BTX1インカム導入しました。

先日右ハンドル側に取り付けた、MOTO GPS RADAR LCD



























機能に不満なところは全く無いのですが、



画面が反射してしまい、昼間はほとんど視認出来ません。


















レーダーという機能上、やはり音が聞こえないと正直厳しいです。
もちろん有線でヘルメット内のスピーカーにつなぐことも出来るのですが、それだと音楽が聴けなくなる。。。


















ということで、今回のお題。
ついに、というかようやくインターカムの導入に踏み切りました。



MIDLAND BTX1



購入ポイントは以下の4点


１．値段が安いこと

インカム自体はあまり必要と感じていなかったので（便利だろうなとは思ってましたが）、
最低限、音楽とレーダーの音声が聞ければ良い。
その最低限の機能だけを見ると、このBTX1は他社製のものに比べ半分ぐらいのお値段で手に入ります。
（「聴くだけBluetooth」はインプレから動作にかなり不安があったので却下しました）



２．AUX端子（外部音声入力端子）を備えていること

私が使っているMP3プレイヤーはSONYのNW-X1060
もう結構古い機種で、残念ながらBluetooth機能がありません。
でもこの機種はデジタルアンプが非常に優秀で音がすごく良い。当面これを買い替えることは考えられない。
かといって、わざわざBluetoothの送信機の取り付けもなんだか野暮ったいし、そのために充電するのも面倒。
だからAUX端子はどうしても欲しかったのです。



３．使用しながらUSB充電ができること

そうそう無いとは思いますが、泊りで充電がしっかりできない場合（キャンプツーなど）にバイクの電源から
USB接続で充電しながら使用できたらベストだろうと思いました。



４．他社製インターカムとの接続ができること

今のところインカムの機能自体は必要とする場面が無いので優先順位は低くなりますが、
他社製のインカムと通話できたら便利だろうなという安易な考え。
（たぶんこれがこの製品の売りだと思うのですが…）







ってことでヘルメットに取り付けます。
配線は単純なんですが、線がけっこう長くかさばってしまいます。



スピーカーも専用のケーブルなので、他社製のスピーカーを使うのは難しそうです。


















仮組みをしてみましたが、
チークパッドの形状から、このようにヘルメットの前方からしか線が出せません。



これではインカム本体をヘルメットのかなり前方に着けなければなりません。























なので、チークパッドの一部をこのように切り取り、ヘルメット真ん中ぐらいに線を出せるようにしました。
























私のヘルメットはフルフェイスなので、マイクは口の正面に貼り付けます。
（ジェット用のマイクも付属してます）
























本体をヘルメットにホールドするブラケットは、
ヘルメット表面に両面テープで張り付けるタイプとヘルメットの側面から挟み込むタイプの2タイプから選択できます。



使用ヘルメットの構造上、挟み込むのは難しそうでしたので、今回は両面テープで固定しました。























理想的な位置に取り付けできました。



























一点、予想していなかったことが。



AUX端子がマイクロミニジャック（2.5mm径）
これには正直まいりました。



























2.5mmを3.5mmに変換するアダプターは結構見つかるのですが、

























ブラケット部分が太くこのように奥までさしこむことができない。。。





















もうだめか、と諦めかけた時にようやく見つけました。



（株）富士パーツ商会　
スーパースリムプラグ　ステレオミニケーブル　AD-SPS12

















アダプター無しにオス（2.5mm）→オス（3.5mm）に変換してくれるケーブルです。



ブラケット部分もその名の通りスーパースリム。
インターネットは便利ですね。
こんなニッチな製品を足だけで探すなんてとても無理(笑)！



















これで望んでいたことが全てクリア。












インカムの導入でできるようになったこと。

１．レーダー音声を聴く（Bluetooth接続）
２．音楽を聴く（有線接続）
３．スマートフォンでのハンズフリートーク・リダイヤル操作（Bluetooth接続）
４．インカム同士での会話（距離は10m程度で1対1のみだが、相手は他社製インカムでも可能）

ちなみに電話やインカムの着信中は有線接続の音声を強制的にカットすることも任意で設定できます。
一度ペアリングすると、次回から電源を入れただけで自動接続してくれるのは快適そのもの。
走行中のノイズキャンセルや速度に応じてボリュームが変化するAGC機能も秀逸。





いろいろ便利でうれしいことづくめですが、一番驚いたのはその音質。
今まで使ってきたヘルメット用スピーカーの中ではダントツに音が良かった。
所詮ヘルメット用と諦めてきた部分。
音質は二の次でMP3プレイヤーのイコライザーでなんとかマシってレベルがほとんどだったのですが、
これは本当に聴ける音になります。
スピーカーの性能というよりBTX1をかませることでプリアンプとしての機能を果たしているだけかもしれません…(^^ゞ
とにかくバイクでこんな音で音楽聴いていいのかな？と不安になるぐらいの音質です。


インカム機能にそれほど必要性は感じていないが、音楽は良い音で聴きたいという人には
コストパフォーマンスからみてもオススメできる商品だと思います。




次のツーリングが楽しみだ。