みなさんこんにちは。
2月29日(木)に十和田市民交流プラザ「トワーレ」にて行われた
『令和5年度 青森県内水面研究所研修会』に参加させていただきました。
まず初めに、青森県内水面研究所 所長 吉田 達 様のご挨拶
続きまして
「いつも魚に出会える川づくり~渓流魚の漁場管理~」について
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所
沿岸生態システム部 内水面グループ 主任研究員 宮本 幸太 様による
講演をお聴きしました。
川の上流域にキャッチアンドリリース区間を設置することで
魚・産卵数が増えるだけでなく、増えた魚が下流域に供給され
漁場全体で魚が増えることが期待できることや、
魚が増えたことが釣り人たちの口コミで広がり
キャッチアンドリリース区間にもかかわらず
釣り券や飲食店の売り上げを維持または増加することができたことを知りました。
続きまして
青森県内水面研究所による研究報告を2つお聴きしました。
〇青い森紅サーモンの生産力強化に向けた取り組み
養殖技術部 主任研究員 鈴木 亮 様
紅サーモンの養殖の際に起こる問題を
様々なシステムや実験により改善をしながら進めていることを知りました。
〇ヤマトシジミ大型種苗生産技術の開発
~天然水域での中間育成で大型種苗をつくる~
調査研究部 研究員 遠藤 赳寛 様
人の手を加えることで、自然に頼るだけでなく
安定的にシジミの大型種苗をつくる方法を知りました。
最後に、閉会の挨拶にて研修会が終了しました。
今回の研修会で、内水面に係る問題や取り組みを教えていただき
より、理解を深める事ができました。
講演頂いた皆様はじめ、お声がけいただきました青森県内水面研究所の皆様
この度は誠にありがとうございました。
byマリエント