伊良部一郎ってご存知？

あぢー。
本当にあぢー。
夏ですね。夏は暑いのが一番ですね。

さて、熱いと言えば、オイラの中で今一番熱いのは、『イン　ザ　プール』、『空中ブランコ』、『町長選挙』。

何の話かって言いますと、小説です。
ご存知の方も多いと思います。

書店に平積みされていて気にはなっていたのですが、先日会社のコが『イン　ザ　プール』を貸してくれまして、もーそれが面白くて残りの二冊も手に入れて読んでいる次第です。

主人公　伊良部一郎は伊良部総合病院の一人息子で精神科の医師。
奔放な発言、五歳児並みの精神年齢、なんでもポジティブ。デブでフケ症。
注射をされているのを見るのが好き。変な奴だよなぁ。

精神科医じゃないけど岬美由紀（千里眼）、磋?敏哉（催眠）に出てくるカウンセラーとは大違い。
もっともこの二人も普通ではない。現実離れしすぎててねー。

伊良部一郎も現実離れしてるけど、岬美由紀みたいにスーパーマンじゃない。
その辺にいそうな感じがいい。本当にいたら一度お会いしてみたい。
きっと迷惑な奴だなぁって思うんだろうけど。

この本にはいろんな強迫症や精神症の患者が出てくるんだけど、
なんか適当にカウンセリングしているんだけど、いつの間にか伊良部にハマってしまう患者。
小説ならではの世界観がそこにはあり、読んでいて楽しい。

ミニスカ看護婦のマユミの存在も気になるところ。
いや、実はこの無愛想な看護婦が一番気になるのかもしれない（笑）