じかな。

それと一ヶ月後の世界大会に向けて

強化選手が、とにかく勝てるように稽古していて

「正しく前に出る剣道を」なんて言ってられなくなってること

の影響かな?

全日本だから全力を出して戦うのは当然だけれど

直前になって、これだけ手の内をさらけ出して

大丈夫なんかな?

今回くらいからは、本当に韓国に負ける可能性大やからなぁ…

KENDO対KUNDOのこともあるし、

どうなります事やら、

全日本剣道連盟の今のような選手各自の努力や所属団体に任せっきりの選手養成では

世界の舞台で勝てなくなるのは必然だと思うのだが…。

 

それから、審判の息が合ってなかったなぁ…

選手に全然ついていけてないし、見えてないし…

あんまり地方大会のこと偉そうに批判できないなぁ…。

このあたりの整備も必要!!