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またさん 

いつまでもいつまでも一緒に居たい。
その日がくるまでの記録。
そして‥今でもずっと一緒(*´ω`*)

甲状腺機能亢進症の治療~3~5日目

2012-07-19 20:31:50 | 病気~甲状腺機能亢進症

3.4日目はこれと言った変化は多少あったりなかったり。
体重の減少はなんとか最小限で済んだみたいで、ほぼ変わらず。
寒がりのまたさんが暑がりになった。
首を掻き毟り広めのおハゲちゃんを作ってた。
できる事なら漢方だけで・・・と、いう思いがあったのだが。
ここ数日の様子を見て、もう限界だろうと思った。
心拍数、呼吸数を見ていて下がったが、これ以上は、待っていてもまたさんに負担が掛かるだけだと。
下がったと言っても、標準値にはほど遠いし。 

今日(5日目)から、メルカゾールも併用。
本当なら1.25mgから始めたいのだが・・・またさんの甲状腺の数値が数値だから2.5mgから始める事に。
夕方、緊張しながらもカプセルに入れて飲ませた。
直後、横になったまま頭の振りが激しくなった。
時間的に、メルカゾールが原因ではない事は分かったが・・・見たこと無い仕草だったので祈ることしか出来なかった。
抱きしめても嫌がり、独りになりたがる。
そして、頭を振る・・・これも、甲状腺の症状。
撫でると嫌がり場所を移ったり、身体の向きを変えたりして、横になって頭を振っていた。

病院に居る時も少し振ってはいたのだが、こんなに振るなんて微塵も思ってなかった。

その間、触ることも何もできず ・・・ただ、見つめながら祈ってた。
その後、急に横になって眠ているような格好をしていた。
瞳は閉じられたまま、お腹だけが上下していて・・・生きてる事を教えてくれているようだった。 
しばらくして、瞳を開け、執事の手を1回舐めてくれた。
涙が出るほど嬉しかった。

今回、正直言ってメルカゾールが吉と出るか凶とでるか・・・はっきりいって博打だった(こう言い方も何だが・・・)
またさんの身体にどれ程の負担が掛かるか分からない。
人間でさえ投薬の限界が2年で、それ以降は外科手術しかない・・・と。
そういう薬を、漢方でどこまで副作用を抑えられるか? 
メルカゾールをどのくらいまで増量するか?しなければいけないか?

もっと軽いうちなら漢方だけで何とかなったかもしれない。
でも、またさんの数値は振り切れてる。
本来なら、いきなり5mg投与の可能性も多いにあった。

執事には、まだまだ色々と確かめなければいけない事が山済みだ。


今はそれが嬉しい気さえする。
あの姿・・・一時の発作、痙攣ではないと思う・・・後ろ足で頭を搔こうとしてたから。
でも、届いて無かった(;・∀・)
またさんのその時を今日ほど意識したことは無かったなぁ。
18年と2ヶ月で初めてだった。

  


甲状腺機能亢進症の漢方治療~1、2日目

2012-07-16 20:36:50 | 病気~甲状腺機能亢進症

日曜日の午前中、病院へ。
もちろん、本格的な治療のため。
ところが、メルカゾールが入荷するのが水曜日だと・・・。
それまでは、今まで使った当帰芍薬散から 炙甘草湯へ。
執事的には他に使いたい漢方があった・・・が、またさんの体(証)に合わないという事で炙甘草湯へ。
実は、これも使いたい1つだった。
併用できたら嬉しいなと、思っていたのだが、やはり無理だった・・・その漢方がまたさんには強すぎるから。

薬の用意をしてたら、何かいつもと変・・・今回の薬は0・5g多かった。
それに、空気に触れるとベタつく・・・。
カプセルに入れるのがこんなに大変な薬だったなんて・・・(TдT) ウゥ…
錠剤にしてもらえば・・・またさんのアワアワになりやすい味だった( ;∀;)



y/d以外は食欲旺盛なまたさんw
手に乗せても、撫でても・・・頑なに食べてくれない( ;∀;)
写真の緑の器に、ザナベレのウリナリーとy/dを混ぜたものが。
今回、執事は姑息な手に出たw
上は、ほとんどザナベレで下に行くほどy/dが増える・・・どんどん不味くなる作戦!
ちょっと食べた形跡があったw
漢方、メルカゾールだけなのは分かっていたが、y/dの3本立てなら楽かな?と思ったのに・・・
y/dしか置いておかないと、ゴハンが無い~~~~!とアピールしまくる (;・∀・)
今回ばかりは、食えるなら食え!と言いたいが・・・言えないからここで愚痴るw
またさんには弱気な執事w  


これは今日のまたさん。
ここは台所の片隅(温度計を見ると28℃だった。)
エアコンの涼から逃げてるのか、ここの方が心地良いのか謎。
今日の暑さの中でもエアコン設定温度29~30℃。
室内の温度はムラがありすぎてなんともいえない・・・夏のボロ家の真南向きは怖いw

漢方を替えたから、気にして観察してたけど悪い事は無し。
呼吸も落ち着いてる。
心音はまだ早いけど、当帰芍薬散を使ってた時と変わらず。
気持ち悪いのが、大分落ち着いてるみたいで、口の周りを舐めなくなった。

昨日は結構痒がってた・・・おハゲちゃん発見(;゜Д゜)

今日もネックカラーを着けて貰う事に。

一時期に比べたら、良く寝てくれるようになった。
今は、まさに寝子さんになった。
あちこち移動してた。随分、動けるようになったようで嬉しい。
食べムラはあるけど、スープゴハンなら基本的に完食。

時期的なものもあるけど、この病気は24時間ずーっと走り続けてるような状態だから、脱水には今まで以上に気をつけなくてはいけない。
多飲、多尿、またさんの病気は全部そうだから。
何もしなくても体内の水分は減っていく。
これからは脱水気味なら、即、輸液。
スープゴハンも毎日だけど・・・多分、追いつかない。

薬が変わった。
・チオラ錠中止
・当帰芍薬散→ 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)・・・様子を見てどっちを使うのもありだと。判断は執事。
・ウルソサン継続 
・薬ではないが、タウリンの使用は強く勧められた。

調子が良かったら、しばらくは炙甘草湯だけで様子を見るのも 良いと。
とにかく、メルカゾールを加えるのは、またさんの様子次第。


さっき、わざとy/dを置いておいたら少し食べた~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
その後、明らかに怒ってた・・・y/dを返品するのはもう少し先かな?
わざと食べたのか?間違って食べたのか??? 
 


準備編最終日~一般的な治療法の勉強

2012-07-14 19:03:30 | 病気~甲状腺機能亢進症


この通り、鼻皺が出てしまうほど、毛繕いが出来るようになった。
というか、痒みが出てるのか過剰なグルーミング・・・。
一時期は、ただただひたすら寝てるだけだったから・・・それから見れば元気になったのかな。

身体の表面の熱はすっかり取れたよう。
寝てる時の呼吸数は落ち着いているけど、起きてるとどうしても50~60/分になる。
心音は前回よりも落ち着いている。
多少は早いが、ドックドック・・・という音になった。
手にだけ少し汗が・・・これは手だけ舐めてるからそのせいかもしれない。
鼻もちゃんと濡れている。
一時に比べれば、よく歩くようになった。
眠りも何とかしっかり取れているよう。
昨日から甘えるようになってきた(一時期の凶暴性が消えたw)
食欲が落ちている・・・カリカリに飽きたせいも(室温は調節してある) 
夕方からは、ウェットフードで、とにかく食べてもらい少しでも体力を付けて欲しい。

ずっと、体力に拘っているのは、服用する予定の漢方が体力がある猫?人?用だから。
それに、治療が始まったら、血液検査の回数が今までの比じゃないから・・・。 

この病気の診断は、通常の血液検査では断定出来ない。
症状が、色々な病気と似ているものばかりだから、はっきりさせるには甲状腺の検査(T3、T4、FT4など)が欠かせない。

T4のみで検査をして、よほどの高値である時は、この病気でだと確定できる。
だけど、1回の検査で正常値だったり、T4の濃度が低い場合や、
オカルト甲状腺機能亢進症(安静時に正常値と異常値の間になる事があるらしい) では、正常値を示すことが多い。
FT4での検査をする事で確定できるので、T4のみで正常だからといって、この病気で無いとは言えない。
1~2週間後にT4とFT4の検査をした方が良い(10歳を超えた猫さんにはこれを勧めます)

この病気の治療法は、薬を飲むか、手術するか、放射性ヨード療法(日本では不可)、実際に2つしかない。
最近、y/dという療法食も出たが、まだ出たばかりなので 、個人的には何とも言えない。
他の食事の禁止、サプリの禁止など、規制も厳しい。
でも、ヨウ素の低い食事なら食べてもいい・・・という話もあり、まだ試験段階だと執事は考える。
これを薦めない獣医さんもいるのが現状。
効果が出てる猫さんもいるようだが、止め時が難しいように思う(あくまで執事の見解です)
 

~~ここからは執事の勉強を兼ねて~~

一般的な治療としては、抗甲状腺薬(メルカゾール)を投与する事で、この病気が引き起こした様々な病気の回復を目指す。
ただ、この薬は副作用が非常に強い。(固体にもよるが、全般的に強く出る傾向があると執事は思う) 
 以前書いた、甲状腺機能亢進症によって引き起こされる病気の他に、薬物アレルギー性皮膚炎、自己免疫性血小板減少による出血など。
この自己免疫性血小板減少は、自分の血小板を異物と認識してしまうため、血液を固める作用が弱まり鼻血などの出血を起こす。

これらの副作用が生活していく上で問題となると、手術をする。
この時も、腎臓にどれくらいの負担が掛かるのか、良く検討する必要がある。 

メルカゾールの投薬 は3つの目的がある。
・まず、前述した手術のリスクの軽減あるいは除外するための初期投与。 
・そして、甲状腺機能亢進症の長期内服療法。
・甲状腺機能が正常化したために、腎機能への影響をみるための試験的投薬

~一般的なメルカゾールでの投薬治療~ 
初期容量は治療用量以下から始めると、副作用が軽減されるらしい。
推奨初期容量は、2.5mg/catを1日1回2週間。
この時点で、副作用がなく、身体検査でも問題なく、腎機能パラメーターCBC(全血球検査)、血小板が基準参考値内で、
T4濃度が2μg/dl以上なら、容量を2・5mg/catを1日2回にする。
この時、T4測定の採血のタイミングは 投薬後4~6時間を基準にしてる。
そして、2週間後に 同じパラメーターをして状態をみる。

薬の用量は血清T4濃度が1~2μg/dlの間になるか、副作用が出るまで(;゜Д゜) 2週間ごとに増量し続ける。

でも、血清T4濃度よりも、腎パラメーター、食欲、臨床症状を重視し、
多くの場合、T4濃度か4μg/dl前後で臨床的な問題が無ければ良好なコントロールと判定する事が多い。 

弱ってる猫さんにこれは辛いと思った。ら、下記のような投薬方もあった。

内分泌疾患に共通する概念として治療を急がない事が重要だと。
低容量から序々に増量していく事で充分間に合うことが多いとある・・・例外については書いてない。
・初期投与は、1.25mg/catもしくは、2.5mg/cat、1日1回から始める。
治療開始、2週間で再検査をして、臨床症状と、特に腎パラメーターに注意しながら除々に増量。
T4値は、5.0 μg/dl以下で、腎機能と臨床症状が安定する、調度いいバランスになるよう調節する。
・尿毒症の猫さんには1.25~5.0mg/cat 1日2回 最低量から始める。
・腎不全の兆候がなく、T4濃度が上昇 5.0mg/cat 1日2回
・腎不全がある、または疑わしい場合は、2.5mg/cat 1日2回
・高窒素血証と、明確な腎不全の場合は、1.25mg/cat  1日2回

どれも、1~2週間でT4,CBC+血小板数、腎臓の検査(BUN、Cre、IP、TP、電解質)、尿検査をする。
投薬開始後、3ヶ月は2~3週間毎に同じ検査をし、その後は3~6ヶ月毎に検査する。

・5.0mg/cat 1日に2~3回 治療目標はT4ga参考基準値の低域に入る事。
この場合、再検査はT4、CBC+血小板、血液科学パネル(ほぼ、一般的な血液検査)を2~3週間の間隔で行う。
最初の3ヶ月を経過した後は再検査までの間隔を伸ばせる。

治療開始後3ヶ月間、臨床症状に問題があると考えられる場合は、追加の検査をする。
・肝機能検査、抗核抗体の測定 

安定後(最短で治療開始3ヶ月以降)
・T4濃度の測定を3~6ヶ月毎
・副作用が出た場合、それに応じた検査も する事

この治療で、食欲の無い猫さんには薬の増量はしてはいけない。

高齢な猫さんが罹りやすい病気なのに、検査や副作用が大変な病気なんだと実感した。
 

~追伸~
またさん、明日病院に行って先生と相談して、本格的な治療を始めるつもりです。 
体力がつくまで、時間がかかりそうなので・・・。 
急に、暗い所に篭り出したのも気になり・・・今年、初めての事です。
またさんは、基本的にダラ~ンと寛ぐので、ハードキャリーに自分から入る事は稀です。
頭の振りも出てますし・・・。 
痒みがかなり出てるらしく、毛繕いしてるうちに心拍数が上がってしまいます。
これ以上、身体の何処かに負担がかかるのは避けたいので・・・。 


~準備編3日目

2012-07-13 20:58:45 | 病気~甲状腺機能亢進症

今日も、調子は上向きのようで・・・ゴハンに文句を言ってきたw
最近、大人しく同じゴハン(ザナベレのウリナリー)ばかり食べてるなぁとは思っていた。
たぶん、文句を言えるほどの体力が無かったのかもしれない。 

今日は、ゴハン置き場に来て「ウニャー」と一声、そしてその辺にある物をチェックして戻って行った。
この行動は、食べ物が無い時にするんだけど・・・食事台の上にはy/dのスープ、カリカリ、ザナベレの3点盛りw
もしも、何かの間違いでy/dを食べてくれたら・・・と、いう思いがある。
y/dのスープは、スープにしてこんなに飲まないのは初めて見た( ;∀;)
カリカリは、置いてても食べないので1回分は破棄した。
再度チャレンジで、手から食べさせてみようと思った。
結果は2粒食べてくれた!行けるか!?と一瞬思った。
思っただけで・・・あとは、口に入れてくちゃくちゃと味わって?ペッと吐き出した。
小さい粒のカリカリが転がってく音が・・・やけに大きく聞こえた(´;ω;`)ウッ…
変なもん食わせやがって・・・という雰囲気を全身から漂わせて巣の中へ入って行った。
今日もオルゴールを聞きながら寝ている。 

分かってはいたが・・・実際、こういう結果になると言葉にし難い(TдT) ウゥ…
やっぱり、メルカゾールと漢方での治療しか残ってない。

今日のまたさんは、呼吸数がまだ早いけど、とにかく寝るようになった。
しかも、それなりに熟睡できてるみたいで嬉しい・・・以前は寝れない事が多かったし、ほとんど熟睡なんて出来なかったと思う。 
今日みたいに、文句を言いに歩き回る事もしなかった・・・できなかったんだろうな。

とにかく今は少しでも体力を付けて欲しい。
それなりに食べて、出して、歩くようになったら・・・早めに本格的な治療を始めようと思ってる。

アメリカでは、耳介に塗るメチマゾール(メルカゾールとほぼ同じ成果、副作用を持つ)があるらしい。
でも、これを猫さんに塗布する時はゴム手袋か指キャップをしないといけないらしい。
それに塗布面には紅斑ができ、コストの増加がある。
効き目は経口が80%くらいにたいし、塗布した場合は60%くらいになるが、副作用は変わらないらしい。
アメリカでも日本でもこの病気に対しては、さほど治療法の違いはなさそう。
メルカゾールなんて、日本で中外製薬が作ってから50年だったかな。
普通なら、新薬がどんどん出てくるのに・・・この病気の難しさなのか、それとも大人の事情なのかは分からない。

明日は、この本(伴侶動物治療指針vol2)にかかれてる薬の処方例と治療後の経過観察について考えてみようと思う。

今日は、またさんが数回頭を振っている。
その姿を見ると、すぐにでも・・・と思うんだけど、またさんの肝臓が少量のメルカゾールでも受け入れられるのか?
薬にはその強さを示す力価というものがある。
それと睨めっこして、またさんには少しでも体力をつけてもらって、それ次第かな。

いつも応援してくれて、ありがとうございます。
少しでも、この病気に関して患者側からではない、医者側の意見(本からですがw)も書いていきたいと思ってます。
それで、飼い主さん達の考えや、不安とか少しでも助けになったらいいかなぁ~なんて思ってます(∀`*)ゞイヤァ 


未知の治療にむけて~準備編 2日目

2012-07-12 20:27:31 | 病気~甲状腺機能亢進症

先日も、励まして頂いて・・・もっともっと、またさんが完治するまで頑張らねば!と思いました(`・ω・´)
ほんなさん動画が見れないと・・・始めは何かの宣伝で、動画というか、音声のみです。
待ってるとオヤジの声が聞こえてきますw
ちょびくん、がんばろ~ね! 


まず、今まで服用していた五苓散から、当帰芍薬散へ変更して2日目。

たった1日半で明らかな変化が現れた。
・今まで熱っぽい身体だったが、身体の表面の熱が取れた感じ。
・それに汗(肉球)がの明らかな減少が目視でき、 肉球を触っても汗によるべたつきが無い。
・呼吸数の減少65/1分くらいだったのが、今は少しだけ下がった。1分に60弱。
 普通なら1分間で15~40くらいらしい。
・驚いたことに心拍数が測れるまでになった。まだ、早いが・・・。 

以前は心拍数が早すぎて測れなかった・・・ギャロップリズムってやつだったのかもしれない。
普通、心音はドックドック・・・というような音なのだが、またさんは、ドドドドッみたいな感じで執事では測りきれなかった。

またさんの過剰なグルーミング(痒みの発作)もこの病気によるところが大きいと思う。
もちろん、肝臓由来である事も否定しきれない・・・肝臓自体が併発された可能性もあるかも。
あと、お腹の鳴る音も、この病気によるものだと思われる。→消化管障害
頭を振っていたのも、この病気が原因の可能性が非常に高い。→あまり考えたくないが・・・高血圧による神経系なもの
気持ち悪いのか、口の周りを舐める。→消化管障害
眠りが浅い。→心筋症と全身性高血圧症
これらの症状は、甲状腺亢進症の症状と、併発された症状だと説明できると執事は考えてます。


この病気の大きな特徴というか併発される病気は4つある。
執事自身の勉強の意味も含め簡単に書きました。 

心筋症・・・頻拍や強い心拍動、ギャロップリズム、心雑音など。
 この病気に起因する心筋症では、左室肥大、左房、左室の拡張などが見られる。

腎不全・・・この病気において最も注意しなければならない併発疾患。
 腎臓の形態異常(萎縮など)、BUN,CREの上昇、低比重尿(1.008~1・020)などがポイントになる。
 腎血流量が増加するため、糸球体濾過量 が増えるため、本当なら機能低下している腎機能が隠れている。
 治療を開始すると尿毒症が現れることもある。
 そのため、甲状腺が正常化する事により、腎臓にどの程度影響を与えるのか、充分に考慮する必要がある。

全身性高血圧症
 過剰な甲状腺ホルモンによってβーアドレナリン が増え、心拍数や心筋収縮性の増加が起きる。
 甲状腺亢進症による高血圧症の臨床症状は臨床的に不明確で、適切な血圧測定をしない限り確定する事はできない。
 網膜出血、網膜はく離は、この病気の全身性高血圧症に続発する一般的な併発症だが、眼病変は見逃されやすい。
 高血圧症で最もダメージをうけるのは毛細血管で構成された臓器系で最終的に脳神経症状に発展する事も珍しくない。

消化管障害
 甲状腺機能亢進症の猫では消化器系症状が多い。
 一般的に、多食、体重減少、食欲不振、嘔吐、ゲリ、排便回数の増加、多尿、糞の量が増えるなどがある。
 胃腸系の運動亢進、吸収不良の報告もされている。
 消化器官に炎症を起こすこともある。

今日の勉強はここまで。
 

またさん、怒る元気も出てきたみたいで、怒られっぱなしです(;´∀`)
今日、一応、y/dも買ってきました。
あげたら、無視されました( ;∀;)・・・
今回食べなくても返金してくれると病院でいわれましたが・・・気分は複雑ですw
それに先生が何故かすごく重い本(専門書)まで貸してくれました・・・執事に勉強しろとw???
クリックで少し大きくなります。

メルカゾールも近いうちに入荷してくれます。

またさんにも元気が出てきたようなので、様子を見て本格的に治療を開始しますが、まだ1週間ほど先の話だと思います。

   
これは10日のまたさん                       これは今日のまたさん

今日は、上体を起こしてる事が多く、文句もよく言ってます(;´∀`)

先生にも言ってきました。
またさんを実験台じゃないけど・・・またさんを機に、学会にでも発表して、全国で甲状腺で苦しんでる猫や犬を救ってくれ!と。
これが上手く行ったら、甲状腺疾患になりかかってる子達も救えるんじゃないかと思う。
そうしたら、人間会でも注目され始め、同じように苦しんでる人達が救えるかも?
でっかい話になったところで・・・では (´∀`*)ノシ