石臼玄麦自家製らーめん「丸竈」店長のブログ

県産玄麦を石臼で挽いた自家製麺専門店。人気は鶏白湯。
なると以外全て自家製で素材を大事にしたらーめん。

丸竈ができるまで

2015年03月21日 | らーめん

賃貸物件を借りたのは12月でした。

前はエステだったため、フロアはじゅうたんが敷かれています。

工事は2月の上旬より始まりました。

3月3日のオープンにこだわり、業者さんが毎日急ピッチで休日も返上して、作業して下さいました。

トイレはもともと一段高くなっている和式でしたが、コンクリートは解体され、便器もウォシュレットに変わります。

コンクリートの解体費用は、結構かかります。

それに配管工事も・・・

カウンターが取り付けられました。

外観に色が塗られました。

厨房には防火タイルが貼られました。

ベンチシートが取り付けられ、床が貼られました。

厨房器具が搬入されて、店舗備品も次々と・・・

照明も取り付けられ、壁紙も貼られて、やっと店舗の感じになってきました。

左官工事をした後に竈が設置されました。

事務所仕様だった扉も変わりました。

このドアノブは七ヶ浜に打ち上げられた流木を使っています。

七ヶ浜の海岸では、サーファーさんたちの海を愛する心から、定期的に海岸清掃が行われているそうです。

そのため、なかなか流木も見つからないのですが、たまたま地元のサーファーさんがドアノブに使えそうな流木を発見して下さり、それがこうばに持ち込まれ、加工されて丸竈のドアノブになりました。

様々な方の手から手へ、作業のバトンが渡され、その結果、こうしてお店が完成しました。

工事に携わって頂いた関係者の皆様には、あらためて心より御礼申し上げます。

また工事中に「何ができるのですか?ラーメン屋なら毎日きます~」など、お声をかけてくださり、ご理解いただいた近隣の皆さまのあたたかい励ましが、なにがなんでも3月3日にオープンさせるという思いに繋がったとも聞きます。

ご近所に愛されるお店になるよう、工事関係者からバトンを渡された私は、これからも研究を続け、おいしいらーめんと言われるよう、頑張ってまいります。