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琵琶湖に浮かぶ沖島(おきしま)を訪ねました。

2017-04-06 16:42:00 | フォト
湖水の島で日本で唯一人が生活する島 沖島。
前から行こう行こうと思いながら、やっと’沖島桜クルーズ’のバスツアーで行ってきました。
近江八幡から写真の船で約10分、島の玄関口に到着です。
   
ボランティアガイドさんの説明を聞き入りながら案内していただきました。
和銅年間に藤原不比等が建立したと伝わる興津島(おきつしま)神社がありますが、本格的に人が住むように
なったのは保元・平治の乱による源氏の落ち武者7人が山裾を切り開き漁業を生業として居住したのが始まりとのこと。
 
神社より見下ろした近江八幡市、左に霞んで見えるのは彦根。

戦略的に重要な位置にあったことと、湖面を自在に動け水軍としても利用され、歴史の節目節目に島民の活躍が記録
されているようです。中でも信長の小谷城攻め(船を差出し参戦)、秀吉の文禄の役(朝鮮出兵)関ケ原合戦後の家康の佐和山城攻め
(水軍で参戦)と歴史に翻弄されながらも時の権力について島の生活を守ってきました。

現在島には約130世帯、約330人が生活、120年の歴史を持つ沖島小学校には11人が在籍、65歳以上の高齢者が大半で
8割近くが漁業に従事、野菜を自給する為に湖岸の僅かなスペースでご婦人が畑の手入れをなさっていました。
  
湖岸の桜、これらが咲いたらどんなに綺麗でしょうね。残念でした。湖面で戯れる’オオバン’と頂上に残雪が残る対岸の比良山系。
  
車が無い島の交通手段は自転車、荷物や野菜を積んだご婦人が運転の3輪自転車は景色にマッチして最高です。
 
小さな玄関港の唯一の食堂兼お土産(琵琶湖の幸の佃煮)屋さんは’湖島婦貴の会’のご婦人が笑顔で応対されていました。(写真ありません)。
係留された漁船。
 
思い描いた通りの優しい優しい島で心癒されるプチ旅行になりました。







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