

話したくなければ、他人に話さなくてもいい。
それが身内でも。
あまりにつらいなら、逃げることも、ふたをすることも時には必要だけど
「つらいから今は向き合えない」自分を認めてあげようよ。
明るく頑張っている自分を褒めちゃいけないよ。
って、この母親に言いたい。
言いたいけど、一筋縄ではいかないでしょうねこのお母さん。
ネットでこの作品を検索したら「家族は崩壊していく」なんてのもあったけれど、
ラストで希望は見えた!と、私はとった。
家を出た母親を、息子がきっと大きく包み込む存在になっていくと。
いい映画でした。
「グッドウイルハンティング」を思い出したけれど、
こっちの方が断然好き。
ロバート・レッドフォード監督の1980年の作品。
アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の4部門を獲得しました。