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言霊をさがして

mattamanの一刀両談

「弱いパットは入らない」 米長邦雄著『人間における勝負の研究』より

2008年01月13日 08時57分56秒 | 言霊をさがして
だいたい、勝負というものは「勢い」があるほうが勝つものです。「勢い」というのは積極性とか、ファイトとかいった意味も含まれますが囲碁で言えば、実利より外勢(地を囲うことより、全体に及ぼす影響)。ゴルフなら“弱いパットは入らない(ネバーアップ・ネバーイン)”という金言の意味合いです。オーバーするような強いパットなら入る可能性はあるが、弱いパットはカップに届かないのだから、絶対に入りません。つまり、いつもいつも弱いパットばかり打っているようではダメだというわけです。
 さらに「勢い」というのは、ツキに乗じた行動をも意味します。今、ツキに乗じているのか、自分の調子はどうか、流れは?といった冷静な判断を下しながら、その一方で、自分に自己暗示をかけます。“ここは打って出なくてはダメだ。打って出る絶好のチャンスだ”といった具合に。しかもこうして思いきり強気に出る場合は、必ずといっていいくらい成功する。これは将棋に限らず、どんな勝負でも、実生活でもそうだといえます。
ところで「勢い」というと、攻めていく感じが強いものです。たしかに、攻めている状態での「勢い」のほうが、われわれ棋士のいう「勢い」という言葉を理解しやすいかもしれません。しかし、「受け」の場合にも勢いというものがあるのです。「受けの勢い」というものは、守りではあるけれど、決して単に手堅く守っているだけの手ではありません。
ボクシングのクリンチのように、パンチをひたすら避けているだけの手ではない。いつでも殴り返してやる。だが、そのためにはとりあえず守っているという「受け」が、将棋でいう「勢い」のある受けなのです。何てか後に、自分がこの態勢になったら必ず攻める、という前提で受けているということです。
もちろん「勢い」の裏には辛抱がなければダメです。年がら年中「勢い」ばかりつけているのは一番まずい。猪突猛進ではいけない。これを将棋の用語では“指しきり”といい、これは専門棋士の最も恥とするところです。ゴルフで言えば、OB杭があちこちにあるのに、実力もない者がバーンと打ってOBを出すようなものです。
 こんな調子では勝てっこありませんし、上達も望めません。今は負けないように持っていくべきときなのか、勝つように打って出るときなのか、この判断が適切にできるかどうかが大切なのです。
つまり、タイミングが重要であって、たとえどんなに実力があっても、タイミングを逃がす人は成功しません。機を見るに敏な人が、本当の実力者なのです。私自身、まだまだその境地にまでは到達していませんが、実力のある者同士が戦った場合には、このタイミングというものがすべてを決する、と言っても過言ではありません。
つまり、まず第一に、そのタイミングを見極められるか、そして第二に、ここと思ったときに打って出るための準備をしているか、第三に、決定的場面で勇猛果敢に打って出られるか、ということが、「勢い」です。したがって、そのタイミングではないときには、じっと我慢するのも「勢い」であるわけです。

言霊をさがしてより

2008年01月13日 08時56分43秒 | 言霊をさがして

辛いでしょう苦しいでしょう、
                  しかし辛抱してください
                        もう少しです!
          明けぬ闇はなく、尽きぬ冬はありません
    歯を食いしばってでも、土にかじりついてでも、
        どうなりこうなりこの峠を越えてください
                        ”ああダメだ”
                などとは決して言わぬ事です
                      天地は毎日変わる
      晴れ曇り寒く暖かく、日が出たり月が出たり、
      闇になったり朝がきたり、行き詰まったままの
      状態が永遠に続くかのように思いなさるな!


強い心 弱い心    葉  祥 明

2007年10月16日 06時11分36秒 | 言霊をさがして

「強い心」とは、勇気があるということ。      
自立心を持っていて、                        
一人で何とかやっていけるということ          
自分がみんなと違っていても気にしない。      
世の中がなにかひとつのことに流れていっても、
自分自身をしっかり持って流されない。        
強い心を持っていると、                      
不安がないから思い切って行動できる。        
自分をよく知っている。                      
自分をわかっているから、                    
無理をしないし、無茶もしない。              
善悪の区別をよく心得ていて、                
善いことを積極的におこなう。                
勇気があって、頼りがいがある。              
やるべきことは、黙々とやるし、              
どんな時にも、冷静に行動できる。            
大局的にものごとを考えられる。              
冒険心と創意工夫に富み、                    
自分がやったことの責任をとれる。            
                                            
しかし、人の優しい心遣いと、                
あたたかいまなざしを忘れないように。        
正義心は大切だけど、                        
ひとりよがりにならないように                
強い心の持ち主といえど、                    
時にはリラックスすることも必要です。        
おおらかさを身につけましょう。              
強さに加えて、謙虚さと感謝の心が身に付けば、
もう言うことはありません。                  
                                            

 「弱い心」とは、寂しがり屋で甘えん坊。               
 すぐに誰かに頼り、                                   
 気にくわない時は不機嫌になる。                       
 苦しいこと、つらいこと、悲しいことは避けたがり、     
 自分より強い者には、へつらい、                       
 自分より弱い者には、横暴に振る舞う。                 
 物事や人にすぐのめり込むくせに、すぐ飽きる。         
 ねばりに欠け、頼りなく、怠け者。                     
 すぐ弱音を吐いて、不誠実なことをする。               
 約束が守れない。                                     
 口先がうまいが、行動が伴わない。                     
 何事も長続きしない。自己中心。                       
 いつも心配ばかりしていて、おびえて生きている。       
 なかなか決心できないので、ぐずぐずしている。         
 投げやりになりがち。                                 
 常に安全と安楽を第一に考える。                       
 やり慣れたこと、慣れ親しんだこと以外は、             
 なかなかやろうとしない                               
 いつも、不平、不満、文句を心に抱いている。           
                                                      
 しかし、そんな人でも、実は決して悪い人じゃない。     
 人からは好かれるし、いつも誰かが支えてくれる。       
 わがままだけど、優しいところもあるからね。           
 考えてみたら、みんな多かれ少なかれ、                 
 「強い心」も「弱い心」も持っている。                 
 人はいい面も悪い面も合わせて持って生きている。       
 大切なのは…、                                       
 自分がどんな人になりたいか、どんな人生を送りたいか、 
 どんな世の中にしたいか、自分がどんなことができるかだ。
 今、世界は善い心を求めている。                       
 優しさや思いやりの心こそ、うんと大切なんだ。         
 君たちにはそれがあると、僕は信じている。


学級通信「言霊をさがして」より

2007年10月13日 17時06分38秒 | 言霊をさがして
 早いもので、もうこのクラスになって半年が過ぎました。みんながこの香芝中学校を卒業するまであと半年です。
 ここでもう一度、4月にみんなに言った「みんなに気をつけてほしいこと」を思い出してみてください。
 一つめは「ひとりのがんばりがクラスの雰囲気を変える。みんなのがんばりが、ひとりを立ち直らせる」です。体育大会でみんなはダンスや組み立てで一人一人が、きっちり演技をして、それが合わされた時、みんなを感動させるような素晴らしいことができることをわかってくれたはずです。毎日の生活も同じです。一人一人が、「決まりを守りしっかりとした姿勢で、毎日の生活をおくれば」一人一人の学力だけでなくて、人間性の高まりを生みます。
体育大会以降、掃除をきちんとやる人や手伝ってくれる人が増えてきたことはその証明です。この上、チャイム着席や授業中のおしゃべりや居眠り、そして「これくらいええやんみんなやってるし」の感覚でやっているシャツだしやボタンを外す、スカートを短くする等のことが無くなっていけば、もっとそれぞれの目標に向かってがんばっていける雰囲気ができてくるでしょう。
 二つめは、「一声の大切さ」これからみんなは、受験という大きなプレッシャーに耐えていかなければなりません。どうしても、自分のことだけを考えがちになります。そんな個人主義の集団では、本当の君たちの力は出せません。朝お互い顔を見たら「おはよう」帰るときの「さようなら」「バイバイ」。一人でいる子や困っている子がいたら、「一緒にしょうか?」「大丈夫手伝おうか?」などのこの「一声」これが、お互いにもそれからクラス全体にも良い影響を与えて、みんなが伸びていけるのです。
 三つ目は「不安は人に話す。一人で抱え込まない」先ほども言ったように、「今」、それに「これから」みんな一人一人の不安やストレスはもっともっと増えていきます。そんなとき、すべてを自分一人で抱え込んで悩み苦しむようになりがちです。けれど、しんどいのはみんな同じ。同じ苦しみやつらさをもっているのです。お互いに話したり、聞き合うことにより、心の落ち着きは驚くほど得られるものです。「なんや、そうやったんか」「それって、こうしたらええで」「みんな一緒なんやなぁ。私といっしょなんや」って感じられるだけでも全然違います。
 こんなふうに三つの「守って欲しいこと」をちょっと実践してみませんか?
自分は思わぬところで他人に迷惑をかけていることに気づいたり、抱えている悩みも思わぬ人が解決してくれることも多いです。
 ここでもう一度、このクラスの原点に立ち戻ってみてください。

学年+1の法則

2007年10月13日 17時05分02秒 | 言霊をさがして
学年+1の法則
 聞いたことありますか。この法則。
この法則からいくと中学3年生は1日に4時間は勉強するということです。
先生たちのころは4当5落といわれました。
4時間しか眠らない人は合格、5時間に以上眠る人は合格は無理という意味の言葉です。
ところが今の中学3年生はよく眠り、よくは遊んで、それでいてちゃっかり合格を望んでいるようです。
これも今時の風潮をなのかなぁと思いますが、でも量より質っていう言葉もあるぐらいです。4時間の睡眠時間じゃ体が持ちませんから。
中学生の家庭学習の時間は
「学年クラス1時間を」とよく言われます。君たちは「1日4時間は勉強しなさい」ということです。
塾での時間も1日の勉強時間に含めるか、含めないかは、人によって違うと思いますが、いずれにしても1日4時間の家庭学習が集中してまだまだ少ないようです
毎日家に帰ってからの生活を見直し、無駄な省いて効率よく勉強するようにしましょう。

学級通信「言霊をさがして」より

2007年10月13日 17時04分01秒 | 言霊をさがして
 10月の学力診断テストが返ってきました。
 返しているときのみんなの表情見たり、感想を聞いていると、「先生もういらんわ」「あかん、終わった」とか下を向いたまま泣き出しそうな顔をして無言…。
 確かに相当厳しかったです。テストの難易度は、「まあ普通よりちょっとむつかしいくらいかな?」程度でした。なのに学年の平均点は前回とさほど変わらずでした。
ですから自分の思っている点数よりも低かった人は、かなりショックでしょう。
けれど、あきらめたら負けですよ。投げ出したらダメですよ。
 今こそ踏ん張る時です。出てしまった結果は、もう変えようがありません。
視線を過去の結果に向けずに、未来や次の目標に切り替えましょう。
今日から、中間テスト一週間前です。頭を切り換えて必死になって机にかじりついてがんばろう。休憩時間も「遊びたい。」「友達と話がしたい。」という気落ちを我慢して単語の一つや漢字や重要語句などを頭に入れよう。いわゆる「ガリ勉」は、決して悪いことではありません。むしろ体育大会の練習を必死でがんばったような、一生懸命努力している美しい姿です。
 受験は、団体戦
 受験勉強というと個人同士の競争のように思われがちですが、実は一人でがんばるより、みんなでがんばる姿勢が大切です。一人でコツコツやるよりも、良いライバルがいて、競い合いをするとか、誰かの家で合宿をするつもりで勉強するとか、自分ががんばるだけではなくて、時には人に教えることで、自分の弱点がわかったり、知識を整理したりできるものです。そして何よりも授業の雰囲気とか、クラスの雰囲気を「勉強がんばろう」という雰囲気にしないと、個人の努力さえできなくなります。みんなで教えあい、競い合い、励まし合ってこそ、本当の実力がつくのです。
 さあ、二学期の中間テスト
 あなた自身はどうしますか?
今こそ凹んでないでがんばる時ですよ。根性を見せる時です。
「やる気、根気、その気がなくちゃ何も始まりません。」

ゴールをいつも見失うな

2007年07月27日 19時15分23秒 | 言霊をさがして

 ゴールをいつも見失うな

ゴールをいつも何か価値のあるものとして、

それに向かって突き進むのである

もし、しんどくても、

痛くても、

苦しくても我慢しろ!!

それが強くなるための近道だと信じてがんばるのである

小さなことで満足せず、

大きな喜びをもって、

このスポーツに打ち込むのだ

常に勝者たるがために


自信

2007年07月25日 23時03分07秒 | 言霊をさがして

自信というものは、

実践の中で成功体験を積み上げていくことから

生まれるものであり、

それは基礎力に裏打ちされている

基礎がしっかりしていなければ、

大きな成功は得られない

基礎練習は、やってやり過ぎることはない

自信は繰り返し基礎を反復させることによって生まれる


闘志なき者は去れ

2007年07月25日 23時01分28秒 | 言霊をさがして

闘志なき者は去れ


剣道に対する精進はするも

勉学には怠る意気地なしは去れ

勉強に精進するも

剣道を怠る弱虫は去れ

己れいっさいを放下し去りたる

全員の赤裸々なる激突

すなわち

切磋琢磨を通してのみ

全員団結の和は

達成し得るものと知れ


必勝五箇条

2007年07月23日 04時05分00秒 | 言霊をさがして

1.必勝の信念を持て

  勝利は信念の強さで決まる

 

2.団結せよ

     チームワークの根本は、信頼と感謝である

 

3.常、今に全力を尽くせ

  明日を待つ者は、勝利者とは、なり得ない

 

4.己に勝てずして、人を制することはできない

 

5.失敗をおそれるな
 失敗して発憤する者が、最後の勝利者となる