居座り議員にNO

「合併で議員多過ぎ」住民投票で解散　福岡県飯塚市議会(朝日新聞) - goo ニュース

　福岡県飯塚市議会（７３人）の議員数が「合併で多くなり過ぎた」とする住民団体の解散請求（リコール）を受けて解散の是非を問う住民投票が４日、投開票された。解散賛成票（４万５７６８票）が反対票（３４４５票）を上回り、リコールが成立した。市議会は即日解散した。３月１１日に定数３４で出直し市議選が実施される。当日有権者数は１０万８５５０人、投票率は４５．６６％。

　「平成の大合併」に伴う同様の住民投票では、山口県周南市や長崎県五島市など各地でリコールが成立している。

　飯塚市は昨年３月の１市４町合併で発足。議員には在任特例を適用し、旧市町議の計８７人が０８年３月まで新市議を務める巨大議会になったが、今年度当初予算で５２億円の歳入不足が生じ、市は昨年６月に財政非常事態を宣言。これを受けて「財政難なのに議員が多すぎる」との声が表面化した。

　同７月には住民団体「飯塚市議会の解散を求める会」（柴田峰世代表）が発足し、有権者の４割を超える４万４７２８人の有効署名を集め、同１２月、市選管に住民投票を本請求。これに対し、議会側は「合併後の地域振興を左右する新年度予算を審議できない」と反発。１２月議会で３月３０日付の自主解散を決議し、リコールに対抗していた。

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土曜日に髪を切ったけど、家族にすら気付かれないタケです。
確かにトップの方はあんまり切れへんかったけど、サイドは短くしたのに…。
まぁ、気付かなくても何ら気にしてないんやけど（笑）

さて今日は、福岡県飯塚市において市町合併時に在任特例を用い居座った議員に対し市議会（７３人）の解散の賛否を問う住民投票が行われ、「賛成」が有効投票の９３％と「反対」を大きく上回って議会が即日解散されたことについて。
飯塚市の議員数が果たして多いのかどうなのか、一度も行ったことのない土地のことなのでワシが住んでいる福井市と対比してみました。

【福井市】
選挙人名簿登録者数（平成１８年１２月２日現在）　２１５,０７６名
議員数３９名
選挙人名簿登録者数／議員数　５，５１５

【飯塚市】
選挙人名簿登録者数（投票当日の有権者数１０万８５５０人、投票率４５．６６％から算出）　２４７，７３５名
議員数　７３名
選挙人名簿登録者数／議員数　３，３９４

こうやってみると確かに議員が多すぎるかも…。
でも、在任特例を適用し居座ることを決めた議員を選んだのもその地域の住民。
ただ、投票した時はここまで空気を読めない議員ばかりとは思えへんかったんやろなぁ。

この在任特例を適用して議員でい続けようとすることは何ら違法ではない。
しかし、違法でなくても財政非常事態が宣言されるほど財政悪化が著しいともなると、議員数とその歳費が住民の標的に。
結局は議員も人の子。自分の地位を守ろうとしたんやろうけど、考え直してもらいたいのは、議員でいることが仕事ではないということを。

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