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marshallのブログ

花見山

2010-04-25 10:51:13 | Weblog
福島 花見山 今年は 梅も見学
二度目の花見山である。

日本を代表する写真家故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と
毎年訪れていた場所で、梅、ハナモモ、数種類の桜、レンギョウ、ボケ、サンシュユ、
モクレンなどの花々がいっせいに咲き競う。
まさに「桃源郷」の言葉がふさわしい場所。

花木の生産農家の方が、自らの農地を「みんなにきれいな花を観てもらい心が安らげば」と先代と長い歳月をかけて作り上げ、公開している、
個人所有の公園。
無料で開放され、市民や観光客に親しまれている。

自家用車は 遠くの指定駐車場にとめ そこからシャトルバス
これが一人 300円
約15分で到着

近くで見るより 遠方景色が好きだ。

又、 ねらい目は 山の中腹より 里の風景である
カメラは やっぱり咲き誇る色とりどりの 木々であろう。


人形の里帰り

2010-04-20 10:50:11 | Weblog
我が家の子供が大きくなったので 友人宅にこの人形が嫁入りした。


現在、我が家に孫がいるので
里帰りとなった

約1メートルの身長

4.50年前に銀座で購入した物だ。

虫も喰わずに 汚れもなく 
無事 帰ってきたことに
家族一同
暖かく、懐かしく迎えた


孫は みるなり かわいいね


    名前なんていうの?


そういえば、名無しだ 

端午の節句まで
飾ってやろう

袈裟

2010-04-12 06:48:32 | Weblog
畳2枚分ほどの大きさ
古布のみで4枚重ね
最後は 雑巾のように4枚をぎっしり縫いこんでゆく

10人がかりで 週2回の集まり 自宅で縫う人 様々
これで、できあがるのが 約11ヶ月後
昔の千人針のように お参りの人も 上がり込んで 針を運んでゆく

心が一つになるこの一瞬が
僕にはたまらぬ贅沢と癒やしをもらう

痴呆の姉の着物好きが シミと虫食いにあい20枚寄贈
細かく切り刻んで縫い合わせてゆく

今のお寺は、出来あがりを通販で買い求めている
営業というかサラリーマンになってしまった寺が悲しい

さくら

2010-04-10 16:02:54 | Weblog
東京の調布市に仙川(せんがわ)という私鉄駅があって、2本の古い桜が枝を伸ばしている。
10年前に駅前整備で切られかかったが、住民の熱意で生き残った。先週久しぶりに訪ねると、春冷えの中に花を咲かせていた
▼伐採には約1万4千人の反対署名が寄せられた。住民と市の討論会の様子を、当時の小欄が書いている。
最後に市長が決断した。マイクを握り、
「老木だから10年ともたないかも知れないが、枯れていくのを見届けるのも、また人生です」。
そう言う市長も目を潤ませていた
▼幸せな桜もあれば、幸薄い桜もある。国体の会場整備のために切られて、あわれな切り株をさらす桜の話が、先日の小紙岐阜県版にあった。
不運な桜は、ほかにも全国に数多(あまた)あることだろう
▼花の盛りは愛(め)でてやまないのに邪魔になれば切ってしまう。京都の桜守で知られる佐野藤右衛門(とうえもん)さんが前に言っていた。
「どうしても切るというなら満開のとき切ったらええ。満開のときに切る度胸があるか、と聞いてみたい」。
きびしい口調が記憶に残っている
▼大正の末、岡本かの子は「桜」と題する139首を一挙に発表して評判になった。
冒頭にこの一首を置いた
〈桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命(いのち)をかけてわが眺めたり〉。
藤右衛門さんの言葉と遠いところで響きあう
▼冒頭の仙川は、かつてわが最寄りの駅だった。生き残ったのを機に夜桜コンサートが始まり、
この春で10回を迎えた。満開の下で毎年写真を撮る一家もいる。幸せな木は人も幸せにするようだ。何も桜に限ったことではない。
朝日新聞 天声人語 10/4/10