今日で初七日になるのだと、昨日気付きました。
この約1週間、時間の感覚も無ければ曜日の感覚もありませんでした。
執事がまだ冷静ではないので読み辛い部分も多いかと思います。
時間軸もぐちゃぐちゃです。
どうかそこはお許しください。
初七日なので書いておきたい事があります。
ブログのタイトル通りの事です。
まず、またさんが甲状腺の治療を始めた時には手遅れだった可能性がとても高いです。
一時期吐いて、メルカゾールの副作用かと思いましたが違う可能性が高いです。
副作用なら、もっと吐き続けた事でしょう。
でも、またさんにはそれがありませんでした。
頭を振っていたのは、甲状腺による可能性もあるのですが・・・。
検査で他の病院に行って話しをしていた時も脳に何らかの疾患がある可能性が高いと言われました。
いつも行ってる病院の先生もそれは疑ってました。
でも、それを調べるにはMRIで麻酔を使わないといけません。
だから執事はそれを調べる気はありませんでした。
今年の7月はまだ過ごしやすい日が多かった事を覚えてる方も多いと思います。
8月になってから急に暑くなりました。
そのあたりから、またさんは体調が目に見えて・・・良く無くなりました。
上に書いた吐いた後から自分で食事が食べれなくなりました。
その数日後には、実はお水を飲むのも上手くできてなかったのです。
お水の入った器に顎を着けたままじっとしてる事が多々ありました。
たまに舌で水を飲むのですが・・・上手く飲めなかったのです。
そして自分からは、お水が飲めなくなりました。
お水置き場に、ちょこんと座ってる姿が多かったんです。
またさんは、首周りが手首よりちょっと大きいほどしかありませんでした。
以前してた首輪は鎖骨の辺りにまで下がってしまっていたのです。
これは痩せて、首や他の筋肉激減によるものであったと思います。
それに10日あたりから鳴く事もできなくなってました。
痩せた事もありますが、脱水により涙が濃くなり鼻の通りにも影響していて喉が腫れていたせいなのです。
甲状腺による圧迫もあったかもしれません。
またさんは、甲状腺が触れました。
普通ならば、ほとんど触って分かる事はありません。
でも、またさんの右側の甲状腺は執事でも触る事ができました。
触れるという事は、甲状腺がんの可能性が高いのです。
必ずしもガンだとは言い切れませんが・・・可能性は高かったと思います。
ですからメルカゾールと漢方で数値が激減しても、食べる量も少なかったし動くこともあまりできなかったのだと・・・。
動けなかったのは心肺機能のせいもありますが・・・。
心拍数がほとんど下がらなかったのです。
またさんが他の病院でレントゲンを撮ったときには、すでに心臓がかなり肥大してました。
甲状腺の症状なら、大抵は左側の心臓が大きくなるのですが・・・またさんは両方大きくなってました。
左が7mmで右が6mmでした。
痩せていたせいもあり、心臓が肺の半分ほどを占めていました。
またさんの肺というか・・・首のすぐ下の肺の辺りの胸の幅はタバコの横幅くらい(6cm弱)しかありませんでした。
普通ならそこから肺は大きく台形のように広がっているのですが・・・そこには肥大した心臓がありました。
ちょうど、ハートの形を下向きにしたような感じに似てました。
バレンタインハートといいます・・・肥大した心臓の形の事を形容する言葉です。
またさんの胸幅や、肺の大きさを考えるとこの心筋の厚さは・・・またさんにとって、とても苦しい状態だったとおもいます。
呼吸するのもとても大変な状態だったと思います。
話が前後しますが、ドクターカーを呼んだ時、お腹にしこりがあると言われたのです。
あの時は、心臓にも肺にも水が溜まらない程度の輸液をすると言われました・・・。
レントゲンとエコーを撮った時にも副腎の辺りに白い影がありました。
エコーでは見えずらい・・・とその先生はいってましたが・・・若い先生だったので、執事の病院の選択ミスだったかもしれません。
でも、あの時、遠くまでまたさんを連れて行くのは無理があると思っていたのです。
それと、エコーで、肝臓の辺りに見慣れないものがあった・・・とも言われましたが、その先生は見つける事ができませんでした。
7月後半に●んちのお手伝いをしました。
この時にはすでに腰骨などがすべて触れる状態でした。
自分で●んちをできなかったのも、この辺りの筋肉の激減と、おそらく内臓に何らかの疾患があったせいだと思います。
タールっぽい●んちをした時には、もうすでに何らかの疾患が起きていたのだと・・・。
タール状という事は、どこかで出血してる状態らしいですから・・・。
この頃には、オシッコに量も減り・・・。
座ってオシッコするようになってました。
立ってする程の筋力が無かったのです。
実は左足の肉球あたりの骨にも変形が少し出てました・・・血統によるものなのか、老化によるものなのかは分かりません。
この頃から歩くのもふらついていました・・・。
レントゲンで診たまたさんの手足は、相当な痛みを伴うものであろう事も分かりました。
強制給水をしてる時、1度だけたくさんオシッコをしてくれました。
とても嬉しかったのを覚えてます(*´ω`*)
またさんの心臓を触ると、執事の手でじかに触ってるような感じだったのを思い出します。
まるで執事の手の上で動いてる・・・そんな感じでした。
またさんの心拍数は200/分ぐらいでした。
ここまでくると空打ち・・・心臓が動いていても血液を送り出せない状態になるのです。
またさんは、かなりの確率でこの状態だったと思います。
だから、耳の付け根が青くなったりしてたのかもしれません・・・はっきり言えませんが・・・。
耳の付け根が青いのは貧血が起きてるらしいです。
7月のうちにこの事実の1/3くらいには気付いていて・・・超へタレ執事になったのです。
でも、執事のエゴかもしれませんが、1日でも、1分でも、1秒でもまたさんと一緒に居たかったのです。
たくさん苦しめたかもしれません・・・。
辛い思いもたくさんさせたかもしれません・・・。
ただ、未だに悔やまれるのはもっと早くに甲状腺亢進症の検査をしなかった事です。
これだけは一生悔やみ続けると思います。
でも、1つだけ救いがあります。
またさん行きつけの病院でも甲状腺の治療を始めた事です。
このような状態で、またさんは8月12日まで頑張ってくれていたのです。
だから、12日のあの時、病院には行きませんでした。
あの状態で、声も出なく辛いのに・・・一生懸命ゴロゴロいってるようでした。
肺のあたりを触わったら、そう感じたのです。
またさんが頑張ってくれてる時に、この現状を言葉にすることはできませんでした。
言葉にすると・・・・。
いちごの妖精さんだった頃のまたさんを (*´ω`*)
~~追記~~
初七日なのに、またさんったら大雨に雷って(;´∀`)