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紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

聖地巡礼ヘタリア紀行[ヴェネツィア編]

2010-07-27 21:23:00 | その他
前回(ミラノ・ヴェローナ編)からの続き


二日目は、水の都・ヴェネツィアを観光しました。


  ヴェネツィア概要



ヴェネツィアは、ヴェローナから東に位置する、
アドリア海の最深部ヴェネツィア湾にできた潟(ラグーナ)上に
築かれた水上都市です。
イタリア本土にあるわけではなく、ヴェネツィアはあくまで島。


水に浮かぶ都市の姿はとても個性的で、
「アドリア海の女王」「水の都」「アドリア海の真珠」などの別名で
親しまれています。

漫画【ARIA】の舞台となっている火星のネオ・ヴェネツィアという町は
このヴェネツィアがモデルとなっています。




  ARIAで見るヴェネツィア観光名所

では、【ARIA】に見られるネオ・ヴェネツィアの名所を
実際のヴェネツィアの風景と見比べていきましょう。


まずは、灯里が藍華と待ち合わせる「ため息橋」。


残念ながら、現在両脇の建物を修復中(?)のため、
ため息橋は両脇からボードに挟まれてなんだかよくわからない感じに
なってました。
ちなみに橋がかかっている両脇の建物は、裁判所と牢獄。
裁かれた犯罪者が牢獄に至る橋の上で、よくため息をついたことから
「ため息橋」という名前が付いたんだとか。


灯里が暁を案内するサン・マルコ広場。
右からサン・マルコ寺院、時計塔、大鐘楼が並ぶ。


実際のサン・マルコ寺院、時計塔、大鐘楼。


サン・マルコ寺院と時計塔がわかりづらいので、
サンマルコ寺院と時計塔だけの写真も。


灯里が解説している、福音史家マルコの象徴である翼を持った獅子は
実際のヴェネツィアでも見ることができます。


ヴェネツィアの町のいたるところに有翼獅子の像が。
カッコイイ・・・。


そして、【ARIA】といえばやはりゴンドラ!
ヴェネツィアにも「ゴンドリエーレ」と呼ばれるゴンドラ漕ぎさんがいます。


この通り。
【ARIA】の水先案内人(ウンディーネ)のように観光案内はしてくれませんが、
狭い水路をすいすい進んでくれる様には感動せずにはいられません。


ゴンドリエーレになれる人の数は決まっており、
ゴンドリエーレ見習いたちは師匠のポストが空くのを待っているとか。
大変だなー。

  その他のヴェネツィア情報


【ARIA】でたびたび起こっていた「アクア・アルタ」と呼ばれる
高潮現象は実際のヴェネツィアでも起こるようです。


大潮、気圧の変化、アドリア海を南から吹く風の3つの要因が
重なることで発生するらしい。大変だ。


【ARIA】にも登場するカーニバル用の仮面。


仮面はヴェネツィアのいたるところで売られていますが、
これをつけてのカーニバルが実際にあるのは二月。


ジョジョ五部でフーゴが発言している「ヴェネツィアングラス」とは・・・。


ヴェネツィアのガラス工芸品。
ただ、観賞用のガラス製品のため、フーゴのようにこれでワインを
飲んだりはしない方がいいみたい。


ブチャラティがキング・クリムゾンと死闘を繰り広げた
サンジョルジョ・マジョーレ島。


サンマルコ広場からその美しい姿を眺めることができます。
ブチャラティ・・・。


  迷路のような町


ヴェネツィアは迷路のような町です。
【ARIA】で三人娘が町の探検をするシーンがありますが、
ヴェネツィアを歩くのはまさに探検という感じです。


建物と建物の間の細い小道を抜ける。


抜けた先の広場で、また小道に入る。
まるで3Dダンジョンのよう。
とてもじゃないけどマッピングしないと同じ場所に出られる自信がない。


でも、たまたま入った小道になんか変な店やステキな店があったりすると
なんとなく楽しい気持ちになれるのもこの町の魅力なんだと思います。


灯里たちのように町が一望できる景色を見つけることはできませんでしたが。
こういう秘密スポットを見つけられるようになるまでには、
もっと足しげくヴェネツィアの町を歩かないとダメなんでしょうねぇ。


ちなみにヴェネツィアにも、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の彫像が
ありました。

次回は斜塔でおなじみのピサを観光します。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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喜多見寛子 (加藤千瑛)
2018-03-13 04:52:56
成山裕治
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宮平彩美 (水先案内)
2018-03-13 04:53:21
竹筒
返信する

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