ボビー魔術!虎粉砕!ズバリ「2番・今江」4安打2打点大暴れ (サンケイスポーツ) - goo ニュース
(日本シリーズ、
ロッテ10x-1阪神=七回裏一死濃霧コールドゲーム、第1戦、ロッテ1勝、22日、千葉)
“ボビー・マジック”で先勝だ。ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が2番に抜擢した今江敏晃内野手(22)が、先制1号と決勝打を含む4安打。圧勝へと導いた。試合は七回裏で史上初の濃霧コールドゲーム。最後も“魔術”で締めたロッテが、31年ぶりの日本一に好スタートを切った。
濃い霧を貫く輝きを放った。これぞ“ボビー・マジック”。笑顔でコールドゲームを受け入れたバレンタイン監督の「伝家の宝刀」は、日本シリーズでも最高の切れ味をみせた。
「雪や雨は経験してるけど、霧は初めての経験だよ。今江の2番? 起用した選手はみな私のチームの一員。勝利に貢献してくれると思ったから起用したんだ」。公式戦で使った125通りのオーダーで、9月18日の西武戦(千葉マリン)のたった1度しかなかった「2番・今江」。大一番での大抜てきが、ズバリ的中した。
一回一死。負傷の堀に代わって2番に昇格した22歳が、井川の4球目チェンジアップを狙い撃つ。打球は虎党で埋まる左中間席へ。「いいところを見せられました」。14日に長男が誕生。夫人の実家にいる愛息の成長をメールでチェックしているパパが、わが子に届けとばかり、シリーズ初打席初本塁打だ。
勢いは止まらない。同点に追いつかれた直後の五回だ。今季1度もスタメンのなかった渡辺正が左前打、西岡がセーフティーバントでチャンスを広げると、打席には再び今江。1球目、バントのサインはボールで見送り、サインが取り消された2球目をたたいた。
「監督から『思い切っていけ』と言われていたんです。だから“打ったれ”と、思い切りいきました」。打球はグングン伸びて、右翼フェンス直撃の適時二塁打。8月に22試合連続安打を記録した“ミスター・ロッテ”候補が、勝利の女神をぐっと近づけた。
昨日(22日)から始まった2005年日本シリーズ千葉ロッテVS阪神。
第1戦でワシが感じたことを気が向くままに書かせてもらいます。
○西岡の守備&ファールカットによる粘り
初回一死一、二塁の場面で、金本の中前へ抜けようかという打球をつかみ、併殺に仕留める。ここで、阪神に先取点を与えるのと与えないのとではシリーズの流れをも左右しかねない場面。この併殺は大きかった。
また、シリーズ初打席では三振に倒れるも、井川に11球投げさせる。2打席目には10球粘り四球で出塁。3打席目2球、4打席目2球と結局井川は6回投げて106球を投じた内、対西岡だけで25球投じたことになる。
○2番今江の大活躍
最初、早坂くんもしくは正人を2番かなぁと思ってたから、スタメンで2番今江を据えたことに違和感があった(笑)
しかし、結果は言うまでもなく昨日のお立ち台!
また、6回一死2塁バッター金本の場面でレフト前に抜けようかという打球を好捕!打つだけでなく、守備でも魅せてくれた今江は勢いに乗っている。
○9番正人の意地
今季出場20試合でスタメンはわずか2試合のプロ8年目の正人。
5回の逆転劇は、正人の出塁から生まれたもの。
しかし、早坂くんといい、正人といい久々の出場にもかかわらずキチンと結果を残すなぁ。これがチーム全体のレベルアップにつながってる気がする。
○直行のナイスピッチング
ホークスとのプレーオフから始まった、調子が上昇傾向の直行。
昨日もその上昇傾向に変わりなく、7回投げて被安打5、四球1、自責点1のナイスピッチング。
投球数も87球と省エネピッチングやったから、中4日で27日の甲子園で行われる第5戦が行われた場合、先発するかもしれへん。
■番外編【シリーズ史上初の濃霧コールドゲーム】
7回の里崎のHRも入ったかどうかテレビで見てたけどよくわかれへんかった。
そしてさらに打球の行方がわかれへんかったのが、ベニーのHR。
テレビのカメラマンは一応打球を追ってたけど、HRなのかヒットなのか判断がつかなかった。
そして、今日の第2戦の先発はロッテ・俊介、阪神・安藤。
はたして、今日はどんな試合になるか、試合開始まであと6時間もあるのにもうすでにワクワクドキドキ(笑)
試合開始まで、週べや野村ノートとか野球の本を読もうっと。