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リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

夏の余呉湖2

2016年08月07日 | 余呉湖
例年にない猛暑の今年の夏ですね。金曜に名古屋に出張して,その足で余呉湖へ。
三重の自宅から名古屋まで100km、名古屋から余呉湖迄100km。いつもは三重の松阪の自宅から余呉湖迄140km、時間にして2時間少しかかりますが、
今回は名古屋から約1時間少しで到着。近さを実感しました。

夏の猛暑のこの時期は湖の木陰でしか鯉釣りはできない自分です。その点で,この余呉湖は貴重なフィールドと言えます。もっとも、ここ2年程は警戒心が強くなって来たのか,この余呉湖での釣果もなかなか上がりませんが,ゆっくり竿を出せるだけでも十分なので今回も迷うこと無く余呉湖へ来ました。先週迄の忙しさは、本来は今週以降の仕事を全部前倒しして処理したので,逆にそれが済めば休みの時間が取れます。前回の水月湖方の帰りに寄った余呉湖ですが,そのポイントへ今回も入りました。今回は暑さを凌ぐために、タープを用意しましたが,下がコンクリートのため、ペグが打てないので,途中のホームセンターでブロックを4個買って来て、ロープを固定します。1個98円でしかもしっかりと固定できたので、助かりました。しかし、実際は照りつける太陽はタープを通しても暑さを遮ることはできない状況でした。結局,雨を避けるためと、食事等の場所の確保のために使えたのが現状です。昨年度からもう10回以上使っていますので,もう十分に元を取ってる感じです。所々に穴があいていますが,使い倒す感じでいます。この1年で最も利用価値のある道具の一つになりました。コールマンの1万円程のヘキサタープです。風に強いのは、助かります。それに荷物にもならないので、道具の多い鯉釣りでは助かります。

余呉湖に6時前に到着して,まず、フィーディングをします。粉餌を500gほどダンゴにして投入,次にボイリーを3種程、約1kg程撒きます。空模様が不安定で,雷の稲光がしていて、ラジオには雑音が混じります。今にも雷雨が来そうななので、早速タープを張ります。一人では少し時間がかかりますが,面倒という程でもなく、これで雨が来ても大丈夫です。食事の準備と竿のセットをゆっくり始めます。夜の帳が降りる頃には、運転の疲れも忘れ,野球の中継に耳を傾けながら、ゆったりとした時間を過ごします。こんな時の私は、手帳(モーレスキン)にその日のこと、釣りのこと等を万年筆(ラミーのサファリ)でゆっくり書いて行きます。インクは滲まないために、「極黒」というSailorのナノインクを使います。そうすることで、少しずつ気持ちが穏やかになって来ます。




竿は2本、土にはバンクスティックということで絵になる感じに、少し気に入っています。

このこのポイントは「造成地」といわれていますが、殆ど誰も竿を出しません。それは岸にはごろた石で左右はカカリが張り出していて、取り込みが難しいと言われていますが,車の止めるバックが山で少し気味が悪いのもあるかもしれません。まあ、水月湖のあの暗さに比べれば、何とも思いません。慣れとは怖いものです。

私の予想では、時合は夜と早朝。数日前に竿を出しているので,その時のフィーディングの効果も出て、夜から期待できるかもという気持ちとは裏腹に,朝迄全く当たりもなく、朝も当たり無く,土曜日は過ぎて行きます。金曜の夜には岐阜のAさんも少し先で竿を出しています。地元のNさんも土曜の早朝から竿を出していますが,暑さのためか土日にも拘らず釣り人は少ない感じです。それぞれが、想いを胸にポイントを選択しての入釣です。
水も透明度が有り、酸素を覆う含んでいる状況です。藻も青々としていて光合成の影響で酸素も豊富な感じですが,鯉のモジリは私の眼には見えませんでしたが,少し離れたところで竿を出しているAさんには何度か確認されたようです。土曜は朝から夕方迄当たり無く,時間が過ぎて行きましたが,丁寧な釣りを心掛け,適宜、餌交換をしながらフィーディングも粉餌とボイリーで行って行きます。

土曜の夜11時に待望の当たりです。ちょうど鰻釣りの人が通りがかって、傍で一部始終を見ています。暗闇でのやり取りは、なかなか距離感がつかめないので,慎重にやり取りをします。左右にはカカリが有るので,強引にやり取りをすると必ずカカリに入られますので,慎重に弱らせてから正面から取り込めるように時間をかけます。時間にして15分くらいでしょうか,隣の鰻釣りの人が「冷静ですね」と声をかけてくれるくらいな取り込みでした。97.5cmの良型です。


その後、打ち返して眠りについた1時半にまた当たりです。勢いよく出て行く糸の様子から大型を確信しながら、竿を手に持って少しドラッグを締めた瞬間にふっと軽くなりました。すっぽ抜けかと思いながらリールを巻くとオモリの重さが感じられません。ラインブレイクです。巻き上げて糸を触るとささくれ立っています。ささくれ立ったラインを切って再度仕掛けを投入します。その後、明るさを感じる5時に目が覚め当たりに期待をします。前回も朝の6時頃だったので,6時を一つの目安に待ちます。6時を少し過ぎた時に待望の当たりです。左の竿ですが,持った瞬間、少し小さいかなという感触です。左のカカリに向かって入ろうとするので竿さばきで何とか取り込みます。88cmです。


この魚が釣れた際にAさんに連絡して検量と写真撮影をお願いしました。以下が97.5cmの写真です。


その後。食事をして,陽が高くなって来て、暑くなる前に帰る予定なので,ゴミを捨てるために車を走らせて行く途中でバイトアラームの音に車を方向転換して急いで釣り座へ,車が方向転換をしたのを見たAさんが自転車で来てくれます。カカリに注意しながら正面からの取り込みを試みるも少し右からのネットインです。Aさんに手伝ってもらってのネットインで、その後写真も撮っていただき感謝感激でした。この場を借りてお礼を申し上げます。



少し背中が曲がった感じの94cmです。

ラインブレイクで取り逃がした1本を除けば、満足できる結果ですが。まだまだ未熟さを実感した今回の結果です。再チャレンジして、大型を狙いたい夏の余呉湖です。











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