おだやかな日々

野郎2人(夫と息子)との生活・映画・演劇・本のことなどつらつらと。ジェンダーも少し。タイトルは私の憧れ。

一生懸命するということ

2006-03-05 11:15:30 | ニュース
 民主党がとてもつらいことになっていますね。

 前原代表をはじめ、民主党の”若手”といわれている人には、とっつきにくい印象をいつも持っていました。
 まなざしがまっすぐすぎて熱すぎる。前しか向いていない。自分自身の弱さを拒絶しているように見える。思い込みが強そう!
 そんな姿に危うさを感じていました。

 永田議員はその典型。
 目標を掲げたら猪突猛進!わき目も振らず一生懸命努力して、今まですべて成し遂げてきたのでしょう。
 そうして、落とし穴に陥ってしまった。

 日本人は、目標に向かって一生懸命がんばっている人に弱いです。
 それによって成し遂げたことより、”がんばっている姿に”何かを託そうとします。
 だから、議員たちも”一生懸命”地元に通い人々と会う。
 選挙期間中は議会で何をしようとしているかは関係になく、それこそ一生懸命に叫び、その姿にほだされて、選挙民は自分の票を託す。
 永田議員なんて”一生懸命さ”でいえば、右に出るものがいなかったはずです。

 そして、永田議員にしろ野田議員にしても、”自分が信じている人”からの情報だから その事柄の真偽の程は調べずに”信じた”。

 政治って、そんな甘いものではないと思うけど・・・。