おだやかな日々

野郎2人(夫と息子)との生活・映画・演劇・本のことなどつらつらと。ジェンダーも少し。タイトルは私の憧れ。

行ってきました。「Last5Years」

2005-07-27 00:00:25 | お芝居
 今日、行ってきました。「Last5Years」。
 生の山本耕史さんです。表情を堪能できるほど近くもなかったし、全体を眺められるほど遠くでもなかった、少し中途半端な距離で、なんだか半端な気分でした。

 舞台に登場したとき、最初に思ったこと。肩幅が、上半身が大きい!
 そして、踊り始めたら、ああ、なんと足が長い。

 そういえば、劇団四季以外のミュージカルを見るのは初めてで、
 今回とても驚いたのが、あまり広くないホールなのに、歌詞が明瞭に聞こえないときがあったこと。
 四季の舞台では、あんなに大きなホールなのに、そんな経験が1度もなかった。
 歌詞が理解できない部分もあって、それもなんだか半端な気分。

 それにしても、たいした歌唱力。様々な歌唱技術を駆使して。
 前半の、弾みまくっている絶好調の歌より、後半からの、苦しみや惑いが入る歌の方が私は好きでした。

 お芝居としては、あまり没入できなかったこの作品。彼が出なければ見なかっただろうな、と思う。やっぱりもっと近くで見たかったな。

 で、お話の内容。男女の心のすれ違いはかなりうるっとくるところ有り。
 またその話は後日。

 妻を優しく説得する歌のあと、裏返った声は、まさしく土方でした。

  ※追記※

 夜、夢を見ました。 講演が終わった後、私は、忘れ物をしたらしくホールに戻ってきました。その場を立ち去りがたく残っていた何人かの女性。”ああ、みんな名残惜しいのだな”と思っていると、スーツ姿の彼が登場!エレベーターホールに向かっていきます!
 ぞろぞろ後をついて行く女性たち、数名。”今からお食事ですか”なにげにそばに寄り聞いているわたし。
 エレベーターに乗る彼を、一同見送ろうとしたら、”どうぞみんなも乗ってください。”のお言葉。
 遠慮なくぞろぞろと乗り込んで、ドアが閉まり”家に帰ってみんなに自慢してやろう”と思ったところで
 醒めました。
 今回の観劇の目的と、その不完全燃焼さが、我ながらよくわかる夢でした(爆!)。