リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

遠征後に

2024年06月01日 | 野池
 水月湖の遠征も大型を喰わすこともできず、朝の時合いの後に、すぐに納竿して、帰路につきましたが、帰る道中に野池探索をしつつ、次に入釣を計画する野池に寄って、竿を出すポイントにボイリーのフィーディングを行ってきました。これは、私の遠征の帰りの一つのパターンで、その次の釣行に際して、このフィーディングは非常に効果的で、竿を出すことを1回減らしても、確実に喰わせる工夫をした方が釣果に結び付きやすいと考えています。

 こういう人が入らない、野池でも、当たりがあったポイントは魚の警戒心が強まり、少し時間をおいて入らないと超過には結び付きません。このような自分しか入らない野池のポイントでさえ、警戒心はあるので、一般に人が釣れたポイントに釣れたということで入るということは、釣れたという事実でのみ待てるものの、釣果は期待できないと考えています。ただし、ある程度時間が経過すれば警戒心も弱まり、喰ってくることはこのような野池でも経験することで、そのタイミングを把握することも一つの大切なフィールド攻略の視点かとも思います。

 今回フィーディングしたポイントは昨年も2回ほど竿を出してはいるものの、今年はまだ出していないポイントなので、今回、5時間釣行でそのポイントへ。

 11時に第1投。雨が降る中で、木々の枝から雨の水滴が車の天井をたたく音に厳しさを感じながら待つこと3時間ほどで、待望の当たりです。釣り座までは、山の斜面の笹をかき分けながら、水滴でズボンも濡れて、それでも、鯉釣り師の性というか、気にしないで釣り座へ急ぎ、着くとリールから糸が出ていたのが止まり、微かに竿の穂先が曲がっています。このポイントは水深があるので、鯉も底に這いつくばって、止まっている様子です。竿を立てて、じっくりためていくと、少しずつ動き始め、暫くすると元気に走り出します。その元気さが竿を伝って、手元に伝わって来ます。これが鯉釣りの醍醐味です。いつしか雨も忘れて、鯉と対峙している自分がそこにいます。確実にネットインするために、丁寧なやり取りを心がけ、10分ほどでネットイン。
 ネットインしたときは70台かなと思ったのですが、検量マットで見ると87㎝と十分満足できる大きさと姿形に雨の中の釣行も忘れさせてくれます。次回の遠征にこの訓練の成果を繋げたいと思う1本でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。