墓参りと 震災後のお見舞いお礼かたがた 上京
東京・横浜は他国の出来事のように いつもの活気のある町に
複雑な気持ちで被災者の自分は眺めた。
見舞い品を送ってくれた人には 北は北海道 南は 沖縄から
30人あまりに 地元紙 河北新報社発行の津波地震の1週間のグラビア雑誌を発送。
大都会の一流紙ではみれない事細かな記事と写真にあらためて
訪問先で 僕と共に
雑誌を広げ お互い涙を流す。
3月11日は勿論停電
その後 10日間はろうそくの生活
やっと電気がつき ここで初めて 津波の画面を目にする 驚きである。
地元ではテレビも見れず 全国より後回しに 津波の恐ろしさを画面で知る。
しかし、2ヶ月半たった今も やっぱり原発、集団避難の多いニュースの中で
地滑りで おどおど生活している我が町内会 150世帯は
傾いた家や 家が中心より中心に持ち上がる家
庭から縁の下に大きな亀裂
隣の家でやっと支えられている家
青ビニールシートだらけの町内
家の中なもっとひどい
わが家は 壁が余震の度に崩れ落ち ちりが舞う
毎日少しずつ 傾く 地滑りするわが家
アルミの窓が閉まらなくなってくる
未だ、ガスもデズ 炊事や風呂に我慢を強居られている。
落ち着かず、がれきや整理もママならず
ただただぼんやり 一点を見つめるやる気のない状態
疲れが出たのだろの他人の言葉もむなしく
檻の中の獣のごとく 家の周りをぐるぐる回るか ぼっけっとしている生活に
都会の平和な人混みに 目を見張り ため息のみが出る。
気がつけば朝から腹に何も入れていない空腹に 目についたカレー店へ
隣の席には 30代前半の仕事帰りのお嬢さん
携帯の写真を見せ合いながら まじめに深刻に話しに夢中。
聞き耳を立てるわけではないが
隣の席のことゆえ
耳に入る
聞こえてくる。
その会話に カレーの味も感じなく そそくさと店を出る用意。
メモ用紙に 走り書き
「有り難う ありがとう
爺さんも被災地から上京
一番の楽しみは 観光ではなく
親戚のお風呂に1週間ぶりに入れてもらうことと
明るい話題を頂戴に。
未だ 町内会はニュースにもならない地滑り地帯からきました。
宮城に来て汗を流してくれたのですね。
感謝します。」
とかいてお二人のテーブルに置いて帰ってきた。
彼女たちの会話は 津波の悲惨な町の
ボランデアの話題でした。
東京・横浜は他国の出来事のように いつもの活気のある町に
複雑な気持ちで被災者の自分は眺めた。
見舞い品を送ってくれた人には 北は北海道 南は 沖縄から
30人あまりに 地元紙 河北新報社発行の津波地震の1週間のグラビア雑誌を発送。
大都会の一流紙ではみれない事細かな記事と写真にあらためて
訪問先で 僕と共に
雑誌を広げ お互い涙を流す。
3月11日は勿論停電
その後 10日間はろうそくの生活
やっと電気がつき ここで初めて 津波の画面を目にする 驚きである。
地元ではテレビも見れず 全国より後回しに 津波の恐ろしさを画面で知る。
しかし、2ヶ月半たった今も やっぱり原発、集団避難の多いニュースの中で
地滑りで おどおど生活している我が町内会 150世帯は
傾いた家や 家が中心より中心に持ち上がる家
庭から縁の下に大きな亀裂
隣の家でやっと支えられている家
青ビニールシートだらけの町内
家の中なもっとひどい
わが家は 壁が余震の度に崩れ落ち ちりが舞う
毎日少しずつ 傾く 地滑りするわが家
アルミの窓が閉まらなくなってくる
未だ、ガスもデズ 炊事や風呂に我慢を強居られている。
落ち着かず、がれきや整理もママならず
ただただぼんやり 一点を見つめるやる気のない状態
疲れが出たのだろの他人の言葉もむなしく
檻の中の獣のごとく 家の周りをぐるぐる回るか ぼっけっとしている生活に
都会の平和な人混みに 目を見張り ため息のみが出る。
気がつけば朝から腹に何も入れていない空腹に 目についたカレー店へ
隣の席には 30代前半の仕事帰りのお嬢さん
携帯の写真を見せ合いながら まじめに深刻に話しに夢中。
聞き耳を立てるわけではないが
隣の席のことゆえ
耳に入る
聞こえてくる。
その会話に カレーの味も感じなく そそくさと店を出る用意。
メモ用紙に 走り書き
「有り難う ありがとう
爺さんも被災地から上京
一番の楽しみは 観光ではなく
親戚のお風呂に1週間ぶりに入れてもらうことと
明るい話題を頂戴に。
未だ 町内会はニュースにもならない地滑り地帯からきました。
宮城に来て汗を流してくれたのですね。
感謝します。」
とかいてお二人のテーブルに置いて帰ってきた。
彼女たちの会話は 津波の悲惨な町の
ボランデアの話題でした。