mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

11月22日(日)のつぶやき その2

2015-11-23 04:20:35 | 〈Twitter〉

年ふれど心の春はよそながらながめなれぬるあけぼのの空/定家


夏の日の菅の根よりも長きをぞ衣ぬぎかへ暮しわびぬる /好忠


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


あしびきの山のはごとにさく花の匂ひに霞む春のあけぼの/定家


ながむれば衣手かすむひさかたの月のみやこの春のよの空/実朝


夕顔は端居の膳に見さだめて月より白し満ちひらきつつ /白秋


ふみしだく安積の沼の夏草にかつみだれそふ信夫もぢずり /定家


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


苫びさし煙は絶えてほどすぎぬ雲となみとのさみだれのそら /定家


諸人の千年のぶてふみそぎ川ながすあさぢのすゑもはるかに /定家


逝く春の朝靄こむる最上川岸べの道を少し歩めり/茂吉


水のおもにおひてみだるるうきくさはなみのうへにやたねをまきけん /躬恒


風起る隅田の川の上げ汐に夕波かづき泳ぐ子らはも /子規


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


あぢさゑのしたばにすだく蛍をばよひらのかずのそふかとぞ見る/定家


ほろびゆくこの初夏のあはれさのしばしはとまれ崎の港に /牧水


日ざかりは短艇動かず水ゆかず潟はつぶつぶ空は燦燦 /白秋


散ると見ればまた咲く花のにほひにも遅れ先立つためしありけり/西行


逢坂の関には人もなかりけり岩間の水のもるにまかせて /祝部成仲


御祓して河辺すずしき浪の上にやがて秋たつ心地こそすれ /式子内親王


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


蚊帳のなかに放ちし蛍夕さればおのれ光りて飛びそめにけり /茂吉


初夏やブロンドの髪くろき髪ざれごとを云ふ石のきざはし/晶子


夏衣龍田川原の柳かげすずみに来つつ馴らすころかな /好忠



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