~認知症の診断を受けるまでの話~
母はまだ薬はあるがずなのに「薬がなくなった」といって、
病院に行くことがあった。
それが度々続いたために、お医者さんから「次回の診察日は○月○日です」
と、書いた紙を渡されるようになった。
それはつまり、その日までは血圧の薬はあるということ。
次回の診察日もきちんと伝えているのに、それでも「薬がなくなった。」と言って診察日より早く病院に行く。
かかりつけのお医者さんは、母にその話をして、
「ちょっと心配なもの忘れの兆候があるから、脳の検査を受けてみられたほうがいいですよ。」
と、勧めてくれた。
姉も私も同席して聞いていた。
母は検査を受けることを嫌がらず、受けてみると返答していた。
家に帰って来てから、姉と私は病院を探し始めた。
姉も検査に付き添いたいというので、都合のつく病院がないか探した。
もの忘れ外来がある病院をピックアップして電話で問い合わせてみると、
専門医が診察するのは週に1回だけだったり、先に病院まで行って予約を取る必要があるとこだったりした。
病院によっては半年先まで予約でいっぱいのところもある。
規模は小さいが、もの忘れ外来があるところを見つけて電話をかけてみたら、
2週間後なら予約が取れるとのこと。
姉の予定も大丈夫とのことで、そのもの忘れ外来に診察予約をした。
予約ができてホッとしたけど、姉も私もドッと疲れてしまった。
脳の検査を受けることを自らも同意したことを、
母は覚えているだろうか。
母はまだ薬はあるがずなのに「薬がなくなった」といって、
病院に行くことがあった。
それが度々続いたために、お医者さんから「次回の診察日は○月○日です」
と、書いた紙を渡されるようになった。
それはつまり、その日までは血圧の薬はあるということ。
次回の診察日もきちんと伝えているのに、それでも「薬がなくなった。」と言って診察日より早く病院に行く。
かかりつけのお医者さんは、母にその話をして、
「ちょっと心配なもの忘れの兆候があるから、脳の検査を受けてみられたほうがいいですよ。」
と、勧めてくれた。
姉も私も同席して聞いていた。
母は検査を受けることを嫌がらず、受けてみると返答していた。
家に帰って来てから、姉と私は病院を探し始めた。
姉も検査に付き添いたいというので、都合のつく病院がないか探した。
もの忘れ外来がある病院をピックアップして電話で問い合わせてみると、
専門医が診察するのは週に1回だけだったり、先に病院まで行って予約を取る必要があるとこだったりした。
病院によっては半年先まで予約でいっぱいのところもある。
規模は小さいが、もの忘れ外来があるところを見つけて電話をかけてみたら、
2週間後なら予約が取れるとのこと。
姉の予定も大丈夫とのことで、そのもの忘れ外来に診察予約をした。
予約ができてホッとしたけど、姉も私もドッと疲れてしまった。
脳の検査を受けることを自らも同意したことを、
母は覚えているだろうか。