このところの朝晩は、もうすっかり秋の色が濃くなってきましたね。
一年で一番ツーリングに適した季節がやってまいりました。
みなさん、あれこれとツーリングプランを考えていることでしょう。
さて、私もこれまでちょこちょことツーリングに行ってはこのブログに書きためてまいりました。
ツーリングの楽しみはバイクに乗ること自体が大きいのはもちろんですが、
その記録をブログに書き、後々自分で顧みる楽しみも小さくはありません。
ブログを見に来てくれた方と情報を共有できるという喜びもあります。
でも、ここでジレンマが発生します(笑)。
走ることの楽しみと、記録することの楽しみ、どっちを優先するべきか。
走って気持ちのいい道や、思いがけず素晴らしい景色に出会った時、
その写真を撮りたいと思うのは人情というもの。
でもそのためにいちいちバイクを降りて写真を撮るようになると、
バイクに乗る楽しみが半減してしまう。
で、そのジレンマを解消するためにカメラマウントを設置したわけですが。
まあ、撮れることは撮れます。
でも何か物足りない。
走っている時に見た景色の感動(臨場感)がいまいち伝わってこない。
アングルが固定されてしまうのもその原因の一つでしょう。
で、遊び半分で始めたのが動画撮影です。
動画といっても、コンデジの動画機能を使うので、そう大したものは撮れないのですが、
乗っている時の臨場感がものすごくある。
文と画像でつづられたツーリングの記録も良いのですが、動画はまた違った意味でものすごくリアルに思い出を記録できる。
(結局他人の走行動画なんて面白くないので、完全に自己満足の世界ですがw)
あまり深追いはしまいと思いながらも、どんどんその楽しさにハマってしまいました(@_@;)。
もともとコンデジのセンサー自体は撮影に特化されたものなので、動画の画質も十分満足できる。
ブレも一般道を法定速度で走るくらいならほとんど無い。
ツーリング先での景色を記録するぐらいならまったく問題はありません。
しかし
コンデジではどうしてもクリアできない問題が出てきました。
それはバッテリー。
動画撮影はバッテリーの消耗がハンパ無く激しい。
コンデジのバッテリーでは、1時間も持たず終わってしまう。
また、ほとんどのコンデジが、一回の動画撮影を30分ごとに区切る仕様。
で、
あ~、結局深みに…(@_@;)
いつもなら、ネットレビューを読み漁ってなんとなく決めてしまうところですが、
今回は珍しくしっかり調べちゃいました。
アクションカムの特集記事を載せた雑誌のバックナンバー(中古)まで取り寄せました(笑)。
GoProやJVCなんかは割とバイクの量販店でも置いてあるのですが、
それ以外にもたくさんのメーカーから出されているんですね。
メーカー、機種、それぞれに特色があるので、まず自分が何にプライオリティーを置くかをはっきりさせてから検討しました。
とにかく、第一条件は撮影しながら「給電」が出来る機種。
バッテリーの心配をせずに撮影することが出来なければ、コンデジに取って代える意味がありません。
それから、防水であること。
最後に「外部マイク」端子があること。
あとはそれぞれの動画をYouTubeで比較。
主要なものを…
JVC GC-XA1
DRIFT HD GHOST
GoPro HERO3
CONTOUR CONTOUR+2
SONY HDR-AS15
↑のチャンネルだけでも12機種もあります。
まあ、ほ~んとたくさんあるんですね。
キリがありません。
で、いろいろと比較して、今回チョイスしたのはこちらです。
DRIFT HD GHOST
DRIFT社はイギリスのメーカーらしいです。
はい、まったく知らなかったメーカーです(笑)。
でも、この業界ではそれなりに知名度はあるようです。
何故これにしたのか?は、以下に追々ご紹介してまいります。
本体はラバーコーティングされていますが、思ったより質感は悪くない印象をうけます。
ハウジング無しでの防水仕様は、選択条件の中でもかなり大きなポイントでした。
(といっても、給電しながらの撮影では元も子もないですがw)
大きさは、手のひらに少し余る程度。
アクションカムの中では大きい方かもしれません。
液晶表面にはゴリラガラスが採用されています。
レンズはむき出しではなく、レンズケースの中に入っていて、先端がこのように300度の範囲で回転します。
このおかげで、マウント時に水平が簡単に調整できるようになっています。
このレンズケースは万が一傷がついても、オプション交換できるようになっているようです。
同梱品の充実度は「並」ですが、オプションを組み合わせることでマウントの自由度はかなり高いです。
バッテリーは他社に比べても大きく(1700Ah)、バッテリーのみでも3~4時間は録画可能とのこと。
早速取りつけていきます。
本体の背面からアクセスします。
カバーを外すとこんな感じ。
メディアはmicroSDです。
さらに内蓋を外して、電池を入れます。
外部から給電出来るように、もうひとつ別の裏蓋が付属しています。
取り付けるとこんな感じになります。
給電はミニUSBで出来ます。
もう一本出ている線は外部マイク入力につなげてあります。
さまざまな方の車載動画を見ましたが、バイクの音が少しでも入っていた方が臨場感が増すように感じたため、
できるだけ良い音で録音したいと思い、この外部マイク入力があることを選択条件にしていました。
こちらはこの機種の「売り」である双方向リモコン。
充電は、本体と同じくミニUSBで行います。
このリモコンで、撮影の開始・終了はもちろん、動画撮影中の静止画撮影のシャッターを切ったり、
4つある撮影モード(動画・静止画・インターバル・ハイスピード)を変更したりすることも出来ます。
ベルクロで腕に巻きつけることができますが、ダッサダサです…(^^ゞ
正直このリモコンは軽視してましたが、使ってみるとびっくりするぐらい便利です。
特にバイクに乗ってて手が届かないようなところや、液晶画面が視認できないところにマウントした場合、
手元のリモコンのLEDランプの色(緑・赤・黄・青・紫)で、本体の動作確認やステータスを知ることが出来るため、
大変重宝します。
私が購入したのは平行輸入品のため、日本語の説明書はついていませんが、
メニュー言語にはちゃんと日本語も用意されています。
デジタルズームを「ディジタルズーム」と表記しているところが英国製を伺わせますなw
操作自体、本体を手にすればほとんど直観的にできますし、説明書の内容も至ってシンプルなので不便はありません。
因みに正規代理店のHPで、詳しい操作説明を動画でみることもできます。(こちら→コムコム DRIFT HD GHOST 使い方ビデオ)
マウントは、前回と同じ左ハンドルにまず一つ。
で、もうひとつ、リアシートのタンデムバーにホルダーを設置しました。
こんな感じ。
どんな動画が撮れるか楽しみ(笑)。
恐らく、マスツーで活躍してくれるのでは?と期待しています。
外部マイクは暫定でフロントのメーター下にベルクロで貼り付け。
風切り音防止のため、もうひと工夫必要になりそうです。
さて、うまくいきますでしょうか。
結果は次回のお楽しみです(^_^)/~
※追記
Young Maghine 9月号に掲載されていた機種
(以下編集部評価順)
1 AIPETEK スポーティーカムZ3
2 SONY HDR-AS15
3 DRIFT HD GHOST
4 ELMO QBIC D1
5 CONTOUR CONTOUR+2
6 MIDLAND XTC-300
7 Panasonic HX-A100
8 ion AIR PRO
9 JVC GC-AX1
10 Gopro HERO3
11 replay XD1080
12 Cellular Line モーションカム・ミニLCD
評価は、1「扱いやすさ」 2「マウント取り付け」 3「画質」 4「音声」 5「バッテリー寿命」の5項目を基準に、
総合的になされたものです。
「動画撮影はコンデジで十分」
みたいなことを書いてなかったっけ?(笑)
まあ、こうなることは分かっていましたが(爆)。
次は動画編集ソフトですな。
撮影に慣れてくると、必ず買いたくなりますよ。
>ちょっと前に、
>「動画撮影はコンデジで十分」
>みたいなことを書いてなかったっけ?(笑)
はっはっは。
そんなことは管理画面から過去のコメントを消去すればなかったことになります。
すでに私の記憶からは消去されてますので、党首も早めに消去してください。
限りあるメモリー。お互い有意義に使いましょう(笑)。
>次は動画編集ソフトですな。
>撮影に慣れてくると、必ず買いたくなりますよ。
はっはっは。
党首がバージョンアップした際に古いヤツを無料で引き取りますよ。
限りある財源、お互い有意義に使いましょう(^_^)/~
>バイクに乗る楽しみが半減してしまう。
うんうん、バイクだと食事やトイレで止まるのも嫌になる。ガソリンもなくならなければいいのに、とかw
クルマだと難なく止まっちゃうのに、何ででしょうね?
どんどんバイクがハイテク化していきますね。
ワタクシ…興味もありますが、見ないふりしておきます。
限りある財源が…w
きっと踏み込んだら、編集だなんだで大変になるのが分かっているだけにf^_^;)
なぜでしょう。
バイクから降りるのがとても億劫なのは。
そういうお年頃(笑)?
ハッキリ言って、動画は敷居が思ったよりもずっと低いです。
一眼レフに比べればあっさり入れます。
下手にレンズ資産を増やすよりはずっと満足度高いと思いますよ(笑)。
迷ってるぐらいならもっと早く買っとけば良かった、というのが私の素直な感想。
ブームになるにはそれ相応の訳があると。
編集とかそういうことを抜きにして、とりあえ車載動画を見るってだけでも
かなりインパクトありますよ。
完全に自己満足の世界ですが(笑)
3160さんのチョイスした様に、DRIFTが使い勝手がいいです。 リモコンでON/OFFが出来るのがイイですが、反応が今一な時もあり 撮影出来てない時もしばしば・・・。
それと、私の様なカメラ初心者は露光でミスります。
私の場合 フルカウルなので、台座は吸盤タイプのとクイックシューを付け、利用しています。 アチコチに取り付け出来るし、結構なローアングルも迫力があってイイです。
(あとは、動画をUP出来ないのがシャクですが・・・)
2台持ちなら、同時にいろんなアングルから撮れていいですね!
今回いろんなアクションカムを比較検討しましたが、
どれもコストパフォーマンスが高くて驚きました。
JVCはXA2から手ぶれ補正が採用されたようなんで、
その効果がどれほどのものか凄く気になったんですが、
比較動画がなかなか無くて未だに心残りがあります(笑)。
DRIFTは全体見回して「弱点らしいものが無い」という、
少々消極的な選択です。
ただ、旧型で熱によるトラブルがいくつか見られましたので、
その点だけが心配です。
toshichy98さんのは大丈夫でしたか?
リモコンはLEDのお知らせランプのおかげで、
「撮ったつもりが撮れていなかった」ということは今のところありません。
たぶん、旧型に比べて一番の改良ポイントは
スペックとかよりもこのリモコンなのでは?と思います(笑)。
動画、YouTubeにアップできませんか?
そうすればMixyの日記でも公開できますよ(^_^)/~
ご訪問、ありがとうございます。
参考になって良かったです(^^♪
他にもご質問がありましたら何なりと~。