リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

秋の野池

2021年09月16日 | 野池
 昨年から、静かで釣り人も少ない野池を幾つか回っていますが、70cm〜80cmの鯉は何とか食わすことができていましたが、90cm以上の大型に関しては、なかなか喰ってきません。
 そもそも、その野池に鯉がいるかどうかもあまり定かではない中で、バスマンとかに聞いたりしながら、自分の竿を出しながら、それを確かめるという、そんな状況でもあります。その分、釣れた時の喜びは少し違うものを感じます。
 先日も、普段通ってる野池の近くの池を改修工事した業者の人が、その池で120cmの鯉を捕獲したとか。かわいそうなので、持ち帰って自分の池に放したとか。あまりにも大きかったので、メジャーで測っての120cmだとか。その池の周辺にも幾つかの池があるので、どこにでもそのような大型はいるのではないかとの話です。

 私の通ってる野池もその近くであるので、なんとか大型をという思いが強くなるとともに、生息していることを強く確信できつつあります。そんな思いを胸に、今回の釣行です。
 
 定期点検を終えた愛車のアウトランダーPHEVで早速その野池に直行しました。釣り場に着いたのが午後の三時を回っていて、今回は夜釣り決行で次の日の昼までの予定です。昼間でも薄暗いので、夜は空の方が明るいくらいの真っ暗闇です。夜にアタリがあったら、ある意味不安です。

 これまでのこの野池の状況を鑑みて、どうも最初に食った餌は次からは警戒して喰ってこないようです。そのことから、その餌は常に喰ってくるような餌ではないと考え、今回は、違う餌でチャレンジです。餌に関してこの池では、最初は珍しいのか食ってくるものの、次回からは全く喰ってこないというのが、昨年から今年にかけて私が経験していることです。その最初は喰ってきたが、その次からは喰ってこなくなったのが、ツナモルツ、ソースでした。今回は、その二つはやめて、クリルとブラッドワームに変えて、フィーディングから新しい餌でチャレンジします。

 時間をかけてフィーディングして、少し釣り場を休めて、第1投は午後五時頃になりました。
タックルは竿は、UKDaiwaのBASIA AGS 12ft 3lb、リールはUKDaiwaのトーナメントISO5000QDです。道糸はフロロの4号。

喰せ餌は、ブラッドワームの20mmシングル。フィーディングはクリル16mmとブラッドワーム20mm。

 一本の竿は、藻のあるポイントへ、もう一本は藻の切れ目に。水深は2mほどの浅場です。これまで、4、5mの深場を狙っていましたが、今回は思い切っての浅場狙いです。

 日が暮れて、車の中でテレビは届かない山中なので、ラジオのNHKだけの世界です。薄気味悪いくらい真っ暗な山中なので、車外に出るのも気持ち悪いくらいです。夜の八時過ぎにはシュラフを出して横になっていましたが、なかなか寝付きが悪いです。時折、バイトアラームにアタリがありますが、連打ではなくジャミが当たっておるのかと思われる音です。

 結局、夜はアタリがなく、朝の五時前には目が覚めて、いつアタリがあっても飛び出せる準備は出来上がって、早朝の時合いに期待をして待っています。しかし早朝の時合いにはアタリはなく、明るくなってきたので、コーヒーの準備をします。


 暇に負けせて、読みかけの本を読んだり、備忘録をパソコンに書いたりして暇をつぶしていきます。

 11時前になって、突然、静寂を破るバイトアラームの音にびっくり。


 藻の中に打っていた右の竿にアタリです。釣り座に行くと勢いよくリールのスプールが回っているので、大型の予感です。
 竿を持つと藻が絡まって、重さを感じます。藻の中を突き切って、沖に走っているので、ラインの途中に藻がくっついて魚をコントロールできません。

 時間をかけての勝負になります。右の方には倒木が沈んでいてそこに巻かれると取り込めません。長靴のまま、少し水に入ってなんとか竿でコントロールしながら、少しづつリールを巻いていきます。ネットを足元に置いて、準備し始めた瞬間にまた沖に向かって走り出して、また最初からの距離からの寄せになります。

 道糸に絡んだ藻がとにかく重くて、それだけで5kgはある感じです。だんだん寄せてきて、ネットを持とうとしたら、ネットが波に流されて、手が届きません。竿尻でネットのバーを引き寄せてしているとまた急に走り出し、慌てて クイックドラッグを緩めて対応します。こんな時にクイックドラッグは助かります。この後、10分ほどして、やっとネットイン。やれやれです。




 91cmの大型にホッと一息。投げてから約17時間後のアタリです。今回はこの餌に託して、じっくり待つやり方でしたが、なんとか喰わすことができましたが、サイズアップができるかどうか、この餌が通用するかも次回への課題となりました。


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