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酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

足のはやいもん、、、

2018-09-23 | 2018年
午前中、母と買い物に行った。

母「どこのスーパーに行く?近いところがいい。」

私「今日は近いスーパーはお休みだわ。◆◆スーパーに行こか?暑いけど大丈夫。」

母「ゆっくり歩いたら大丈夫や。」

母、お気に入りの◆◆スーパーまで歩くのも辛くなってきているみたい。

私の本音

「買い物なら私一人でも行けるから、母は留守番をして歩きたいなら家の周辺を歩いていればいいんじゃないか。」

と、思うけど、そうはいかないらしい、、

母、リュックを背負っていき、食材の重いものは全て自分が背負おうとする。

四捨五入したら90歳だよ、母。。

そんなに頑張らなくてもいいやろと思う。

そんなに娘には任せられないかのかと思う。

母、娘の作るもんに不満なら宅配弁当という手段もあるぞ
母、見てて痛々しい、、、


母、スーパーでぶりと厚揚げと大根を買った。

ぶり大根と厚揚げの煮たん、母が考えた献立。

おそらくこれで2日分の夕食のおかずはできたという考え。

家に帰り、昼食。

昼食は、昨日私が買ってきた焼き豚ともやしを使ってラーメンを作った。

母、「ラーメンは久しぶりやな。」と機嫌よく食べていたけど完食できずに残した。

残した分は、もったいないから夕食の汁物に使おうと二人で決めた。


昼食後、厚揚げもぶりも足がはやいからと調理し始めた。

ぶり煮て、厚揚げ炊いてるけど大根は?

あらっ、ぶり大根にしなかったのね。疲れちまったのね、多分、、


「足のはやいもんから食べなあかん。」が口癖の母。

ぶりの煮たん、厚揚げの炊いたん、昼の残りのラーメンを並べて、どれが古いものか聞いてくる。

「ラーメンを先に食べたほうがいいんじゃない。」と言うと怪訝な顔をしている。

もう一度、大きな声で「ラーメンを先に食べよう。」と言うと、母「これはラーメンじゃない。」と言う。

母、一口、二口味見をしながら「ラーメンじゃない。あれや。あれやん。」

私「あれって何?」

母「あれ・・・・」

ラーメンも醤油で煮込まれていたけど、母は何だと思ってるのか、、、

ー私、それ、食べたくないー


母の記憶を呼び戻すなんて不可能なことだけど、言ってみた。

私「今日、買い物行ったよね。ぶりと厚揚げ買ったよね。」

母「今日はどこにも行ってないで。」


いつも大量に食材を買うのは私。母、それを足の早いもんから調理しているそうな、、

今晩の夕食、ラーメンの醤油煮、厚揚げ


今、私、晩酌中・・・・







雑記、ぶつらぶつら

2018-09-20 | 2018年
母は激怒するときまって「★子(長女)を呼べー。」「★子(長女)に電話せー。」と言う。

私は母の言うとおりに★子(長女)に電話をかける。

母が激怒すると、その終息は難しい。

気をそらすために「お茶でもどうですか。」だとか違う話をするといいとか対応策としてあるようだけど、私の母には通用しない。

そんなことをしたら火に油を注ぐようなもので、より逆上してしまうだけ、、

「★子(長女)に電話しろー。」って喚いたらそのとおりにするだけ。

運よく電話に出てくれて話ができると、少し落ち着く。

姉(★子)からは滅多に電話してこない。

母の耳が遠くなってきて、電話口で近所に聞こえるんじゃないかと思うほどの大声を出さないといけないのが嫌というのだ。

電話をかけた時、まだ出てくれるだけマシだと思えばいいのか、、

離婚をし、そのままその土地で住み続けている姉(★子)

娘がいるから、その土地から離れられないのだろう。

姉(★子)の娘、シングルマザー。子ども、まだ小さい。

姉(★子)、孫の保育園のお迎えがあるとか、仕事は非正規で不安定な身分。

介護休暇などあるはずもなく、、

母の妄想で疲れちまった私を休ませてって言ったら、自分だって心身ともにギリギリなのにって思うんだろうな。

何度かSOSを出した。「母がこっちに来たら、母の笑顔がなくなるよ。」と姉(★子)

私と暮らしていても、妄想が膨らみ激怒し、気の休まるときのない生活を母は送っているけどな。


姉にメールした。

寒くなる前に、一晩でいいから母の気配を感じないで済む日が欲しい。

交通費と仕事を休む分の穴埋めはするから、と。

姉から返信「わかった。」




母が来いって言ったら来るだろうけど、妹は「来てください。お礼します。」って言わなくちゃ「いいよ。」っていう返事もらえない。


メールのやり取りで、また疲れちまった。

遊びに行く元気無ーーーーーーーーーーし(*´Д`)









無題

2018-09-17 | 2018年
新しい認知症の薬「メマリー」が追加されたことで、母が激怒した日。

もう私はクタクタだった。

母の妄想に振り回され続けてたから。

謂れのないない怒りをぶつけられ、罵られ、終わりのない悪口雑言を聞き続けてきた。

早朝から母が「誰が家に入ってるんや。」「おかしい、おかしい。」と言いながら洋服タンスや下駄箱を乱暴に閉める音、母の足音。

そんな音が耳に入ってくるたび胸がキューっと締め付けられる。

だんだん母の顔を見るのも嫌になっていた。

朝も夜も、一晩中、母の気配のしないところで過ごしたい、そう思った。

旅行をしたいとか温泉に入りたいとかじゃなく、ただただ母の姿を見ることなく、声を聞かなくていい日が、夜が、欲しかったから。

でも、夜、母を一人きりにしておくのは不安だった。

だから、姉に来てもらえないかとお願いしたら、しばらく考えさせてほしいとのこと。

そして、姉からメールで返事がきた。

○○(私のこと)、お姉ちゃんの今の思いをどういう風に伝えたら良いか分からへんけど、今から書くこと誤解せんと読んで下さい。

認知症のお母ちゃんと暮らすのは本当に大変やと思っています。

自分一人が大変な思いをしていると思うのも良く分かります。

○○(私のこと)はお姉ちゃんが気楽に生活していると思ってませんか?

お姉ちゃんも心身ともに大変です。

○○(私のこと)と違って、お姉ちゃんは一人で生活を賄わないといけません。

娘や孫のこともあります。

そして、お母ちゃんのこと。

今、考えないといけないことがありすぎて、どうしたら良いのか毎日考えてしんどい。

もうちょっとだけ時間ください。

そして、息抜きする日はできれば日曜にしてください。

9月13日の続き、だらだらと書きなぐってます

2018-09-15 | 2018年
母が言う、ポンと置いた場所には通帳がなかった。

その周辺を探し回ったけど通帳は出てこない。

母に引き出しの中を見てと声かけするが、無いという返事。

念のため、もう一度その引き出しを見ると奥の方に通帳が、

あったー


母、白い袋に入れてたって言ってたけど違うやん、、、(# ゚Д゚)

昼食後、脳神経内科に向かう。

母、ハンカチがない、リュック背負ってないとかブツブツ言ってたけどバスの時間が迫ってたから急がせた。

バスが来るから~


母、急かされてちょっと不機嫌。でもバス停で友だち見つけて喋りまくってご機嫌さんになった。

脳神経内科に着いて、まずトイレ、、

トイレ、だだっ広くて、便器と扉の間にカーテンの仕切りがあるから二人で入れる。

母の排せつ中、私はカーテンの陰に隠れて見ないようにしてたのに、母はしっかり私の排せつ中を見ていた、ヤダわ😠


診察室にて・・・

先生との話の中で、メマリーが新たに処方された。

母「悪くなっているということですか?」

先生「悪くなってるというよりちょっと進んでいるから。」

メマリーは飲み薬、母は薬が嫌いだから、母に聞いた「飲めるの?」と。

母「飲む。」という外面よしよしな答え、、大丈夫かな

薬局で処方された薬を待つ。

名前を呼ばれて受け取り窓口に行くと、担当の人が薬を確認しながら説明してくれた。

メマリーの服用の仕方を説明されていたら、母が担当の人に「薬が増えてるんですか。」と。

母、診察室で飲むっていったことを忘れていた。


夕食後、忘れているだろうけどメマリーを出してみた。

私「母、今日お薬もらって来たやろ。飲もう。」

母「なんの薬や。」

私「認知症のお薬。悪くならないためのお薬。母、飲むって先生に言ってたやろ。」

母、激怒。

脳神経内科に行ったことも忘れているから、私が余計なことをして薬をもらってきたと言う。

母「もう○○(私のこと)とは一緒に暮らされへんわ。」

母「なんでこんなことするんや。一緒に暮らしたくなかったら○○(私のこと)は家を出て行ってもいいねんで。」

母「アパートにでも住んだらいいんや。」住むとこ指定ですか、、

私「アパートはイヤ。老後も暮らせる家がいいから、家を探す間待ってな。」

母「喧嘩別れみたいなのはイヤやで。」

私「部屋、見つけたらちゃんと報告するわ。」

母の就寝前、リバスタッチの貼り替えをしようと母の部屋に行った。

拒否するかと思ったら大人しく貼らせてくれた。

本日、終了


9月13日、脳神経内科診察日①

2018-09-13 | 2018年
本日、脳神経内科診察日。

朝8時、母、前日に入浴しなかったからお風呂に入ると言う。

このところ入浴回数は多いが、それに比例して通帳がないと言いだすことが度々あった。

だから、朝風呂に入ると言いだした時、「やめてくれよ~。」って思った。

風呂から上がって、通帳がないなんて言われたらゾッとするわい。

今日は認知症の診察日なのに、通帳探しで行けなくなるなんてヤダよ、出かける前にどっと疲れるなんてヤダよ。

風呂なんか入らなくていいー

と、心の中で叫ぶが、母は臭い体では病院には行けないと言う。

何故か、母は臭くなくて、先生の前でハキハキ喋ったら病院に行かなくても済むと思っていた。

だから、入浴しなくちゃになっちゃった、、、

で、案の定、入浴後「通帳がない。」

母、脱衣時にポンと置いたと言うが、どこにポンと置いたんだ。

もの盗られ妄想炸裂したら、もう心身ともに破壊されそう、、、なのに( ;∀;)

母が見つけ出すようにしなくちゃと、なるべく動き回らないでおこうと思ったけど、
母、積極的に探そうとはしない。

そうだよね、、

「通帳がない。」って言った瞬間で、犯人は○○(私のこと)だになってるもんね。


台風、その後

2018-09-08 | 2018年
我が家のベランダには固定式の避難はしごが設置されている。

避難が必要な事態がおきたときは、ベランダと避難はしごの間にある間仕切りを蹴破り脱出する。

それが先日の台風で、間仕切りの半分が吹き飛んで跡形もなくなってしまった。

台風当日の夕方、まだ風は強かったけれどベランダに出ることができた。

その時は、母は間仕切りが吹き飛んだのを見て驚いていた。

だが、翌日には台風がきたことを忘れていた。

なので、間仕切りがなくなった原因に思い当たらない。

母「なんでガラスが割れたんや

間仕切りはガラスではないが、母の頭の中ではガラスになっていた。

私「昨日、台風がきたやろ。それで吹き飛んでん。」

母「・・???・・・・」

私「昨日、風がもの凄く強かったやろ。」

母「・・・???・・・」

母「台風が来るんか。」

~台風はもう来てん、母よ~

台風のせいで間仕切りが拭き取んだということを、母の頭にインプットできない、、、

そして、母は間仕切りが壊れたのは上の階の人の仕業だと言い出した。

母「嫌がらせやで。こんなことして。」

私「上の人は関係ないよ。」

私「上の人が壊したんじゃないよ。」

何度も上の人が壊したと言うので、何度も上の人が壊したんじゃないよと話をするけど、母の頭にはインプットされない、、、

母「どんな人が住んでんねん。○○(私のこと)、知ってるか?」

私「よく知らんけど、女の人やで。」

母「女の人か。一人で住んでるんか。」

私「そんなことは知らん。」

母「挨拶にも来ないねんな。」

私「なんで挨拶に来るの。」

母「普通は来るやろ。迷惑かけてすみませんて言うて。」

私「迷惑て?」

母「壊したんやから。」

私「台風が壊したんやから、挨拶には来ないやろ。」

母「直しにくるんか。」

私「電話したけど、台風の被害が多いからいつになるかわからへん。」

母「早よ、来て欲しいなあ。」




母、壊れた間仕切りを隠すように簾を移動させたりと忙しい。


台風②

2018-09-05 | 2018年
昨日は凄まじい風が吹き付けて、ベランダのガラスが割れるんじゃないかと怖ろしかった。

雨も強くて、ベランダのガラスの隙間から雨が侵入、あわや室内にまで水が入ってきそうな勢いだった。

窓のサッシに新聞紙を敷き詰めて土のうのようにしたけど、新聞紙はあっという間にズブズブ状態。

母はベランダに飛んできたビニール袋が気になって取りに出ようとする。

私「危ないからやめて。」

母「なんや。ベランダで水が詰まってもいいんか。」

ベランダに襲い掛かる雨の量と強さは半端なく、ベランダはすでに池のようになっている。

ビニール袋が詰まったら行き場を失った雨水が家の方に向かって来るのは分かる。

でも、ベランダに出るのは危険。

どこかに飛んでいってくれたらいいのに、どこにも飛んでいかない。

母、ビニール袋が気になって今にもベランダに出そうな雰囲気。

高齢の母をベランダに出すわけにもいかず、仕方がないから私が取ることにしたけど風が強くて開かない。

母と二人がかりでガラス窓を開けて、はいつくばってビニール袋を取った。

閉めるのにも一苦労、母と二人がかりでやっと閉めた。

母、恐怖で震えが止まらないと言う。そりゃそうだ、私も怖いわ、、

テレビで台風のニュースを観ていたら、急に画面が消えた。

まさか停電か? 扇風機も消えてる、他の電化製品も消えてる。

マジ停電だったけど、短い時間だったから助かった。


大暴れした台風が過ぎ去って、今日は残暑厳しい晴天。

母、台風来襲の件忘れていた。

恐るべし、認知症、、、、、、、


台風①

2018-09-05 | 2018年
台風を知らせるニュースを観たが、台風の接近は4日の朝9時ごろと報道されていたからベランダの物干し竿、簾の取り外しはその前でいいかと思っていた。

しかし、気がつけば物干し竿は下ろされ、簾は丸めてベランダの隅っこに片付けられていた。

台風接近のニュースを観た母がいつのまにか取り外していたのだ。


母は簾の位置をよく変える。

2段の脚立に乗って作業する姿は、とても後期高齢者で認知症を患っている人なんて思えないほどだ。

物干し竿を下ろし、簾を外す、この作業を一日に何度も繰り返していることがある。

母には朝飯前の作業、、、


だが、4日朝、台風対策でおろしたはずの物干し竿と簾が定位置に戻っていた。

え~、母、物干し竿おろしてたよね、、簾も外してたよね、、

どういうこと、、、、、、、、、、


母に台風が来るよと言うと、「今、ニュースを観て怖いなあて思てたとこ。」という返事。

それから、物干し竿と簾の取り外しにかかり始めた。


(*´Д`)


ようやく、、、

2018-09-02 | 2018年
きのう、天気は雨。

母「銀行に行く。駅前にできたやろ。」

母「はじめてやな、行くの。ついてきて。」

母「駅前、長いこと行ってないから変わってるやろな。」

朝から、銀行に行く、銀行に行くと母が言う。

母が行くといっている銀行は駅前にあるATMのことだ。

そこは、昨日今日できたATMじゃないし、もう何度も一緒に行っているとこなんだけどなあ、、

ひと月ほど前にも行った、たいして変わってないと思うけど、、

母の頭に浮かんでいる駅前ってどこなん?

そんな想いは吹き飛ばして駅前にむかって歩いていると、急に「×××・・」と暗証番号を言いだしたので慌てて止めた。

カバンから預金通帳を取りだして残高まで口に出して言おうとするから、こっとはヒヤヒヤしてしまう。

幸い、ATMは空いていて出金はスムーズに終了。

母、ATMの使い方を覚えるとか言ってたけど覚えれたのか、、


駅前からスーパーへと向かう。

途中で出金した金額を忘れてしまい、道端でカバンから出金したばかりのお金を出して数えようとする母。

大急ぎで人目につきにくい場所まで母を引っ張っていき、そこでお札の枚数を数えてもらった。

なんか私、怪しい人みたいじゃないか、、

母「通帳はカバンに入れたな。」

私「母、入れてたよ。」

母「キャッシュカードもカバンに入れたな。」

私「母、入れてたよ。」

通帳とキャッシュカードの確認も終わり、スーパーまで歩く。


昼御飯用にすぐ食べるものを買おうということになったが、あれもイヤ、これもイヤで結局なにも買えず。

厚揚げ、こんにゃく、ちくわといった好物のおでん種になるものを買っただけ。

激しく降る雨の中、背中や足元をびしょびしょにしてようやく帰りついた。

それから、昼御飯の用意をしていると、

母「すぐに食べれるもんを買ってきたらよかったのに。」だって。

~母が嫌がったんでしょうが~


昼食後、うつらうつらしていた母が目を覚まし喋りだした。

母「○○(私のこと)、かわいそうになあ。」

母「下に行かれへんようになったんか。」

母「なんでそんなことするんやろなあ。」

母の頭の中では、どんなことが起きているんだろうか・・・