この日の練習開始は9時。午前中の練習などというのはいつ以来だろうか。一瞬、かつて何度も経験した合宿の雰囲気が蘇った。
この日は午前中のみの練習ということで(午後は弦分奏が入っている)、取り上げる曲はブラームスのみ。楽章順に練習した。
合奏に参加しての感覚的な印象だが、両端楽章は次第に固まりつつあるのかな、と感じる。問題山積なのは中間の2楽章。譜面に書かれている音を丁寧にたどればなんとか内在する . . . 本文を読む
この日の練習は始めに管分奏。「ジークフリート牧歌」以外の2曲、「トリスタン」とブラームスの2番を取り上げた。
この分奏では音程をかなり細かく調整した。トゥッティのときにはさして気にならないのだが、細部を詰めてみるとやはり課題は多い。
約90分の分奏の後、弦も参加しての練習開始。
全てのプログラムを取り上げた。前回の練習から4週間振りということで、それまで合奏でやってきたことを忘れている部分もあっ . . . 本文を読む
3週続けての練習。今回は、前日に10ヶ月振りのレッスンを受けたので、その成果を示すべく(そんな簡単なことでないことは分かってはいるのだが・・・)勇んで練習会場に向かった。
曲順はこれまでと違い、ブラームスから。
練習冒頭から、様子が先週までとは全く違った。パート内の音程、パート間のハーモニーについて、妥協のない要求が続く。本番まで2ヶ月となって、完全に違うステージに進んだという印象。
ブラームス . . . 本文を読む
先週に続き、2週連続のオケ練習。
この1週間は4日続けて練習できない日があったので、あまりコンディションとしては良くなかったが、とにかく参加した。(当り前か。)
練習場所は10年ほど前、よく使った台場の区民センター。そもそもそこに行くゆりかもめに乗るのもずいぶん久し振りだ。写真は汐留駅。
練習の曲順はいつもと同じで、本番の通り。まず、降り番の「ジークフリート牧歌」。毎回、たっぷり時間を取って . . . 本文を読む
9月の本番に向けての練習も3回目となる。
この日の練習も本番での演奏順と同じ、「ジークフリート牧歌」「『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と愛の死」「ブラームス2番」の順で行われた。
ということで、降り番の「ジークフリート牧歌」は今回も見学。3曲の中では最も小編成ということもあって、仕上げるには時間がかかるのかもしれないが、いったん出来あがると編成の小ささが強みになって、素晴らしいハーモニーが聴け . . . 本文を読む
9月の震災復興支援コンサートへ向けての練習も2回目。
まだまだ緒に就いたばかり、という印象で、なにより参加者の少なさが少し寂しい。といっても、必ずしも練習の参加率が悪いという訳でもなく、元々の参加者がいつもと比べると少ないのだ。
それはそれで問題だが。
さて何はともあれ練習開始。まず「ジークフリート牧歌」。筆者は降り番なので見学。この曲は今日が初めて。まずは試運転といったところか。
続いて「トリ . . . 本文を読む
筆者が所属するオーケストラ、JMO(Japan Gustav Mahler Orchestra)の定期演奏会は7月に予定されていたのだが、震災で会場が使用不可になり演奏会も開催不能になった、ということはすでにこのブログで記した(参照:2011-03-19「延期」)。
また、その代わり9月11日に「復興支援コンサート」として特別演奏会をパルテノン多摩で開催することが決定したということも記した(参照: . . . 本文を読む
所属するオーケストラ(Japan Gustav Mahler Orchestra)の定期演奏会が震災の影響(会場が使用不可)で来年まで延期になったと思ったら、今度は急遽9月に震災復興支援コンサートとして特別演奏会を開催できることとなった。(参照:2011-05-23「再起」)
準備期間は例年より短い。ということで、早速第1回目の練習が行われた。
まだ全ての曲の譜面が行き渡っているわけではないこと . . . 本文を読む
所属しているJMO(Japan Gustav Mahler Orchestra)で、今年予定していた定期演奏会が震災の影響で中止になってしまった、という経緯はすでにこのブログでも記した。(参照:2011-03-19「延期」)
直接の原因は演奏会場のミューザ川崎で天井が崩落して再建までに2年以上かかる、ということなのだが、その報を聴いた時点で今年の演奏会は無理だと覚悟していた。
が、オケ内でなん . . . 本文を読む
この震災でミューザ川崎に被害が出た、という情報を耳の早いオケメンバーの一人から聞いたのは震災3日目だった。その後、次第に詳細が分かってきた。どうやら天井が落ちたらしく、被害は軽いものではないようだ。我がJMO(Japan Gustav Mahler Orchestra)がここで予定している7月の定期演奏会は大丈夫だろうか、との危惧を持ちつつ続報を待っていた。
そしてその続報。今回の被害で、今後半 . . . 本文を読む
今月、サントリーホールで「復活」を演奏したことで、ちょっと一休み、という気分もないではないが、実際は7月に同じマーラーの9番を控えていて、むしろ緊張感は増している。
「復活」の本番前だが、所属するJMO(Japan Gustav Mahler Orchestra)の練習があった。
このときの練習は楽章順に1から3楽章を採り上げた。次第に細かい箇所まで掘り下げ始め、練習も本格化してきた感がある。
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本番終了後の放心状態が」続くうちにもう2日が経った。
一昨日、「復活」の舞台に立った。
ついに本番。特に今年になってからの2ヶ月の練習は密度が濃かった。
理想を言えばもう少しじっくり取り組みたかったところだが、与えられた条件の中では最善を尽くしたと言えるのではないか。
ブラームス:悲歌 作品82
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
指揮:土田 政昭
ソプラノ:萩原 みか
メゾソプラノ:菅 . . . 本文を読む
本番は明日。前回(vol.15)記してから3度の練習を経た。
まず、前回の4日後に同じ会場で練習。このときは前回の緊張感が続いていて、充実した内容だった。
さらにその1週間後、ついに3月に突入後初の練習。この時は何の偶然か、人数が少なく、ちょっとテンションの低い練習だったが、メンバーが揃えば大丈夫だろう、と個人的には心配していない。
そして昨日、最後の練習となった。この日もオケ合わせ。ソリス . . . 本文を読む
最近なかなか更新できておらず、この練習も先週のことだ。
この日の練習では、初めてソリストと合わせた。
合唱が入る終楽章ではソプラノとアルト、2人のソリストがきわめて重要なパートなので、この2パートが加わってようやく全体像が見えてきた、という印象を持った。
そして合唱としてもこの2パートの音があると歌いやすさが全く違う。率直に言って、もう少し早い段階で一度でもこの合わせをやっておいた方が、練習を . . . 本文を読む
この日もオケ合わせ。だいぶオケとの息もあってきたようだ。
そしてオケ自体の仕上がりもかなり出来あがってきたように聴こえる。オケ合わせの時は当然合唱の入る終楽章しか練習しないが、他の楽章も聴きたくなってきた。
本番が楽しみだ。
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