発売日の3日に早速CDを買ってきました。まだiTunesにはUPしていないようでしたし、コンサートツアーのチケット抽選先行受付特典が目当てだったので。早速ネットで8/12の大宮ソニックシティを抽選登録しましたが当たって欲しいなあ。
その日、帰宅して着替える時に何気なくTVをつけたら、NHKの「SONGS」という番組で、バービーボーイズがライブやっていました。このバンドは80年代に一世を風靡しましたので聞き覚えのある曲も幾つかありました。男女の掛け合いツインボーカルというのが珍しくて人気があったバンドです。
でも途中観ていて痛々しくなってしまったのです。メンバーは皆50歳手前と年をとったけど、ヴォーカルのコンタも往年のツンツンヘアは健在で、杏子もハスキーヴォイスは相変わらずです。しかし、哀しいかな声が全然出ていない・・・。汗だくで熱演はしているんですよ。でも決して熱唱にはなっていない。思い切り手足を動かして走っているのに全然前に進んでいかないランナーや、あらん限りの力を振り絞って投げているのにボールが相手の遥か手前でおじぎして届かないような感じ。本人はそれを自覚しているがゆえに余計力んでいるので、音程まで不安定になっていて聴くに耐えなかった。コンタはサックス兼任で歌唱力に定評があったわけではありませんが、あんなに酷くはなかったはずです。音楽活動から離れていたわけではなく、弾き語りを続けていたそうですから、やはり寄る年波には勝てないのでしょうか。杏子の方もただ唸っているだけで響いてこなかった。安全地帯の88年のアルバム「夢の都」では玉置浩二とデュエットしたんですがね。
マイケル・ジャクソンも「THIS IS IT」を観る限りは、そのプレゼンスは偉大というしかないけれど、歌は衰えが隠せませんでした。あの声量のなさでは、たとえ生きていたとしても、50回の公演には耐えられなかったでしょう。プリンスとマドンナがマイケルと同学年タメ年というのはよく知られていますが、1958年8月にMJがインディアナ州ゲイリーで誕生した約2週間後に、日本の北海道旭川市神居町でも傑出したアーチストが産声を上げました。
安全地帯のヴォーカリストは怪物です。50歳を過ぎてなおダイナミックレンジの広さは圧倒的で、余人の追随を許しません。『蒼いバラ』は通しで聴くと物語性のあるサウンドが円熟の境地という感じですが、考えてみれば、玉置浩二が作詞した曲を安全地帯でリリースするのは初めてなんですね。
新曲もいいんですが、カップリングの『ワインレッドの心 2010』の方が、ワタシ的にはお目当てだったかもしれません。我が家はコンポのある2Fの部屋は寒いので、シングルCDをPCに落としてiPodに入れてしみじみ聴きました。蒼いバラとともにオリジナルカラオケがついているんですが、そのインストが新鮮で素晴らしい! 玉置浩二は歌唱力があるうえに個性的すぎるので、ギターサウンドが後景に退いてしまうきらいがあるのですが、歌なしの方が武沢&矢萩のギターが味わえて趣が深いです。余談ですが、私も昔は結構カラオケに興じたものですが、ワインレッドだけは1度も歌ったことがありません。自分にとって特別な曲なので神聖視しているのか、畏れ多くて未だにどうしても歌えないのです。
3千回以上聴いていますが、ワインレッドは飽きることがありません。今回の歌なしで新たな発見もありました。イントロや間奏以外の箇所で特にサビに至る前の部分の武沢豊のアルペジオはゾクゾクするほどイイ。良すぎて涙が出てきます。このクオリティーが四半世紀前にあったのだと思うと同時代を生きてきて本当にヨカッタと痛感します。
その日、帰宅して着替える時に何気なくTVをつけたら、NHKの「SONGS」という番組で、バービーボーイズがライブやっていました。このバンドは80年代に一世を風靡しましたので聞き覚えのある曲も幾つかありました。男女の掛け合いツインボーカルというのが珍しくて人気があったバンドです。
でも途中観ていて痛々しくなってしまったのです。メンバーは皆50歳手前と年をとったけど、ヴォーカルのコンタも往年のツンツンヘアは健在で、杏子もハスキーヴォイスは相変わらずです。しかし、哀しいかな声が全然出ていない・・・。汗だくで熱演はしているんですよ。でも決して熱唱にはなっていない。思い切り手足を動かして走っているのに全然前に進んでいかないランナーや、あらん限りの力を振り絞って投げているのにボールが相手の遥か手前でおじぎして届かないような感じ。本人はそれを自覚しているがゆえに余計力んでいるので、音程まで不安定になっていて聴くに耐えなかった。コンタはサックス兼任で歌唱力に定評があったわけではありませんが、あんなに酷くはなかったはずです。音楽活動から離れていたわけではなく、弾き語りを続けていたそうですから、やはり寄る年波には勝てないのでしょうか。杏子の方もただ唸っているだけで響いてこなかった。安全地帯の88年のアルバム「夢の都」では玉置浩二とデュエットしたんですがね。
マイケル・ジャクソンも「THIS IS IT」を観る限りは、そのプレゼンスは偉大というしかないけれど、歌は衰えが隠せませんでした。あの声量のなさでは、たとえ生きていたとしても、50回の公演には耐えられなかったでしょう。プリンスとマドンナがマイケルと同学年タメ年というのはよく知られていますが、1958年8月にMJがインディアナ州ゲイリーで誕生した約2週間後に、日本の北海道旭川市神居町でも傑出したアーチストが産声を上げました。
安全地帯のヴォーカリストは怪物です。50歳を過ぎてなおダイナミックレンジの広さは圧倒的で、余人の追随を許しません。『蒼いバラ』は通しで聴くと物語性のあるサウンドが円熟の境地という感じですが、考えてみれば、玉置浩二が作詞した曲を安全地帯でリリースするのは初めてなんですね。
新曲もいいんですが、カップリングの『ワインレッドの心 2010』の方が、ワタシ的にはお目当てだったかもしれません。我が家はコンポのある2Fの部屋は寒いので、シングルCDをPCに落としてiPodに入れてしみじみ聴きました。蒼いバラとともにオリジナルカラオケがついているんですが、そのインストが新鮮で素晴らしい! 玉置浩二は歌唱力があるうえに個性的すぎるので、ギターサウンドが後景に退いてしまうきらいがあるのですが、歌なしの方が武沢&矢萩のギターが味わえて趣が深いです。余談ですが、私も昔は結構カラオケに興じたものですが、ワインレッドだけは1度も歌ったことがありません。自分にとって特別な曲なので神聖視しているのか、畏れ多くて未だにどうしても歌えないのです。
3千回以上聴いていますが、ワインレッドは飽きることがありません。今回の歌なしで新たな発見もありました。イントロや間奏以外の箇所で特にサビに至る前の部分の武沢豊のアルペジオはゾクゾクするほどイイ。良すぎて涙が出てきます。このクオリティーが四半世紀前にあったのだと思うと同時代を生きてきて本当にヨカッタと痛感します。
「夢のつづき」が印象的だったと…私は「あなたに」が好きかなぁ~。
彼は今、San Diego在住で副社長やっているようです。当時はメールもなく、エアーメール到着は1週間後…時差で国際電話もあまり出来ず…懐かしい青春の思い出です。
あらっ、今日は彼の誕生日ですわ…
私事で失礼しました(^^ゞ
>マルセルさん、どうもです。
ミック・ジャガーの近況は存じ上げませんが、バブル真っ盛りの90年の初来日は記憶に残ってます。バイト先の社員がストーンズ命の人で、仕事放り出して東京ドームに駆けつけていたので。あのときはミックとキースが47歳くらいだったんでしょうが、映像を観るとたしかに動きはキレキレですね。