リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

9月の鯉

2022年09月10日 | 野池
 9月に入っても相変わらず、梅雨のような天気が続いて、雑草が伸び放題になり、草刈りもする気にならないこの頃です。柿の消毒もしたいのですが、毎日のように雨が降るので、困っています。

 鯉釣りに関しては、暑さよりマシかなと、雨にも負けずに9月の鯉釣りに入ります。毎年のようにここ数年は例年と違う気象条件に釣りの読も難しくなってきていますが、竿を出すことでわかることが多いので、今回は、前回までとは違った野池に。

 着いたのが、朝の8時半過ぎですが、私が通っているこの野池も昼過ぎが当たりの多い時間帯なので、それを目指して、準備を始めます。今回は久しぶりのフィールドでもあるので、最初はダンゴ餌をフィーディングして、1本ばりの吸い込み仕掛けで第1投を投げたのが、9時です。

 2時間経った時点で餌交換で、ボイリーに変えます。途中で少し当たりらしき反応があったのですが、結局11時にボイリーに変えてじっくり待ちます。景色も綺麗で、空も晴れ間がのぞき、清々しい風も感じらられるので、8月の釣りに比べて快適に待てます。

 当りの遠い場所でもあるので、厳しかなと思いながらも丁寧な釣りを心がけます。待つだけの釣りの中にも丁寧な待ちが必要だと思います。すぐ諦めてしまうのがこの釣りでは決定的な敗北に繋がり、それが結局は釣果にも繋がり、それが続くとじっくり待ったりできなくなります。諦める前に少し考えてみることで自分の釣りを見直すことになります。そうすることで、自分の釣りに集中でき、そこにまた面白さを見出せるようになる。そんなことを考えるいまの私です。

 
 新しい竿で何とかあたりをもらいたいのですが、気持ちを込めてじっくり待つこと、午後2時半過ぎにバイトアラームが突然鳴りひびき、釣り座まで、 100mほどを小走りに行くと、すでに糸は止まっています。左の竿にアタリがあったものの、すでに糸がとまっているのでは、期待できないかと不安を覚えながら竿を持つと、手応えが伝わってきます。暴れることなく、ゆっくり寄って来ます。首を傾げたくなるくらいに静かに寄って来ます。竿のせいかと思いながらも優しくネットイン。
  

打ち返して、一息ついてお茶を飲んでいると、また、バイトアラームが。1日1回当たりがあれば十分な場所で、打ち返してすぐに当たるのは初めての経験です。先ほど打ち返した竿にまた当たりです。

 今度は走る方向が前回とは逆の方向で藻に絡んでいます。丁寧に竿を扱いながらゆっくり寄せることで、藻から外すことができましたが、今回の鯉はネットインしてからが意外と大人しく無く、マットでも暴れてなかなか写真まで撮らせてくれませんが、何とか写真に収めることもできました。大きさは先ほどの鯉とほとんど同じで、群れで寄って来た感じです。
 
魚体は両方とも綺麗で、いかにも自然の中での野鯉を彷彿させる姿に、こんな鯉がいるフィールドの貴重さを再認識しました。

 新しい竿での初鯉なので、思い出になります。80台後半の鯉にしては両方とも大人しくネットインできたのですが、まだまだ竿には余裕があるので、限界を感じさせてくれるそんな鯉をなんとか喰せてみたいものです。

 今回のタックル:
竿:FreeSpirit His-200 12ft 3lb 2本
リール:Ukdaiwa トーナメントISO 5000QD
針:コーダ鎌倉ワイドゲープ4号
ルグ:ロニーリグ
ハリス:フロロカーボン10号
オモリ:30号 ケプラーノット20号
喰わせ:ダイナマイトベイツ ソース15号ポップアップ
フィーディング:竜王、ソース18mm 一掴み。







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