大なり小なり目標は誰もが持っているはずです。
しかし、それがなかなか実現できません。
「いい大学に入りたい」「スポーツ選手になりたい」「お金持ちになりたい」…。
本当にこれらの目標を達成したかったら、まず「~したい」というのを
「~する」という積極的な表現に切り替えてみましょう。
「~したい」というのは単なる望みであって、目標とはいえません。
これらは、いい大学に入れればいいなぁ、お金持ちになればいいなぁ、
といった単なる夢想にすぎないのです。
例えば、「いい大学に入りたい」という望みを「いい大学に入る」という表現に切り替えると、
どの様な事が起こるでしょうか。
思考がスタートし始めたら、行動も同時にスタートし始めます。
まず、どこの大学に行くのか。
偏差値はどれくらい足りないのか。
受験日まであとどれぐらい期間があるのか。
それによってどれくらいの勉強量が必要なのか。
この偏差値をクリアするにはどのようにすればいいのか。
志望校合格への夢を実現するためのさまざまな課題をラインアップし、
同時にその解決策を君の脳は探し始めているはずです。
つまり「~する」という目標を設定しただけで、
実現への一歩が自動的に踏み出されるのです。
ここでは受験の例をあげましたが、
「お金持ちになりたい」といった願望を実現するとしても同じことがいえます。
・究極の黄金律
夢をかなえたければ、まず今の君の目標を見直しましょう。
それは単なる「望み」になっていないか、
心の底から実現したいと考えているのか、
自分なりにチェックしてみてください。
さらにその目標が「いい目標」になっているかどうか、下記の項目で確認をしてみましょう。
・「いい目標」のチェックポイント
1,創造できる 目標を達成する姿を心の中に思い描くことができる。
2,信じられる 実現できると確信している。
3、基準がはっきりしている 目標が具体的で「実現した」という基準が
はっきりしている
4,周囲を幸せにする その目標達成が他の人の喜びにつながっている。
・夢をかなえたイメージをする
目標を紙に書き出す以外にも、
夢をより鮮明にイメージする方法があります。
それは夢をかなえた姿を具体的に連想させる絵や写真も繰り返し見て、
頭の中に焼きつけるという方法です。
絵が得意な人は夢が実現した姿を紙に具体的に描いてみましょう。
絵が苦手な人は、写真(雑誌や新聞の切り抜きなど)を張り付けてもOKです。
あこがれのスポーツ選手や住みたい家の写真でもいいでしょう。
そして、夢に向かっている途中でくじけそうになったら、
何でも繰り返しや写真も見つめて下さい。
大きなモチベーション(やるき)につながり、勇気がわいてくるはずです。