いやあ!
凄いレースでしたね!
まさかまさかのトーセンジョーダンでした。
こういう厳しい流れになると、最後は目に見えない底力の差がでてくるのが競馬ですね。
逃げるだろうと予想したシルポートの逃げは、つつかれた訳でもないのに、千メートルの通過がマイル戦並みの56.5秒。
レースは、レースレコードを、1.1秒も縮める1分56秒1.
とんでもない記録です。
前日までの馬場状態では、とてもレコードにはならないだろうと予想していましたが、シルポートの逃げが、レコードを演出しました。
この厳しい流れを折り合いをつけて進み、最後に力を絞り切れるのは、これはもう、血統的な底力しかないですね。
案の定エイシンフラッシュも、ローズキングダムも力を出し切れずに馬群に沈みました。
先行馬のアーネストリーは、出遅れた上に、最初の1ハロンで3番手に取り付く無理なレースで序盤でスタミナを使い過ぎました。
ダークシャドウは、無理のないレースをし、力通りの結果を残しましたが、運がなかったとしか言いようがないですね。
ペルーサは、この厳しい流れを後方から進んで、一頭だけ33秒台の究極の末脚であわやの3着にきました。
ジャパンカップは、やっぱりこの馬か?と思いますね。
流石のブエナヴィスタは、この展開でも4着まで伸びてきました。
調子と年齢的なものもあるでしょうが、現時点での最高のパフォーマンスではないでしょうか。
それにしても、トーセンジョーダンの直線の末脚は見事の一言です。
これまでも、先行して、抜け出すレースでG2までは勝ち進んで来ましたが、切れ味不足で大レースでは結果を出せませんでした。
体調の良さもあったと思いますが、厳しい流れになったことが、この馬にとっては有利に展開しましたね。
ジャングルポケット - トニービン と続く底力のある血が、大舞台の「肉を切らして骨を断つ!」力が必要な過酷な展開を凌ぎ切りました。
上がりの34秒2という時計は、スローで流れてもこの程度の時計しか計測できなかったでしょう。
超の付くハイペースでレースが展開しても、上がり34.2が出せるのが、血のなせる技なのです。
大舞台のここ一番というところで、最高のレース展開を得て、最高のパフォーマンスを発揮したということができるのではないかと思います。
「サラブレッドは血で走る」とは、良く言ったものです。
おめでとう!トーセンジョーダン!
これからも一流馬の証を見せてくれ!
【結果】
1着:トーセンジョーダン
2着:ダークシャドウ
3着:ペルーサ
6着:エイシンフラッシュ
投資額 3000円
回収額 0円
収支 ▲3000円
累計収支 +100円
やばい!次に負けたら、このブログを始めての累計収支赤字になってしまう