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marshallのブログ

四季の言葉 「木 守 柿 キモリガキ」

2012-12-23 09:06:49 | Weblog



写真は フェスブックhttpwww.facebook.comOldDaddyO より

「柿の実」



柿の実を 

ひとり喰(は)みつつ

     涙ながせり

柿の実は 紅くひかりて

 まろく 黙(もだ)せり

柿の実を ひとり喰めるは われか

ひとり旅人

ふるさとの町

ひそかなる宿

柿の実の 皮をはぎつつ

そのかみの

秋を想いき


神保 光太郎の「柿の叙情」、冒頭部分である。

柿の言う名称は、赤い実のなる木、、すなわち「赤木」

あがき が略されたのであろう。



秋そのものという印象が、柿にはある。



上記の詩は、かっての幸せだった秋の日を思い出しながら、ひとり柿を食う

さびしい一人旅の男の心境。

  「四季の言葉」辞典  嶋岡 晨 著  大和出版より 




なかなか、美しい・忘れてはならない言葉が残っているんですね

一般的には、「木 守 柿 キモリガキ」

俳句等では、「木 守 柿 キマモリガキ」と使われているようです

我が家の6冊の辞典にはこの言葉が出てきません。

自作の茶杓には、この銘が付けてあります。


木守柿



天への捧げもの

柿は収穫するとき、すべてを

取ってしまわず、木の先端の

方に少しだけ残しておく

風習があります。地方に

よっては、残す数が一つ

だけだったり、数個だったり

するようですが、日本各地に

残る風習のようです。

理由も鳥にあげるため、

来年の豊作を祈るため、

神(自然)に捧げるためなど、様々です。 木守柿はジバング倶楽部12月号より

残された柿が、直接、          

木を守っているわけではないようです。

それでも、鮮やかに熟した柿が、葉もまばらな木の先端で、秋風に吹かれてい

るのを見ると、最後までふんばってその木を守っているように見えます。

鳥への思いやりが、長い目で見れば連鎖で自然を潤すことになるのでしょう。

木守柿を残しながら、人もまた、自然を守ろうとしたのですね。

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2012-12-18 10:45:34 | Weblog
こんなかっこうよく着物が着てみたい
ファエスブックノ中のコーナーに
「男達に着物を着せてみゃろう?」
其処を眺め定タラ、中田君が現れた
洋服もかっこいいが さすがサッカーで鍛えただけはある
ほれぼれする
何と言っても袴に女物の紬?のはおりと着物