眠っている本
じゃまになっている本
家にありませんか?
こんな記事が目に付きました。
問い合わせは直接 フリーダイヤル(0120)826299。
再建資金確保へ善意の古本求む
全壊の陸前高田市立図書館
岩手県陸前高田市は、東日本大震災で被災した市立図書館の再建に向け、古本業者の協力で新たなプロジェクトに乗り出した。
業者による古本の買い取り代金が全額、再建資金に充てられる仕組み。
市と業者は、不要になった本の提供を全国に呼び掛けている。
市とタイアップするのは、古本買い取り・販売業のバリューブックス(東京)。
「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」として展開し、個人や企業から同社に送られた本について、同社担当者が買い取り価格を査定。その全額を図書館の再建資金として、同社が陸前高田市に寄付する。
実物の本は古本として販売する。
陸前高田市には震災後、書籍寄贈の申し出が相次いでいる。
しかし壊滅状態となった同市には保管場所がないため断っていた。
全国からの厚意を無駄にしないようにと、市と同社が協力し、プロジェクトを進めることを決めた。
市立図書館は、津波で建物が全壊し職員7人が犠牲になった。
蔵書約8万冊が流され、再建のめどは立っていない。
市は現在、車両1台を使って移動図書館を展開している。
積める図書が約1000冊に限られるため、市民からは早期の図書館再建を望む声が出ている。
プロジェクトの実施期間や目標額は定めていない。
久保田崇副市長は「息長く取り組んでいきたい」と期待する。
寄付は5冊以上であれば送料が無料。
百科事典や雑誌などは対象外。
連絡先はバリュー社のフリーダイヤル(0120)826299。