まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

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2002年12月09日 21時23分00秒 | 日々雑感
身体の不自由な人を助ける「介助犬」っているじゃない?

ウチの場合は母とわたしに介護されている、別の意味での介助犬・・・

さて、雪に気付いたのは朝の4時くらいだった。

介助犬が助けを求めて鳴いたので飛び起きるとあっと驚く雪景色。

犬は、柱にヒモが絡まって身動き取れなくなっている。

首輪を外して助けてからブルルと震えてまた寝る。

また鳴き声がするので行ってみると角で転回出来なくなったらしい。

年を取った犬って方向転換出来なくなるんですよ。

よっこいしょ、と向きを変えて小屋に入れる。

それが5時。

次に鳴かれたのはもう起きる時間だった。

わたしは睡眠時間が短いのが割と平気で寝起きがいい方だ。

様子を見に行くとまた角にいる。

やれやれ。

しかし犬のおかげで普段より少し早く起きたのでゆっくり朝食を取り、弁当が作れた。

バスは雪でも台風でも大抵走っているのでバス停で待つもののなかなか来ない。

その時間に見たことのない回送バスがやってきた。

一体どれだけ遅れてるんだろう?・・・と、そのバスがなぜか停まった。

運転手さんが「乗っていいよ」

は~?だってXX町までですよ。

「乗せてくよ」

はてな顔のまま乗り込むとすでに若いお姉ちゃんが乗っている。

思わず顔を見合わせて笑う。

「バスね、動いてるけど時間はあてにならないよ」

どこでも好きなところで降ろしてくれるという。

お姉ちゃんも停留所と関係ない場所で降りていった。

わたしの店はバス停から少し歩くのだが今日はやたら近くに停めてもらった。

玄関横付け、まさにVIP!なんだか嬉しい大雪だった。