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marshallのブログ

京都市長 門川 大作殿 メール 高田の松

2011-12-27 10:51:58 | Weblog
拝復
 この度は,貴重なご意見をお寄せいただき,ありがとうございます。
 東日本大震災の発生から半年が過ぎました。
改めましてお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを
申し上げますとともに,被災された方々にお見舞い申し上げます。
 
 いただいたご意見についてでございますが
お返事が大変遅くなってしまいました。
この度の五山送り火に関しましては,大変多くの皆様から様々なご意見を
お寄せいただいており,そのお一つお一つを拝読させていただき,
皆様から頂戴した内容を踏まえてお返事させていただくのに
時間を要してしまい,深くお詫び申し上げます。
今年の夏,京都五山送り火の一つであります大文字保存会に
おかれまして,津波で倒れた陸前高田の松を使った薪を護摩木として,
震災で亡くなられた方々の慰霊のため焚かれるという計画が
ございました。様々な経過を経て,放射性物質が検出されなかったにも
かかわらず中止されるという残念な事態に,京都市民の皆様をはじめ,
被災者,また全国の方々から,大変多くの厳しいご批判,
ご心配の声を頂戴いたしました。
 大文字保存会におかれましては,犠牲者慰霊という人の命と心に寄り添うという誠に大切な営みであることを十分に踏まえられた
うえで,様々な事情を勘案し
ながら協議に協議を重ねられ,その結果としての苦渋の判断であったとお伺いしております。
 私どもといたしましては,送り火行事は長年にわたって地域に伝わる伝統的,宗教的行事であり,
また,陸前高田の皆様と大文字保存会の民間同士のお取組で
あるということもあって,保存会のご判断に委ね,京都市としての主体的な取組が不十分な面もございました。
多くの方を傷つけ,悲しい思いをさせてしまいま
したことに,改めて,心からお詫びを申し上げたいと思います。
このような状況となり,私は,何としても,犠牲者の慰霊と復興への祈願,そして陸前高田をはじめとする被災地に対する
風評被害を防ぐための取組が必要であ
ると考えました。また,多くの市民の皆様からも,「被災地の方々の心と京都市民の願い,祈りを重ねて,陸前高田の松で作った
薪を京都で焚きたい」という
お声をたくさん頂戴しました。
 そうした多くの方々のお心をいただいて,ボランティアの方々を通じて新たに500本の陸前高田の薪を送っていただくことに
なりました。五山送り火関係
者からも,何とかしたいというお声も聞かせていただきましたので,私から,京都五山送り火連合会の方々にお願いし
,送り火当日に五山そろって焚いていただ
くことになりました。
 また,昨年から学生たちによって実施されている戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝えていくことを目的とするイベントに
おいても,「陸前高
田の薪を,願いをもって,祈りを込めて焚きたい」,そんな希望も寄せられました。
 しかし,その後,念のため陸前高田から送っていただいた薪から検体を採り検査をいたしました結果,放射性物質セシウムが
含まれている(1,130ベクレ
ル/㎏)ことが確認されました。野焼きに関する国の基準がないこともあって,放射性物質が検出されないことを前提に
京都五山送り火の各保存会をはじめ皆
様にご協力をお願いしておりましたので,新たに陸前高田から送っていただいた薪を使用することを断念せざるを得ませんでした。
誠に残念な結果であり,心か
らお詫び申し上げます。
なお,今回の薪は,屋外に長期間野積みにされ,また泥もかぶっていたと伺っております。そういった薪から放射性物質が
検出されたのであって,被災地の産
品が同様であるということではございません。今回のことが,被災地の産品に対する誤解につながることのないよう,
私どもも十分留意しなければなりません
し,皆様にもお願い申し上げたいと思います。
 今回のことで,被災者の皆様,全国のご心配いただいている皆様,京都市民の皆様に,悲しい思いやご心労をお与えしてしまい
ましたことに改めて深く
お詫び申し上げますとともに,京都市として引き続き,市民の皆様と心を一つにして,被災地,被災者の皆様方の支援に全力を尽くしてまいります。
 以上の事情をご賢察いただきますようよろしくお願いいたします。
敬具 
平成23年9月15日
            京都市長 門川 大作 

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京都市役所
京都市長   門川 大作
(担当 総合企画局市長公室広報担当
    広聴担当 222-3094)


岩手県 高田の松

2011-12-15 04:51:55 | Weblog
奇跡の一本松「蘇生は絶望的」 記念碑として保存へ

保護断念が決まった「奇跡の一本松」=13日、岩手県陸前高田市、山西厚撮影

 震災の大津波に耐え、復興のシンボルとなっていた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」について、日本緑化センター(東京都)は13日、「蘇生は絶望的」として、これまで取り組んできた保護を正式に断念したことを明らかにした。
市は一本松の幹を「記念碑」として保存する方針で、近く具体策の検討に入る。
 国の名勝・高田松原は7万本の松が茂り、日本百景に数えられた。
3月の津波の直撃を受け、ほとんどが根元から折れ、1本だけが残っていた。
センターによると、一本松は樹齢約270年で、塩分を含んだ地下水で根が腐るなどして衰弱が進んでいた。
 
報告書を受けとった戸羽太市長は「あれだけの津波に耐えただけでも奇跡。
この9カ月、みんなの支えになってくれた」と述べた。
今後は専門家と相談し、樹脂で固めたり、別の場所に移転したりして保存する方法を検討するという。
 一本松をめぐっては、クローン技術を使った再生や接ぎ木による保存などさまざまな取り組みが県内で続けられている。


一本松の奇跡、受け継いで 子どもの苗が成長中

陸前高田市の「奇跡の一本松」の種子から育った苗=14日、東京・大手町
 津波にも耐えて残った岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の種子から苗を育てることに、住友林業が成功した。
衰弱が進んでいた一本松は蘇生が断念されたが、その後継ぎとなる18本の苗は、高さ約4センチまで成長。将来的に松原の再生に生かしたい考えだ。
 14日に発表した。同社によると、東日本大震災後の4月、一本松の樹上に残っていた松ぼっくりを集め、わずかに残っていた種子25粒を採取。
低温処理を施した上で、9月から脱脂綿の上に種子をまき始めたところ、間もなく発芽した。今後は温室や畑などで管理。約10年後には50センチほどまで育て、植樹できるようにしたいという。
http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY201112140586.html 朝日新聞より

7萬本のうちたった一本生き残る姿は 哀れというか 寂しさが先に目にに飛び込む
夏の盛りに一目見たいと高田に そびえたつ瓦礫の側の松は哀れであった。
生き延びる姿も力強いが 津波の恐ろしさが先に頭に浮かんでくる。
全国より 樹医が吹っ飛んできて 手厚く保護
そびえ立つ松は人間様同様 包帯だらけ

しかし、この生きる姿に感動もちらつく
他の全滅した松の材木は 全国で 引き取り手がない
京都の送り火
成田山のお守り
長野の善光寺でも絵馬?
企画すれども、市民の猛反対に遭い その後が耳にすることはない

人間の一部の勝手な 言い分に あわれ 可哀想な松であった。

今年の賀状は 迷い迷ったあげく
この残された すくっと立つ姿に めでたい言葉はいらぬ
一言 感謝 生きる喜び 絆 
こんな一言の言葉を添えて印刷

しかし2011/12/13日
ラジオから流れるニュースで 手当の会もなく枯れた悲しい知らせに
溜息が出た
賀状は、すべて 廃棄処分
まるで、松の世間の風評と同じ 
最後まで姿を消してしまう運命になってしまった。

しかし、心の中にこの景色だけは焼き付けておこう。

悲しいニュースである。




被災地の枯れ菊

2011-12-12 09:33:03 | Weblog

★残菊 晩菊 枯れ菊

   枯れ菊と 言い捨てんには 情けあり   松本たかし

   火の中に 枯れ菊の花 沈みけり     杞陽 

   黄菊白菊 くくられながら 枯れにけり  稲青
                
                   12/10朝日新聞 高橋睦郎 花をひろう より

写真は仙台市 MARSHALL町内会

まもなく取り壊し 
主の居ない地滑り家屋に咲く
哀れ

紫紺菊(しこんぎく)

ブロック塀が倒れ
家屋の入り口ドアが破損

家の中心が盛り上がり南北に傾く
二次災害のため取り壊し         11/12/4 撮影